2008 Spring Vacation Report in Algonquin



  5日目 5/26(Mon) Algonquin NP
 夜中には雨が降ったが、幸いなことに朝にはそれもあがっていた。カヌーの上や、設営・撤収間に降られなくて、本当にラッキーだ。朝食は昨日の残りを使用しての、カレースパだ。
 アルコール燃料も昨日枯渇してしまったので、随分軽くなった荷物をカヌーに積み込んで、8:50に出発する。 
 McInstosh Lakeを南下した後は、Ink Lakeに続くCreekを辿る。水は、依然透き通るように美しい。

 Ink Lakeを横断すれば、いよいよ最後の難関、P2320だ。Yも少しの荷物を持って手伝ってくれる

 トレイルは、いきなりの急な階段から始まる。登りあり下りありで、かなり消耗する道であるが、ゆっくりしたペースで道を進んでいく。
 途中には湿地帯もあり、木道が渡してある場所もある。また、途中には2箇所のカヌーを立て掛ける横木もある。しかし、休んでしまえば、しんどくなるだけなので、休息無しで歩を進める。
 40分でTom Thompson Lakeに到着する。今回はかなり私自身の荷物も重かったが、3人でパーティーを組めば、余裕を持って往復無しでこれだけの距離もこなすことが出来るであろう。
 Tom Thompson Lakeから小さなビーバーダムを通って、Teepee Lakeへ。ここで、『おうっ、ムースの雄や!』、『・・・・』、『木、ちゃうん?』、今日は昨日までと異なり、南西の風に苦しめられる。一度サイトに上陸して休息を入れた後、南を目指す。
 ようやくJoe Lakeまで戻ってきた。
 最後のP290を一撃でこなして、いよいよ最後のCanoe Lakeだ。
 逆風に耐えて漕ぎ進み、5:05でPortage Storeに帰ってきた! みなさん、お疲れ様でした。
 一日早く帰ってきたので、カヌーのレンタル料とインテリアのキャンプ場代を返してもらう。事前情報どおり、ここにはYukoさんというレンジャーがおられ、いろいろな有益な情報を頂く。

 Huntsvilleまで下って買出しをした後、今日は5年前にも訪れたRock Lakeに宿泊することとする。
 今日はアメリカのMemorial Dayなのだが、もう午後ともなればキャンプ場はがらがらだ。昨日までの雰囲気とは全く異なるサイトに設営して、乾杯とする。
 4日間の垢を落とした後、食事の仕度をする。
 今日は、牛肉にチリの赤ワインを頂く。
 やはり今回いいものを見すぎてしまったからであろうか、5年前と同じ感動は無かったが、美しい夕陽を見ることが出来た。
 いよいよ明日にはClevelandに帰れる。最後にお気に入りのNiagara on the Lakeの白ワインを開けて、夜を楽しむ。


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