2006 Summer Vacation Report in Alaska



  13日目 8/30(Wed) Denali NP→Chena Hot Springs

 今日は5泊もしたこのキャンプ場にさよならの日だ。我々が滞在中にも、どんどん紅葉は進んでいるようであった。
 Yosemite, Glacier, Grand Canyon, Yellowstone, Teton,,,いろいろなNational Parkのキャンプ場を訪れてきたが、こんな素晴らしい場所は無かったように思う。Wonder Lake周辺、Eielson周辺、Cathedral、、、まだまだ訪れてみたい場所は多い。我々の訪れた季節は、蚊が退散したせいもあるのだが、こんなに快適に動物・自然に触れ合うことの出来るNPは数少ないように思う。出来うることなれば、死ぬまでにもう一度訪れてみたいものだ。
 Denali NPの余韻を感じながら、車を東に進める。辺りの一面の紅色のツンドラだ。
 雷鳥も冬支度が始まったのであろうか、白い毛が生えている。McKinleyも大きく眺めることが出来た。
 一面の紅葉を愛でながら、Denaliに別れを告げる。
 そしてSavage Riverのゲートに戻ってきた。このゲートこそがこのNational Parkを素晴らしいものにしている立役者であるように思う。さもなければ、多くの観光バス・車で観光客が押し寄せ、あっという間に自然破壊が進むのであろう。
 さてVisitor Centerに戻り、早速Junior Ranger Programになるために、最終試験を受ける。
 見事試験をパスして、初めてのJunior Rangerのバッチをゲットする。見落としていた映画もこちらで見ることが出来た。なお、この映画はVisitor Cneterで買うことも出来る。Yは大きな疑問、『羊はオオカミに食べられる』が少しは理解できてきたようだ。
 5泊分のDumpを済ませた後、キャンプ場で書き上げた日本への手紙を投函して、郵便局の前で昼食とする。
 ここからは一路北上して、Fairbancksを目指す。しかしここで予想しなかった大渋滞。アメリカの工事は、人を待たせることを何とも思っていないのんびりとしたものだ。

 計一時間あまり待たされて、女性の交通整理の人は、『コンニチハ!』ときたものだ。笑顔がすがすがしかった。
 途中でNenanaに立ち寄る。ここは、Nenana Ice Classicで有名な町だ。これは、川の氷の雪解けを待つというイベントだ。Denaliからの川との分岐点にあたり、これを右に上流に遡ると、Faibaksに行くことが出来る。

 川の流れに反して、Highwayの方は山道を越えてFairbanksに向かっている。運転も結構疲れる所だ。
 Fairbanksでは生鮮食料品の買出しを行い、Denaliで消費したプロパンを補充する。スーパーのSafewayは、Airport wayとUniversity Aveの交差点にある。プロパンは、Steese Hwyを北上して、Chena Hot Springs Roadと分岐する手前のJunction(西側)にある。
 Chenaへの道も曲者だ。道路工事が多くて、その都度待たされてしまう。工事セクションを抜けて、Chenaへの道をとばしていると、沼の中に巨大哺乳類発見! 雌ムースでした。
 一生懸命水草を食べていた。この辺りはDenaliとは異なり、狩猟が行われているため、あまり人前に出てきてはいけないよ。
 工事渋滞などもあり、ようやくChena Hot Springsに到着する。昨日のオーロラ観測の疲れなどもたまっており、焼肉を食べた後はすぐに寝てしまった、、、。


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