Circumpolar Race Around the World (CRAW)





 2020年に始まったコロナ禍であるが、これによって我々マラソンランナーにも大きな変化が起こった。大規模な都市型マラソンは全滅で、2021年に入っても細々と小さなトレイルマラソンが行われているだけの状況である。そんな中で全世界で行われるようになってきたのが、バーチャルマラソンである。私自身も、個人参加のバーチャルマラソンにはいくつか参加してきた。しかし中には、団体戦みたいなものもある。私みたいなアメリカの片田舎に住んでいると、そういうのにも無縁であるかと思われたのだが、2020年11月にアメリカの知人に誘われて、Circumpolar Race Around the World (CRAW)を走ることとなった。Race Directorは、あの世界最難のBarklely Marathonsを開催しているLazarus Lakeである。

 スタートは地球を縦周りに走るコースで、地域は12に分けられている。ただ自分で距離を稼ぐだけでもいいのだが、折角なので訪れる地域の勉強をし始めてみると、世界旅行が出来ない状況であるがゆえに、なおさら興味深いものとなってきた。ここでは、その都度勉強して事について、記録の意味も含めて紹介したいと思う。

1 Latin America (4,043km) Mexico, Mexico, Guatemala, El Salvador, Honduras, Nicaragua, Costa Rica, Panama

2 Andes (4,979km) Colombia, Ecuador, Peru

3 Pampas (5,106km) Chile, Argentina

4 Antarctica (5,305km)

5 Down Under (4,246km) Australia

6 The Islands (3,360km) Indonesia

7 Southeast Asia (3,201km)
Malaysia, Thailand, Myanmar

8 Indian Subcontinent (2,673km) India, Bangladesh

9 The Stans (3,731km) Pakistan, Afghanistan, Tajikistan, Uzbekistan, Turkmenistan, Kazakhstan

10 Europe (4,338km) Russia, Ukraine, Belarus, Latvia, Estonia, Finland, Sweden, Norway

11 Great White North (4,321km) United States (Alaska), Canada

12 Lower 48 (3,311km) United States



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