Weekend 2003 August (1)



 8/1(Fri)-3(Sun) Mammoth Cave NP
 5月にMammoth Caveに行った時に気になっていたのが、『Wild Cave Tour』であった。定員は14人、地底をWildにツアーするというものだが、他のツアーに物足りなさを感じていただけに、非常に興味が湧くものであった。ならば、『また合宿にしようか?』、ということで募集してみたところ、8人の精鋭が集まることとなった。ということで、『男の合宿第三弾!
 今回の隊員は、Y部長、O隊長、M会計部長、O燃料管理係、S隊員、T隊員、Y隊員、Y隊員計8人。午後8時に部長宅に集合。今回は運転手がたくさんいるので、集合した時点で乾杯が始める。今回のビールの調達は当初3ダースであったが、6ダースに上方修正、しかし、オハイオの州境を越える頃点検した所、既に2ダース近くが消費されていたため、買出しをして、計8ダースとなる。おいおい。
 夜中の3時頃、Mammoth Cave手前のサービスエリアに到着。仮眠する。当初は外で寝ていたが、Thunderstormが来て濡れるので、車で寝ることにする。
 現地7時前にカヌーレンタル屋に到着。今回の1日目の企画は、20マイルばか漕ぎカヌーツアー

 9時前にDennison Ferryを出発、、、あれ、もう誰か沈してる〜。

 5月に来た時は、水位が高くて入れなかった洞窟であるが、今回は奥まで入ることが出来る。
 今回のフォーメーションであるが、2艇のカヤック、3艇のカヌーで、交代交代で漕いでいく。
 のんびり漕いでいたつもりが、早速、Y部長、沈。濁っているので、躊躇していたのだが、気持ち良さそうだ。
 瀧ちゃんは自発的に沈、M部長も沈。今回、合宿初参加のトモカズには、落ちてもらうことになる。
 お昼ご飯は、いつものNew River風サンドイッチ。ビールも物凄い勢いで無くなっていく。
 なかなか落ちない吉田隊員は、隊長がカミカゼアタックで、撃沈する。
 流れの無い20マイルというのは、結構な距離で、落としあいしたり、落ちたりで遊びながら、退屈しないようにしながら、下っていく。
 最後はThunderstormの中を懸命に漕ぐ。本当に綺麗だった。そして、フェリーが見えてきて、Houchins Ferryに待望のゴール!
 予約しておいたVisitor Center近くのキャンプ場に、設営。ここは、1サイト8人までOKだ。順番にシャワーを浴びた跡、『わらじ肉』を焼いて、飲んで、騒いで、寝る。やはり、合宿漕ぎしたので、みんな爆睡であった。

 朝食、昼食を作った後、テントを撤収して、いよいよ合宿2日目のスタート。今日の企画がメインイベントの『Wild Cave Tour』だ。

 Registrationに行ってみると、結構さばを読まれていて、時間があるので、周辺を散策。Histolic Tourの入り口に行った後、Heritage Trailを歩き、Sunset Pointで記念撮影。 洞窟内の冷気のため、洞窟入り口周囲にはもやがたっていた。
 各自ヘルメット、ヘッドランプ、ニーパッドを装着して、いざ出撃。ガイドは2人いるのだが、前方に2人いて、我々CCJOCのメンツは16人のグループの後半8人となる。Carmichael Entranceから洞窟に入っていく。もちろん明かりなんか無い。初めは所々かがむ程度で、『なんや、こんなもんか』、となめていた。
 すると、急に、変なくぼみに向かって入っていく。『マジ〜、これ入れるの〜』。説明に胸囲106cm以内というのがあったが、なるほど、確かに大きい人ならばひっかかりそうな所を入っていく。

 Y、M、O、T、Y、S、Y、Oのフォーメーションで突き進んでいく。ますますルートは狭い所を通り、息がつまりそう。狭い洞窟には、いろいろな所に穴があるせいか、先行している人の激しい息遣い・うめき声がいろんな方向から聞こえてくる。マコトと顔を合わせて、『みんなあんな苦しそうな息してるけど、こんな所いかなあかんのか〜?』『でも行くしか道は無いで〜』、そう我々の後ろには暗闇が広がり誰もいない。道も全くわからないので、着いて行くしか、帰る方法は無いのだ。


 これぞ、洞窟探検! 地震で10cm断層が動いただけで、間違いなく圧死するであろう

 周囲が明るくなったと思ったら、トイレ・レストランのある、Snowball Roomに出る。昼食に作ったホットドッグは、ほぼ原型をとどめないまでになっていたが、とてもおいしかった。
 後半は、やや登攀するような所を進む。これで終わりかな?と思っていたら甘かった。

 『えっ、こんな所、通れるの?』ヘルメットがつかえて、下しか見えない所を這いずり回る。また、体をRollingしながら狭い所を突破。『まじ〜』
 そんなこんなで、やっとFrozen Niagaraに到着。『やった地上だ!』みんなで、感激の握手。ばっちくなったものだ。
 キャンピングカー用の注水所で体の洗濯。みんな綺麗になってClevelandを目指して帰る。
 車の中はBar状態。途中Arby'sで夕食とした後、予定通り、全てのアルコール燃料を消費してClevelandに帰着する。皆さん、ご苦労様でした。

  こんな企画は、一人では参加しにくいし、合宿ならではの楽しい企画であったと思う。参加してくれたみんなに感謝したいし、同じ釜の飯を食ったみんなのことは一生忘れないと思う。

参加人数:Y部長、O隊長、M会計部長、O燃料管理係、S隊員、T隊員、Y隊員、Y隊員=8人

関連サイト
National Park Service......
Cave Tourの予約およびキャンプ場の予約は、全てインターネットですることが出来る。
Green River Canoeing......今回 お世話になったカヌーレンタル屋。こちらの方が安くしてくれた。


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