2005 Summer Vacation Report in Canada



  4日目 7/4(Mon) Mt. Rundle (2949m)
 昨日の疲れも残っているということで、今日は別行動とする。パパはBanffを見下ろすMt.Rundle、ママとYはお買い物洗濯部隊とする。洗濯は、町の中心部にあるCascade Plazaですることが出来る。
 ゴルフ場まで送ってもらい、ランニング登山を開始する。5分程度沢沿いの道を走ると、左手の傾斜の緩い登山道に入る。しばらくはずっと緩やかな登りだ。快調に走っていき、2パーティーを抜き去る。しばらくで、スイッチバック(15回くらい折り返す)の道が続く。徐々に展望が開けてくる。
 前衛峰と本峰を分ける大きな沢を渡り、対岸の樹林の急傾斜帯を直上していく。更に1パーティーを抜き去る。傾斜はかなり急となってくる。

 ガレキ帯となってくるのだが、所々には高山植物が花を咲かせている。トレイルは、頂上へと続く尾根上を登るのだが、ガスってしまったら、下山は非常に危険なものとなるであろう。しっかりと下山路を覚えた上で、頂上へと駆け上がっていく。下山してきたパーティーに『ここから登り2時間、下り1時間半だよ』、と言われて半信半疑、見えているピークは偽ピークなのだろうかと思いながら歩を進める。尾根状はやがて一旦両側が切れ落ちた斜面となる。そして、頂上へと続く凹角へとなっていく。

 左手に第一ピークを見ながらガレキの山を駆け登っていく。左手はすっぱり切れ落ちた斜面でもあるので、背中にYがいたら、緊張する所であろう。足元が不安定なこともあり、結局先程の場所から1時間もかかってしまった。合計2時間半であった。

 頂上からは雄大な景色が広がるのだが、寒いのであまりゆっくりとも出来ない。少し下った風の少ない所で胃を満たして下山を開始する。下りはストックを駆使して雪渓を下るように滑り降りれば、楽勝だ。昨日の疲労がたまっており、ぶっ飛ばせないのだが、1時間半弱、合計3時間55分、標高差1579mの山旅でした。
 このコースは、初心者向きでは無いと思う。しかし、上からの展望、下からのかっこよさを考えると、Banff, Jasper筋の近辺でのおさえておきたいピークの一つであると思う。体力に自身があるならば、登っておきたいルートだ。

 町まで軽くジョグ、やはりYも重くなったこともあり、昨日の疲れが残っている。
 町の中は日本語が入り乱れており、一瞬で疲れてしまった。Yもお疲れ気味。
 キャンプ場の帰りには、エルクのメスを発見。おいしそうに草を食べていた。
 夕食後みんなで湖に出撃。
 Yはキャンプ場内を自転車でぐるぐる、パパはワインを片手に酔いどれ千鳥足。
 こんなカナダまで来ても、自転車に乗れる幸せをしっかりと感じ取ってくれるだろうか。(分解して普通荷物として運びました。)


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