2006 Summer Vacation Report in Alaska



  14日目 8/31(Thu) Chena Hotsprings (Angel Rock)

 昨日は眠くて断念してしまったが、今日はたまりにたまっていた洗濯物を洗う日だ。そして、次の目標に向かってダッシュするY。
 そう、ここには温泉があるのだ。室内プールも適度な温度でゆっくりすることが出来る。大人$10, Yは無料だ。チケットは、24時間有効だ。Yははしゃいで、泳ぎまくっていた。
 外湯だが、ここは塩素処理をしていない。深さは1.2mくらい。奥のほうに行くと、底から熱気を感じ取ることが出来る。そしてこの温泉の凄いところは、シャワーの温水も温泉水を使用している点だ。体を洗った後も体が火照る感じがする。
 世界各地からここを訪れる人があり、我々のClevelandにもピンを刺しておいた。
 園内では、犬ぞりの練習をしている。温泉・洗濯の後は、またもやブルーベリーパイ! ブルーベリーたっぷりでおいしい。
 お昼に、近所にちょっと運動に出かけることにする。目指すはAngel Rockだ。 Fairbanks側に8mile戻った所に、Trail headはある。しばらく左岸川沿いの道を、上流に向けて歩いていくと、ビーバーダムが見受けられる。
 ここはホースライドツアーもあるようだが、決して馬では無い巨大哺乳類の足跡を発見、恐らくムースが歩き回っているに違いない。
 この辺りから道は右の岩峰に向かって伸びていく。この辺りは山火事の跡が残っているが、どんどん新しい木が育ってきている。傾斜も急だが、しっかりと登ってもらった。
 山火事で、紅葉があまり見られないのが残念だ。
 岩峰はいくつもあるのだが、稜線まで登ってしまうといいいだろう。風が強ければ、その下の岩で休憩をとるといいだろう。
 稜線からは、全く手の入っていないタイガの森を眺めることが出来る。残念ながら山火事のためと、まだ時期が早いために、あまり紅葉は美しくはなかった。ちなみに、この山火事の様子は、Google Earthで見ることが出来る。燃えてますわ。
 下る途中の川沿いでは、一番おいしいと言われるラズベリーを発見する。アイスクリームに乗せて食べてみようか。
 適度な運動の後は、再びキャンプ場に戻る。この辺りの道路の変わった標識としては、このようなものがある。冬は、スノーモービル含めて、こういった移動手段が有効なのであろう。お茶とアイスクリームを頂いた後、再び温泉に向かうことにする。
 乗馬ツアーもあるようだが、一般的にOhioでは$25/hであるのに対して、ここAlaskaでは$80/hだそうだ。驚いたことに、Hay = 干草はAlaskaではとれないそうで、WAから船で運んでくるそうだ。そのため、20倍以上の食費がかかるそうだ。このおじさんも、MDから出稼ぎで来ているそうだ。
 お風呂の後は、夕食&DVD劇場。
 食事の後、日没をトレイルから見てみようとするが、ムースの軍団に道を阻まれて断念する。ところでここは日本人観光客が多いことで知られているが、一番たちの悪いと言われているムースに近づく観光客、やっぱり日本人であった。

 今日は雲がかかるものの、うっすらとオーロラが観測できた。けれども、何やらロッジの電源採取のエンジン音がうるさいとともに、大量の日本人観光客の発する騒音に嫌気が差して、早々に切り上げて寝てしまった。やっぱりDenaliで見たあの雰囲気は、他では得られないものなのかもしれない。


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