2014 Short Vacation in SD, ND



 9/21(Sun) Devils TowerWinston-Salem

 なかなかの冷え込む朝であった。
 キャンプ場から歩いてトレイルへ行くと、いい朝焼けを見ることが出来た。このBelle Fourche Riverのあっち側は牧場になっていて、牛の鳴き声のするキャンプ場である。
 ちゃっちゃと朝食をとるとともに、荷物をだいたい整理しておく。さあ、ここに再び来るのはいつかな?
 Devils Towerに別れを告げて、Rapid City西側のBlack Hillsを目指す。
 約2時間のドライブで、Custer北西のSylvan Lakeに到着する($15)。この山域には、Mount Rashmore, Crazy Horse, Custer State Park, Wind Cave National Park, Jewel Cave National Monument, Hot Springsなどのある、興味深いエリアだ。
 今日の第一の目標は、South Dakotaの最高峰=Harney Peak(2,207m)だ。アメリカ東部で一番高い山がNorth CarolinaのMt. Mitchell=2,037mだが、その次に高いのがこの州(15番目)なのだ。時間もおしているので、ランニング登山を続ける。
 いったん左の尾根状に登ると、その向こうに最高峰となっている岩山が見えてくる。 
 右から回り込むようにして、正面やや右のコルを目指す。無料だが、登山届けの提出の必要だ。
 コルに到着した後は、左手の山に登っていく。最後は更に左の登山道に入って、ピークを目指す。
 この岩をどう処理するのかなと思っていたら、何のことはない、ハシゴと階段が頂上へと導いてくれた。
 その昔は火の見櫓があったそうで、ここまで馬の通う道であったそうだ。立派な石造りの建物があって、びっくりさせられる。
 頂上のガラスや底板は外されていたが、物凄い展望である。
 人の多い観光地もいいが、このエリアに来たら是非登って頂きたい山だ。
 長期滞在もあったのだろう、ため池も作られていた。
 あまりに展望も良く心地よい場所なので、長居をしてしまった。
 時間も少ないので登ってきた道を駆け下ったが、Sylvan LakeにキャンプしながらLittle Devils Tower, Spiresを見ながら下ると気持ちいいであろう。往復11.1kmのハイキングであった。
 出来ればバッファローを見たかったのであるが、今日はもう時間が無さそうだ。少しだけ東に走ってみると、Needles Eyeなどを見ることが出来る。道は岩の間を縫っており、小さなトンネルがある。
 かなり小さなトンネルなので、大きなRVでは苦しいであろう。 
 ちとこのトラックでは厳しいのでは?
 時間も12時近くとなってしまったが、最後の目的地=Mount Rashmoreに足を伸ばす。入場料は無料であるが、$11の駐車料金が必要だ。園内に入る前に、ワシントン大統領の横顔を見れるスポットもあるので、立ち寄るといいだろう。
 こちらには、多くの観光客がいる。
 改めて、よくぞこれだけの大きな彫刻を作ったものだと感心する。
 博物館もあるので、遺憾があれば是非立ち寄って欲しいものだ。
 正面からで撮影するのも多いであろうが、トレイルから像に近づいてみると、また違った角度から眺めることが出来て興味深い。
 望遠で撮影してみると、細部まで行き届いた彫刻を観察することが出来る。左から、ワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーン大統領だ。ルーズベルト大統領の眼鏡なども、細部まで再現されている。
 さあ楽しかった旅行も時間が迫っている。Rapid City Airportまでは40分程度だが、手前のガソリンスタンドで着替えやパッキングなどを行う。
 2時間近く前に到着することが出来たが、かなり田舎の空港なので、60分前でもOKであろう。また、ゆっくりと訪れてみたいものだ。レンタカーは$241.42、906mileの旅であった。

 無事にミネアポリスに到着、帰りの乗り換え時間は1時間未満であったが、トラブル無く乗り継ぎをすることが出来た。搭乗口の前には、こんなiPadし放題のレストランがあったが、1人もんにはいいけど、連れがいたらいけてないレストランだな。
 23時にシャーロットに到着、24時過ぎに家に帰ることが出来た。マラソン2州&最高峰登山2州&観光と忙しい旅行であったが、やはりあのBlack Hillsにはまたゆっくり行ってみたいものだ。



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