2008 Spring Vacation Report in AZ,UT,CA



  7日目 3/27(Thu) Zion NP→Death Valley NP
 今日でZion NPの最終日であるが、やはりAngel Landingも行っておく必要があるということで、早朝5:45発のバスに乗るべく、Visitor Centerに向かう。でもどうやらまだ朝のバスは運行していないようであった。しょうがないので、キャンプ場から登山口に向けてランニングを開始することにする。
 熊はいないはずなのだが、鹿に遭遇したり、ターキーに遭遇したりで、暗闇のランはスリルがある。
 登山口まで、始発のバスに抜かれることは無かった。早速登山道を走り出す。徐々に日も昇ってきて、周囲の展望が広がってくる。
 ルートはスイッチバックを繰り返した後、渓谷状の地形を登っていく。

 そして渓谷を離れて、右手の岩場につけられたスイッチバックを登っていく。トイレのある分岐点を過ぎると、ここからが鎖場だ。鎖場はやや高度感を感じる部分もあるので、子連れには少しつらいであろう。また鎖場渋滞も考慮されるであろう。

 両側が切れ落ちている部分もある。景色はいいのだが、昨日の景色を見てしまったせいか、やや頭上が抑えられた感は否めない。
 連続する鎖場を過ぎれば、頂上だ。
 渓谷内の景色も美しいが、長年の風雪に耐える松の方が何とも趣があった。
 キャンプ場からは40分のラン、そして登りは50分、下りは25分といった感じで、いい運動になった。すっかり朝ごはんの仕度の出来たキャンピングカーに戻る。
 朝食の後は、Jinior Rangerになるべく、Visitor Centerへ。昨年までと違い、自分で説明したりできるようになっている。

 Zion NPを離れて、車を南に進める。公園入り口はかなり再開発が進んでいるようであったが、大きなスーパーはHurricaneまで下らなければいけない。St.Georgeで買出しするのもいいだろう。

 I-15に乗って南下していると、Dinosaur Discovery Farmという看板を見つけてしまったので、こちらに寄ってみることとする。この辺りの砂岩の層には、恐竜の足跡が多く残っているようで、多くの足跡を見つけることが出来た。
 博物館としては展示物も少ないのだが、入場料が安いので、一見の価値はあるように思う。
 思いがけずに恐竜に遭遇できたYは、大喜びであった。ついでに、レアなお土産などもゲットする。
 I-15は渓谷地帯に入っていく。これを南下すれば、だだっぴろい草原地帯に出てくる。
 お昼となったので、何も無い草原に車を止めて、カレーを頂く。随分気温も上昇してきた。
 Las Vegasを通過して、今度は西に車を進めて、最後の目的地であるDeath Valleyに向かう。

 Las Vegasからはいろいろな行き方があるのだが、Lathrop Wellsからの一般的なルートとする。Death Valley NP内に入ると、コヨーテが我々を迎えてくれた。

 まずはZabriskie Pointへ。 Badlandにも似た、不毛の大地だ。
 自然が作り出した造形に、しばし立ち尽くす我々であった。
 更に下っていくと、いよいよ海抜0m地点も通過して下っていく。さて、今夜のキャンプ場であるが、唯一予約の出来るFurnace Creekは、残念ながら予約が一杯であった。このため、Sunsetに宿泊することとする。
 Texas Springsに歩いて遊びに行ってみるが、やや窪地にあるものの近くの小山に登れば眺めがいいので、こちらの方が気持ちいいかもしれない。当然こちらも一杯であった。(ここは、年末から3月までが、ハイシーズンであるのだ。)
 周囲はただ単に荒野が続くといったところ。しかし、夏は殺人的な暑さになるので、要注意だ。
 素晴らしい景色を楽しみながら、今日も夕食を頂く。キャンピングカーであるならば、かえって見晴らしのいいSunsetの方が気持ちいいかもしれない。
 Death Valleyは、Las Vegasからの日帰り観光圏内ではあるが、この朝晩の美しさは是非体験したいものだ。
 変わりゆく美しい夕焼けを楽しみながら、今日もワインを傾けるのであった。ちなみに、星空も凄いものが見ることが出来た。


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