2014 Short Vacation in SD, ND



 9/20(Sat) Bismarck→Devils Tower, WY

 今日のレーススタートは7時30分なので、5時ちょっと前に起床して、昨日炊いておいたご飯を食べる。レース会場は、町の南に位置するCottonwood Parkだ。予習無しで行くと、かなり手前の駐車場に誘導されてしまうので、しっかりと予習してから早目に行くといいだろう。
 レースはハーフとの混成だが、フルは150人程度だ。鼻息が荒そうなのが多いので、注意しなければいけない。
 7時30分にスタート、まずは公園内を西へ、そして南に走る。体の調子はまあまあ、特に痛いところも無いいい調子だ。気温も50度程度と心地よい。
 入りの1マイルは8'17''、2マイルが8'05''、当初の予定通り、ここからは8分程度を目標に走っていく。ちょうどいい感じのマラソンペースのカップルがいたので、併走することとする。
 3マイル7'58''、4マイル7'55''、ここからミズーリ川を越える橋を渡っていく。

 橋のアップダウンはあるが、基本的に平坦な部分が多い高速コースである。5マイルは7'57''だった。

 ここでハーフの集団を分けるので、かなり落ち着いた雰囲気となる。6マイルが7'58''、住宅街を抜けていくのだが、洪水時はちょっと怖い集落だ。コースはジグザグが多いので、うまく直線に走るようにしてタイムを縮める。7マイルが7'50''、8マイルが7'55''、抜かれることは殆ど無いのだが、オーバーペースだったランナーを静かに抜いていく。
 8マイルの先からは、左折して自転車道を行く。この辺りからやや風を感じるようになってきて、疲れた体には辛い。9マイル7'55''、10マイル7'55''、カップルからはやや離される様になってくる。この辺りから、折り返しのランナーを確認することが出来る。そして折り返して11マイルが8'10''、12マイルが8'00''、13マイルが8'10''、マニアックのランナーがぴったりと後ろについてくるので、先に行ってもらう。少し、ペースを落としたほうが良さそうだ。14マイルが8'20''、15マイルが8'12''、時折リレーマラソンのランナーに抜かれることはあるが、逆に抜くこともある。殆ど順位は一定のまま、レースは後半を迎える。
 16マイルへは再びミズーリ川を渡る橋を渡るために、8'43''とペースダウンだ。風は主に北西の風だ。
 橋を降りた所で、再びトップランナーとすれ違う。美しい川沿いの道で、紅葉が美しい。17マイルが8'25''、18マイルが8'35''で、その先で折り返しだ。やや風に押されるようにして、ペースは維持する。
 川沿いには、気持ちのいい公園も多い。19マイルが8'32''、20マイルで8'35''。ダブルマラソンのその2の最高記録(3:46:14)を出したのは2012年10月のIowaだったが、あの時は19マイルから歩きが入ってしまった。今回はまだまだ行けそうなので、どうやら"その2"自己新記録が出せそうな感じだ。
 20マイルからは公園内の道を辿るのだが、完全に一人旅の様相を呈してくる。ボランティアも殆どいないので、少し不安にもなってくる。21マイルは8'43''、ここから高速道路の脇道を走るのだが、完全に一人旅でコースマークも殆ど無い。これは間違えたかな?と思った時に、やっと22マイルマーカーが現れてくれた(8'47'')。この先で、来た時の道と合流する。相変わらず一人旅は続くのだが、ようやくハーフの最終ランナーも捕らえ始めた。ややペースダウンして23マイルが9'33''、左折して遊歩道を走って24マイル9'27''、更に右折するとランナーがポチポチ見えてくる。前に目標ランナーを持つと、がぜん力が沸いてくる。25マイルが9'03''、追い風パワーをもらいながら先のランナーを追うが、飛ばしすぎると内臓が痛む。どうやら、15マイル辺りで抜かれたランナーがペースダウンしているようだ。こちらはまだまだ元気なので、ピッチ走法で抜いていく。そして、左折してCottonwood Park内へ。物凄い逆風で歩きそうになるが、次のターゲットをとらえて加速していく。
 そして26マイルが9'02''、何とカップルの片割れが壊れているようであった。最後は追い風をもらいながら、トップスピードでゴールラインを駆け抜ける(3'29'')。
 3:41:29、26位/158人であった。メダルはしっかりとしたもの、景品は長袖のシャツであった。最後まで走りきることが出来た会心のレースであった。その2の自己記録は、5分弱短縮することが出来た。
 レース後のダメージは、実はその1よりも少なかった。スーパーで買い物をしたあと、すぐに西を目指す。スイカは、運転しながら頂きました。
 さてどこまで行けるもんかと考えていたが、時差が1時間あることもあり、予定通りDevils Towerにまで行くことが出来た。ワイオミング州の看板には、"Hitomi"とのペンキの落書きがあったが、これは日本人の仕業か?

 日没も迫る中、まずは今日のねぐらを確保するためにキャンプ場へ。Monumentへの入場料は$10であった。ラッキー、最後の一つが空いていた。最近、こんなラッキーが多いな〜。このキャンプ場は電気もシャワーも無いキャンプ場であるが、Devils Towerを見ることが出来るキャンプ場だ($12)。キャンプ場の隣を流れる川はBelle Fourche Riverだが、これは昨日マラソンを走った町に流れ込む川だ。

 テントを設営した後は、早速トレイルに行くことにする。かれこれここに来たのも10年前だ。豆粒のようなクライマーも見受けられる。
 一周トレイルを時計と反対周りに回る。
 火山の噴火の後の侵食で出来た岩だが、いろいろな映画の撮影にも使用されている場所だ。
 岩場の基部まで登ってみると、ちょうど山の影が映っていた。岩登りもそれ程難しくは無いので、いつかは登ってみたいものだ。
 裏側まで回ってくると、また違った表情の岩を見ることが出来る。
 そして再び西側へ。赤みを増していく太陽の下、いい写真を撮ることが出来た。
 その後はキャンプ場に戻り、欲望のままに飲み食いする。周囲には大きな町が無いので、久しぶりに物凄い天の川を見ることが出来た。テントで寝ようと思っていたが、えらい冷え込んでいくので、早々と撤収して車の中でぬくぬくと寝ることが出来た。


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