2005 Summer Vacation Report in Canada



  6日目 7/6(Wed) Two Jack Lake→Fairmont Hot Springs
 今日はBanffを移動する日だ。4泊したキャンプ場であったが、いい場所であった。テントを撤収して再び荷物を満載する。Yは荷物に押しつぶされそうだ。
 今日もエルクが我々を見送ってくれた。Two Jack付近はよく出没するエリアではないだろうか。
 Banffを離れる前に、もう一つの温泉施設を訪ねることにする。Upper Hot Springの反対側の斜面にあるCave & Basinだ。まずは洞窟見学。ここには天井に小さな穴が開いており、湧き出る温泉をはしごを使って上り下りして使用したそうだ。
 現在は一般利用されていないのだが、National Parkとして古い写真なども展示されている。
 Basinには、底からぶくぶくと温泉が沸いていた。この周辺の温泉は、地下水が湧き出るというもので、日本にあるような火山と関連したものでは無いそうだ。(けれどわずかに硫黄臭はかぐことが出来る。)
 次に建物の外も見学。先程の穴や、湧き出る温泉を見学することが出来る。ちょっとした展望台にもなっており、景色は非常に良い。
 Cascade Gardenにも行ってみる。良く絵葉書にもなる、Banffを代表する風景の一つだ。
 最後にCanadian Pacific Railwayを訪ねる。今や自動車にとって変わったが、昔はこれによって開発がされていったのだ。今でも単線であるというのは驚くべきことであるが、頻繁に貨物列車が運行していた。アメリカにいる間に、是非一度大陸横断鉄道に乗車してみたいものだ。
 さて、本日の行き先であるが、当初はLake Louiseを考えていたのであるが、あいにく天気は下り坂であるようだ。疲労もたまってきたので、ここで急遽趣向を変えてリゾート休暇に変更することにする。93号線を西に向かい、BC州に入る。ここからは、Kootnay NPに入るのだが、Stanley Glacierも眺めることが出来る。
 魅力的なハイキングトレイルもあるのだが、雨も土砂降りになってきたので、そのまま車を走らせる。
 Radium Hot Springsからは95号線を南下し、目指すFairmontに到着する。この周辺の温泉は火山性のものではないそうだが、地中をあがってくる際に、鉱物などの湧出があるために、日本の温泉に似た香りを嗅ぐことが出来る。Bannf周辺には4つの温泉があるのだが、一番マイナーな、遠距離にある温泉である。ロッジもあるし、RVキャンプもあるというリゾート施設である。部屋は綺麗で、Patioはあるは、ワイングラスもあるわで、今朝までのキャンプ生活からは雲泥の差だ。

 ここには、宿泊者用のPoolやサウナもあれば、外来用の巨大なプールもある。まずはこの巨大なプールで疲れを癒す。プールは38℃くらいのもの、30℃くらいのもの、そして飛び込みようの30℃くらいにものの3つがある。世界最大のHot Springsは、ColoradoのGlenwoodだそうだが、ここはカナダ最大のものだそうだ。芝生では自前で持ち込んだ食事もすることが出来る。2つ目のプールでYもご機嫌さん、他の人の飛び込みをずっと眺めていた。

 夜はキャンプ用食事の余りがあるので、部屋でそのまま調理して食べることとする。リゾートに来ていて、やっぱりリゾートに浸りきれない我々であった。


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