Weekend 2007 May(6)



 5/26(Sat)-28(Mon) New Hampshire-2

 朝食は昨日のカレーと、卵を使っていつものサンドイッチ。気持ちのいいキャンプ場であった。
 まずは近くのLost Riverを訪れる。遊歩道が整備されており、巨岩に埋まった渓流地帯を散策できるという企画だ。
 まずはSun Altar、巨岩が今にも落ちてきそうなHoleだ。
 Cave of Odin、まだまだ余裕で通過することが出来る。
 Paradise Falls、水しぶきが心地よい。
 Devil's Kitchen、洞窟様になっている。
 一種のフィールドアスレチックのようで、Yも楽しんでいる。
 Lemon SqueezerからDungeonへ、Tさんいわく、『この先行き止まりですわ〜』、実は行き止まりと思われた岩の下の、信じられない狭い空間をすり抜けて、コースは続くのであった。
 水没してしまっているコースもあった。有名なObeliskもある。
 最後はCovered Bridgeを渡って終了。
 お決まりになったコイン作りをした後、次の目的地に向かうこととする。沢登りをしたことのある人にとっては、特にこれということもないのだが、久々の感覚でなかなか面白いアトラクションであった。

 次にI-91を南下して、Saint-Gaudens NHSに向かう。芸術家である彼のアトリエが、NHSとして残されているのだ。

 公園内には、多くの石像などが展示されている。
 見たことのあるようなものもあるので、知らないうちに彼の作品に私も接していることであろう。
 New Hampshire Riverからも離れており、非常に静かな場所である。
 絵画なども展示されている。
 NHSから南に向かうと、Windsorにかかる州をまたぐCovered Bridgeに到着する。

 Cornish-Windsor Covered Bridge, 1866, Town lattice, Sullivan Co. NH - Windson Co. VT、その長さは137m、幅は7.3m、Conneticut Riverを渡るこの橋は、一般の車も通行可能である。
 1866-1966 Walk Your Horses or Pay Two Dollars Fineと書かれている。当時の$2は高かったに違いない。
 Clevelandに向かうこととして、更にI-91を南下して、Springsfield Armory NHSに到着する。しかし、、、何と日曜日と月曜日は休みだそうだ。
 気を取り直して西に車を進めて、Massachusets最高峰であるMt. Greytonに向かう、、、しかし、ここも頂上へ続く道が、通行止めとなっていた。オープンは2009年だそうだ。トレイルを歩くと、往復で3時間弱といったところか。
 Thunderstormもやってきたので、一路西を目指す。そして、次の目的地であったRomeの近くで、プール付きのモーテルで宿泊することとする。キッチンもついているお部屋だ。まずは煙探知機をラッピング、鶏肉をしっかりと蒸し上げる。
 外は雨なので、ホテルにして正解であった。
 ホテルの朝食をとった後、お目当てのプールへ。Yはキャンプとホテルのそれぞれの快適さを知っているようだ。

 朝は早速Rome市内に入って、Fort Stanwix NMへ向かう。 この広いアメリカの中で、何故ここに砦が作られたのかが大きな疑問であったのだが、それは、ここがHudson River系とLake Ontario系の分水嶺にあたるからであった。ちょうどここに10km程度のPortage Pathが作られたということだ。そういった交通の拠点であったところに、1777年の英仏の激突があったのだ。この時期は、アメリカの独立戦争の時期と重なるために、非常に複雑な背景がある。

 砦は北海道の五稜郭を思わせるような作りである。周囲に遮るものもないので、攻め寄せるのは至難の技である。
 当時の面影を出すように再現されている。
 次に、Erie Canal Villageに向かうが、、、ここも閉園?見学不可であった。下調べ不十分ですみません。mOm
 次にSyracuseのOnondaga Lakeに向かう。気持ちのいい市民公園で、多くの人がくつろいでいた。
 お目当てのSalt Museumへ。どうしてここで塩が、恐らく岩塩かと思っていたのだが、理由は陸地の上昇とともに、ここに残された海が残り、それが濃縮されて地下に残った塩分を多く含んだ地下水のためであった。井戸を掘ろうとして、発見したということだ。これを火力で煮詰めたり、塩田で干したりして、多くの塩を産出したそうだ。しかしものがものだけに、地下水が枯渇すると、この産業も終焉を迎えたようだ。
 非常に小さいMuseumなので、マニア向けの施設である。(無料)

 この他にも、Canal MuseumがDowntoenにあるそうだが、以前敗退していたこともあり、今回は割愛することとする。
 次に、Seneca FallsのWomen's Rights NHPへ。ちなみに地名の由来である滝は、運河の掘削により消失してしまっている。
 さて、ここは1848年にアメリカで初めて女性の人権運動が起こった場所である。これといったものは残されてはいないのだが、象徴的な写真などが多く展示されている。気のせいか、男性よりも女性の観光客が多かった。
 少し時間が余ったのだが、Buffalloのルーズベルト記念館は、Memorial Dayはやっていない。そこで、いっそのことMajorな観光地であるNiagara Fallsに向かう。8回目の訪問となってしまった。
 一歳に満たない時に初めて訪れてから、8回目。こんな大きな滝は、なかなか日本では見れないのだよ。 
 アメリカ側は特に大きな変化は無し、カナダ側には観覧車が出来たようであった。 
 当然のことながら記念硬貨作り。そして夕食の軽食を用意した後、Clevelandを目指す。
 天気もいま一つで、少々下調べが少なかった今回の旅であったが、長年の課題であったNH, Mt Washingtonと、NY State北部の調査を終えることが出来た。


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