2005 Summer Vacation Report in Canada



  9日目 7/9(Sat) Plain of the Six Glaciers (2268m)
 朝食兼お弁当を作った後、ハイキングに出撃することとする。

 まずはLake Louiseの駐車場へ。青空が広がるものの、頂上付近はあいにくガスがかかっていた。今日もたくさんの観光客であった。記念撮影だけして出発することとする。
  今日の行き先は氷河見物だ。Lake Louise沿いを少し歩いた後、Lake Agnesに向けて斜上していく。周辺の喧騒もましになってきて、いい感じだ。

 少し登っただけで、湖の色が乳白色であることに気づかされる。40分でMirror Lakeへ。Big Beehive(蜜蜂の巣)が頭上に覆いかぶさる。その左下の急登を右上していく。
 最後に階段を登ると、Lake Agnesだ。山上の楽園といった感じで、ここにあるTea Houseでお茶を頂くのもいいだろう。
 このコースは日本人にも人気があるのか、大勢の日本人を見た。多くは50過ぎのおばちゃん軍団であったが。コースは湖を反時計回りに回った後、峠へと向かって九十九折になる。
ここからかなりの高度を降りた後、氷河に向かって左岸を斜上していく。徐々に視界も開けてくるので、気持ちのいいコースだ。
 後退した氷河の跡であるエンドモレーン、サイドモレーンを横手に見ながら登っていけば、Tea Houseだ。ここでお弁当とする。近くでみるVictoria氷河であるが、写真等と比較しても確実にその体積を減少させている。

 最後にモレーン上を歩くようにして、Victoria氷河を正面に仰ぐ所まで登ってみる。氷河を抜けた風がひんやりとして心地いい。

 クレバスはあまり発達していないものの、上からセラックが崩壊してくると非常にうっとおしいであろう。Abott Passに建つ山小屋も見ることが出来る。
 学生時代にヨーロッパでグランドジョラスやドリュを目指して氷河帯を登っていたことを、思い出してしまった。難コースとはいわないが、また氷河歩きをしてみたいものだ。帰りには上部で降った雪によるスノーシャワーも見ることが出来た。
 登りは全部担いであげたので、下りは歩いてもらおうとするが、駕籠の心地よさを知っているので、あまりがんばって歩いてくれない。時々は担いであげながらLake Louiseを目指す。一般的にはホテル横から往復する人が多いのだが、外人は着の身着のままで登ってきてしまうそんなコースである。
 湖岸沿いの道もなんとかんばってもらってホテル横に到着。ご苦労様でした。
 帰りにCanadian Pacific Railwayの見学に行ってみる。旧駅舎はレストランになっていて、食堂車のようなものがおかれてあった。観光地価格なのかメインが$40近くするので、かなりの出費になろうが、ここで鉄道を眺めながら食事をするのもいいだろう。
 我々はテントサイトでカレー。そして食後の運動にサイクリング。
 キャンプ場内をお散歩。
 キャンプ場の隣にある線路に行って列車を待っていたが、なかなか来なかった。Yも天気が良くて機嫌がいいのか、『ばんざーい』を連発していた。
 21時からのレンジャープログラムに参加、今日は森林火災についてのテーマだった。
 22時になってもこの明るさ、夜が短いので一日のリズムが狂ってしまう。またまたふかふかポップコーンを作成して明日のお菓子にする。


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