Weekend 2010 July(1)



 7/25(Sun) Ashtabula

  うちのストリートが閉鎖されているので、どうしたことかと外に飛び出してみると、二軒隣の大木が倒れ掛かっているのであった。高さは4階建のビル並みとなっている。きこり(?)がやってきて、伐採にとりかかるのであった。
 さて、近所に世界最長のカバーブリッジがあるということで、カバーブリッジマニアの私としては行かないわけにはいかない。I-90を東進し、Ashtabulaを目指す。

 ここAshtabulaは、秋にCovered Bridge Festivalがあることでも知られており、16箇所の橋があった。そして、17箇所目の橋として、2008年8月26日に開通したのが、このSmolen-Gulf Bridgeである。

 それまでの全米最長のCovered Bridgeは、New HampshireとVermontの間にかかるCornish-Windsor (137m、ここ)であったが、この橋はそれを上回る187mである。橋脚は鉄筋だが、他は木で出来ている。何と総工費は$7.8 million、こんな田舎の辺鄙な所に、7億円の大工事だ。地域興しの匂いが隠せない。
 橋の両側には、遊歩道が備えられている。造りはmodified Pratt Truss、斜めにかます部分には細い金属を使用しており、景色が良く見えるようになっている。
  二車線の道路は舗装されて入るが、その下は木である。
 この辺りのAshtabulaのCovered Bridgeは、以前全て訪れたことがあるのだが、Cはまだ行ったことが無いというので、近所のOlin Bridgeへ。
 前線が通過したので、川はかなり増水していた。普段はちょろちょろしか流れない川である。
 せっかくここまで来たので、Ashtabulaの町にも行ってみる。全くの予習無しであったが、予想していた通り鉄鉱石・石炭の積み上げ港があった。鉄鋼の町Youngstown, Warren、そしてPittsburghへメサビからの鉄を陸揚げした港であったのだ。
 町は1803年に入植の町だ。港には石炭を運ぶ運搬橋がある。
 町の入り口には跳ね橋がある。港を望む高台にはPoint Parkがあり、Coast guardの博物館がある。
 Walnut Parkは、のんびり海岸で遊ぶにはいい所だ。防波堤を進めばAshtabula Harbor Lightまで歩けるが、結構ごろごろしていて滑りやすいので、30分はかかるかもしれない。逆に冬は歩きやすくなるそうだ。


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