2015 Spring Vacation in Japan



 3/25(Wed) Kagoshima→Yakushima

 朝ごはんは、ホテルの食べ放題にて。食材の質はやや劣るものの、朝から美味しいカレーを頂きました。
 そして、トッピー乗り場にてみんなと合流、お疲れ様でした。ロケットの方は超満員であったが、トッピーのほうはがらがらであった。実は明日、ロケットの打ち上げ予定があるからだそうだ。
 開聞岳を望み、2時間走れば屋久島だ。揺れはほとんど感じられず、皆爆睡であった。

 屋久島に到着して、すぐにレンタカーの手続きを行う。かなり型は古いものの、7人乗りイプサムをゲットするのであった。明日以降のバスのチケットをゲットした後、まずは買出しだ。何軒か屋久島のスーパーに行ったが、宮之浦のエーコープが一番充実しているように思えた。そして、早速荷物を積み込んで白谷雲水峡に向かう。ここの駐車スペースは少ないので、必要ならば路肩に駐車しなければいけないであろう

 人見知りしていた子供達であるが、徐々に打ち解けてきた。
 1人300円の協力金を支払った後、まずは奉行杉コースに向かう。
 水の綺麗な谷だ。江戸時代に切られた杉の上に、新しい杉が伸びている。こういった杉が多い。
 ゆっくり歩きたいのだが、きゃつらのペースは異常に速い。
 さつき吊橋まで上がってくると、山道らしくなってくる。周囲には、巨大な切り株が見えてくる。s
 はじめは驚いていた大きな切り株にも慣れてきて、徐々に感覚が麻痺してくるようだ。
 緑の美しい山道を歩けば、三本足杉だ。
 石の多い屋久島の地形だが、微妙なバランスで杉が林立している。
 やや雨の少ないこの季節だが、コケは絨毯のような柔らかさであった。これは、三本槍杉だ。
 こちらは奉行杉、こちらも圧倒的な迫力だ。カメラに収めることも出来ない。
 いくつか沢を渡るのだが、増水時は要注意だ。こちらは、二代くぐり杉だ。世界遺産に指定されている屋久島だが、この辺りは全く指定外である。しかし、植物の生命力に圧倒される山道である。
 太鼓岩往復コースに合流すると、ぐんと登山客が増える。くぐり杉をくぐっていく。
 もののけ姫人気もあるのか、30人以上の登山者を抜いていくのだが、抜かれることは全く無かった。印象的であったのは、多くの外国人が訪れていることであった。苔むす森では、みんな写真をとりまくっていた。
 武家杉、公家杉、かみなりおんじを超えていけば、辻峠にひょっこり出る。
 ここからは急登のはずだが、きゃつらは一気に登っていく。10分足らずで、今日の目的地の太鼓岩に到着することが出来た。宮之浦岳の展望はきかないが、北西に方角には海を臨むことが出来た。
 ここ大写真大会である。みんなカメラを持っている時代になったので、写真撮影も忙しい。右の尾根は、高塚小屋に続く尾根だ。正面には、宮之浦岳が見えるはずだ。その下には、屋久杉の森が広がる。
 ここはあまりゆっくりと食事をするスペースも無いので、記念撮影の後は辻峠に下る。途中には、女神杉がそびえる。
 食事の後は、来た道を下っていく。
 さつき吊橋まで戻ってくるが、あまりにもパーティーに余裕があるので、弥生杉へも立ち寄ってみることにする。娘と2人だったら間違い無く却下だっただけに、大勢のパーティーは楽しいものだ。
 そして弥生杉へ。やはりこの杉を見に来て良かった、かなりの巨木だ。
 あっという間に駐車場に戻ってくる。しばし水で遊んだ後は、下山にかかる。入山日に遊べる、お手軽ハイキングコースだと言えよう。
 林道からは、猿の群れ、桜、そして青く染まる海を眺めることが出来た。
 宿に向かう途中で、明日のお弁当を予約した後、折角なので千尋滝にも立ち寄っておく。天気も持ち直してきて、素晴らしい眺めを堪能することが出来た。
 そして、予約しておいた尾之間の四季の宿へ。大人数でのんびり宿泊する場合、一番高いレビューを得ている宿である。夕食の時間も迫っているので、まずは近所の温泉へ(200円)。肌がつるつるになる温泉である。ちょうど18時頃の混雑する時間に訪れてしまったが、もうちょっと早い時間に来るといいだろう。
 そして待ちに待った夕食だ。トビウオ料理を含めて、屋久島の味を堪能することが出来た。芋焼酎は、やっぱり地元の三岳だ。


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