2005 Summer Vacation Report in Canada



旅行計画

1、時期
 今年の夏休みは、ボスが日本に帰国するということで、その日程とうまく重ならないようにということと、実験の少ない時期ということで調整してみると、7月上旬しかないことがわかった。独立記念日の休暇とだぶってしまうので、あまり好まなかったのあるが、またその分休めばいいやと思い、7/1-17の17日間の計画となった。
2、交通手段 アメリカ大地をひたすらドライブするのは、魅力的で、アメリカらしい旅行スタイルなのであるが、昨年のWinter Vacationで痛い目にあってしまい、十分な旅行をすることが出来なかった。また、片道1,300mile以内ならばともかく、2,000mileを超えるドライブは、精神的にも肉体的にもしんどいものである。そこで今年は思い切って飛行機でアプローチすることとした。
3、場所  どうしても私は『山屋』なので、山岳地帯を好んでしまう。カナダ・バンフ周辺は、渡米する前から本を購入していたこともあり、どうしても行っておきたいところであった。学生時代、アルプスで氷河を歩き通した思い出があるのだが、昨年再び氷河に接することがあった。しかし驚いたことに、地球温暖化の影響で、もの凄い勢いで氷河が後退しているのを目の当たりにした。我々の生きている間に氷河が消滅してしまうことは無いであろうが、是非Yにも氷河に接して欲しかったのもあって、すんなりバンフ周辺に決定した。(逆にこの時期のGrand Circle周辺は、暑すぎることもあるのだが。)
4、宿泊 Banff周辺は、日本からも多くの観光客が訪れるメジャーなスポットである。そのため、ホテルなどの値段はべらぼうに高い。キャンピングカーも考慮したが、値段と山岳地帯での足回りの悪さを考えて断念、行き当たりばったりのキャンピング生活とする。
5、温泉 日本を離れて3年、今やすっかり温泉が恋しくなってしまっている我々だが、バンフ周辺には幾つかの温泉が点在している。うまくこれらを組み合わせることとする。

6、トレッキング 周辺には、多くの魅力的なハイキングコースがある。ある程度、日程分以上の1日または2日プランをリストアップしておき、あとは天候、キャンプ場の雰囲気などで臨機応変に対応することとした。
7、荷物 国際線の荷物制限は32kgであるが、カナダはアメリカ国内線と同様に23kgまでしか荷物を預けることは出来ない。23kg x 6個 = 138kg + 機内持ち込み x 3が無料で荷物を運べる上限となるのだが、出発の何日も前からEXCEL fileで重さ・物品をチェックして梱包する。今回はキャンプ生活であるのだが、大自然を遊びつくすために、(1)カヤック、(2)Yの自転車、(3)バックパッキング用キャンピングセット、も持参しての民族大移動とする。

 
日程
行程
1
7/1(Fri)
Cleveland→Calgary
2
7/2(Sat)
Calgary→Two Jack Lake
3
7/3(Sun)
Cory Pass (2350m)
4
7/4(Mon)
Mt.Rundle (2949m)
5
7/5(Tue)
Healy Pass (2330m)
6
7/6(Wed)
Two Jack Lake→Fairmont Hot Springs
7
7/7(Thu)
Kindersley Summit (2460m)
8
7/8(Fri)
Fairmont→Lake Louise
9
7/9(Sat)
Plain of the Six Glaciers (2268m)
10
7/10(Sun)
Helen Lake (2500m)
11
7/11(Mon)
Lake Louise→Jasper
12
7/12(Tue)
Angel Glacier, Maligne Lake
13
7/13(Wed)
Jasper→Lake Louise
14
7/14(Thu)
Lake O'Hara
15
7/15(Fri)
Fairview Mountain (2744m), Iceline Trail
16
7/16(Sat)
Lake Louise→Radium Hot Springs
17
7/17(Sun)
Radium Hot Springs→Cleveland


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