Weekend 2004 February (3)



 2/20(Fri)-22(Sun) Lake Placid Ski

【プロローグ】昨年のスキー合宿の直後から、来シーズンのスキー合宿の予定は検討されていた。当初はKillingtonのリフト券が$1になる、3/12周辺を考慮していたが、CCF整形チームの学会シーズンと重なることが判明し、2月中の合宿が検討される。今年の合宿もKillingtonと考えていたのだが、Killingtonよりも更に標高差があり、冬季オリンピックが2回も開催されたLake Placidが急浮上。2004年スキー合宿は、Lake PlacidのWhiteface Ski Areaに決定した。

【メンバー】しかし、昨年の合宿にも参加し、当初から計画を練っていたM先生が実験の都合で離脱し、精鋭スキー部隊の結成が危ぶまれてしまった。そこで、スキー予備合宿と称して幅広くメンバーを募集するとともに、リゾートスキー部隊も結成することでメンバーを募集したところ、O,A先生,F先生,S先生の他に、Ok先生,Tomokazuくん,Soichiくんの参加が決定。最後にAr先生の参加することになり、総勢8人の合宿になることになった。

【役割分担】スノータイヤを履いているO号・A号を出撃させることにして、O隊長・A副隊長をヘッドに、Okリゾートリゾートスキー班長兼アルコール管理係、S会計係、F食料係、T記録係、S隊員、Ar隊員とした。

【目標】昨年の目標は『限界への挑戦』『安く』がメインであったが、今年はリゾート色を出したものとした。

 出撃の日は恒例のTGIFがあったので、合宿への勢いをつけるためにも、ビールを引っ掛けてから出撃する。合宿不参加のM先生は悔しそう。先生の分まで楽しんできますからね。ボスにも御挨拶をして、いざ出撃! 『遊びすぎだよ、、、』、と言ったかどうかは、定かでは無い。

 F食料係と買出しを行い、21:00過ぎに全員集合。また更にビールで勢いをつけて21:30に出発する。あいにくの雨の中をI-90を東進し、そしてI-87を北上する。I-87に入ってからは、みぞれから雪に変わるものの予定時間通りに現地に到着した。運転は600mileを結局3人で行った。

 今回は人数も多いので、精鋭スキー部隊とリゾートスキー部隊に別れてスキーを楽しむ。まずはゴンドラで上部へ。
 精鋭スキー部隊のF隊員、A副隊長、S隊員。『さあ、滑るで〜!』 (この時はまだ余裕であった。)
 しかし滑り出して分かったのだが、雪質は重く結構体力を消耗する。S隊員とははぐれてしまい、F隊員も倒れてしまう。しかし、休むのはリフトの上でしか許されない。
 雪質はいまいちなのだが、一応全コースを調査する必用があったので、片っ端から◆ルートを滑っていく。お昼前に偶然、リゾート部隊に合流。みんなで山頂を目指して記念撮影(クリックすると大きくなります)。みんなで◆ルートを滑ってお昼ご飯とする。ビール16本は瞬く間に消費されていった。
 昼一は滑っていない◆◆を滑ることにする。(Slideが閉鎖されていたので、唯一の◆◆であった。)林間コブコースであるが、傾斜も強いので、結構難しい。リゾートスキー部隊も、ここだけは抑えておく。
 1本1本のリフト・ゴンドラが長いので、結構体力を消耗する。16本滑って今日はおしまいと思いきや、ラストスパートをかけて、19本であがりとする。振り返るとゲレンデが空高く聳え立っていた。ちなみに最高点はまだ雲の中(クリックすると大きくなります)。
 ビールで息を吹き返した後、目指すお宿に向かう。Lake Placid市内の、Olympic Center隣のHoliday Innが今回のお宿だ。高台にあるので、Lakeを一望することが出来る。
 ビールの消費量が予想以上に多いので、ビールの買出し、宴会の下準備をした後、プール&ジャグジー&サウナで疲れを癒す。サウナの後のビールは最高であった。
 ホテルで宴会する場合、火災報知器はあらかじめ取り外す必要がある。米をふっくら炊き上げ、19:20鉄板焼きのスタート! 合宿には『わらじ肉』が一般的であるが(前回合宿参照)、今回はリゾートなので、高級肉で鉄板焼きをする(日本の皆様、羨ましいでしょ)。
 ホテルの部屋であるが、もともとは1King Bed Resortという部屋を2部屋おさえていたのであるが、1階と4階で非常に不便だということで、同じフロアにしてもらう。一つはただのKing Bedに変えてもらい、もう一つのKing Bed Resortの方で宴会を行う。この部屋には2部屋あって、片方には備え付けのベッド、もう片方には引き出し式のベッドと、ベッドになるソファがあるので、6人まで宿泊することが出来る。
 廊下にもやや焼肉の臭いが漏れるので、窓を全開にしてひたすら焼いていく。

Tips:Internetで予約する場合、この1King Bed Resortには、4人までしか宿泊することは出来ないことになっている。しかし、部屋は6人まで可能なので、6人一部屋合宿も可能である。
 21時過ぎ、どんどんと音がするので外を見ると、花火が打ちあがっていた。思わず、『た〜まや〜!』。この頃、S隊員は花火を見ることなく死亡。
 Ok先生持参の鹿児島芋焼酎、『天使の魅惑』で気分はふらふら。夜通しの運転に、ハードなスキーということで、どんどんと隊員が倒れていく。S隊員に続き、F隊員、Ar隊員、A隊員(この姿は去年のアルバムを見るようであった)、Soichi隊員、さらに11:00頃にはアルコール管理係であるOk隊員もコップを持ったまま殉職。夜宴は終了とする。
 6時前に起床。昨日の残りの焼肉をじゅうじゅう焼いて、お弁当を作っておく。もちろん朝からビールのOk隊員。朝食は、優雅にホテルの御朝食で済ませる。
 昨日から気温が下がり雪も降り続いたので、コンディションは最高! 新雪のパウダーを堪能する。『あれっ、F隊員寝てる?』 ややガスっていたので、最上部は難しかったが、雪質のよい中斜面は最高であった。試しにゲレンデトップからベースまでノンストップで滑ってみたら、昨日は11分かかったところが7分であった。
 リゾート部隊もパウダーに御満悦。12:20に終了とする。精鋭部隊は10本、合計29本であった。
 一路Clevelandを目指して運転を開始する。O号は、早速合宿恒例のワインカーとなる。美しい夕焼け・月を見ながら西進する。
 Rochesterを越えてMacで夕食。結局帰りも3人で運転を終えてClevelandに23:30に到着。皆様、ご苦労様でした。

スキー場Whiteface1,045mの高度差はあるので、リフト搭乗数は少なくても、結構体にこたえるであろう。私のスキー場訪問リストの中でも、この1,045mはトップに位置する。雪質は、やはり東部のスキー場ということで、多くの積雪は望めないが、雪さえ降ればややクラスト斜面は残るもののパウダーを満喫することが出来る。圧雪はしっかり行っているので、コブ好きにはやや物足りないゲレンデであろう。精鋭部隊だけであれば、ややコース数が少ないので、WhitefaceとHunterを組み合わせてもいいかもしれない。

宿泊】今回は、Internet予約でHoliday Innにしたが、現地でVacancyの看板を掲げた安モーテルを見かけた。Web siteを作って無いものも多いと思われるので、電話で予約するのもいいかもしれない。今回はジャグジー付きのホテルトしたが、疲労回復には非常に有効であった。今回は精鋭部隊・リゾート部隊ともアフタースキーには非常に満足できたお宿であった。強いて言えば、卓球台・ビリヤード台のある場所を検索するべきであったか、、、。

Lake Placid】 こんな田舎でよくぞOlympicが開かれたな、という感じのこじんまりとしたリゾート地である。しかし、花火が打ち上げられるあたり、なかなか人気のエリアであるに違いない。今回は、町の散策を出来る余裕は無かったが、家族も楽しめるゆっくり出来そうな所である。Olympicのあったスピードスケートリンクは、公共リンクにもなっている。


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