Circumpolar Race Around the World (CRAW)

Region 5 (4,246 km) Australia



2021/3/11(Thu)

 長かった南米・南極を乗り越えて、とうとうオーストラリアに上陸しましたね。まずは、オーストラリアの基本情報から。

 7大陸の中で一番小さいんですが、面積は日本の20倍あります。けれど人口は2,500万人。。。7つの州・テリトリーに分かれていて、西に西オーストラリア(WA)=パース、真ん中北にノーザンテリトリー(NT)=ダーウィン、真ん中南に南オーストラリア(SA)=アデレード、右上がクイーンズランド(QLD)=ブリスベン、右中がニューサウスウェールズ(NSW)=シドニー、右下にビクトリア(VIC)=メルボルン、島がタスマニア(TAS)=ホーバート、これに加えて首都のキャンベラがあります。イギリス連邦として、女王はエリザベス2世です。

 オーストラリアって観光国という印象もあるそうですが、歴史的には実はかなりの黒歴史です。イギリスの流刑地だったんですが、開拓の過程でアボリジニーの大量虐殺がありました。男性は狩猟の対象となり、女性はレイプの対象となり、いわゆるジェノサイドですね。

 都市としてはシドニーが有名ですが、ここは名古屋市と姉妹都市、メルボルンは大阪市と姉妹都市、お互いライバル視しているそうです。我々の走るコースは、VIC-SA-NTと続く4,246km=2,638mileで、前半はメルボルン〜アデレードと走ります。残念ながら海岸線は走らないんですが、観光地もいくつかあるんで、ピックアップしておきます。アデレードからダーウィンは、正にオーストラリア縦断です。乾燥地帯を走っていくきつい道ですが、真ん中あたりにはエアーズロック=ウルルがサイドトリップとして訪れることが出来ます。またいくつか観光スポットもあります。

 オーストラリアには実は危険な動物が多いです。海にはかなりクラゲがいますし、カンガルーも実は怖い、北部はワニもいます。内陸部にはほんとハエが多いそうです。ネットをして走らないと大変なことになるそうです。南極では怪我をされたランナーもいましたが、健康に気を付けて頑張っていきましょう!

 Tidal Overlook Viewpoint, Whisky Bay
 Sparkes Lookout, The Big Drift. 砂丘が発達しているようです。
2021/3/12(Fri)
 早くもじゅんじゅんの爆走で、メルボルンに近づいております。ところで、オーストラリアには色んな野生動物がいるんですが、走行時は気を付けて下さい。で、ふと気が付いた。標識は左にあるんです!(日本では普通か〜)
2021/3/13(Sat)

 メルボルン市内へと入っていきますが、今日はメルボルンの街の紹介です。人口は500万人の大都市で、シドニーとならぶオーストラリアの主要都市です。他の都市が囚人によって開発されたのと違い、この街はゴールドラッシュ以後に移民によって発展していきました。今でも街中にはヨーロッパの雰囲気が残っています。2000年シドニーオリンピックでの高橋尚子選手の金メダルが有名ですが、1956年には南半球では初めてのオリンピックがここメルボルンで開催されました。大坂選手の優勝した全豪オープンテニスも、ここメルボルン開催です。
 市内観光、マーケットでそぞろ歩きなどありますが、私的に超お勧めは、Philip Island!(赤丸) コアラなどの動物に会えるとともに、数多くの野生のペンギンをまじかに見る事が出来ます。

https://m.youtube.com/watch?v=WFkWfsUHtJw

https://m.youtube.com/watch?v=XM2x3L3QvZ4

2021/3/14(Sun)
 皆様、お疲れさまでした。予想通りメルボルンはあっちゅうまに通過し、現在は次の大都市アデレードに向かって走っています。アデレードまで、距離は600kmです。しばらく農村牧場地帯が続くんですが、気分的にはメルボルン〜アデレード間の海岸線を紹介しておきたいと思います。この海岸線はグレートオーシャンロードと呼ばれていて、メルボルン近郊観光の目玉の一つです。野生のコアラに会えたり、美しい海岸線を走る事が出来ます。
 The Pole House、レンタルで宿泊できるそうです。

https://m.youtube.com/watch?v=WWOGgLEYt3Y
2021/3/15(Mon)
 日本の皆様、おはようございます。昨日紹介したグレートオーシャンロードですが、南極海を望む風光明媚な海岸線が続きます。有名なのがTwelve Apostles=12人の使徒、そして紅の豚のアジトみたいなSparkes Gully Lookoutです。でも南向きの海岸線なんで、太陽は北から差してくるのかな? ちょっと地図からだけでは想像できません。
2021/3/17(Wed)
 おはようございます。ビクトリア州を走ってきましたが、次のサウス・オーストラリア州に入りました。ここからは少しコースを南に離れますが、この辺りで有名なのがNaracoorte Caves National Parkです。この辺りは古くは海底=サンゴ礁だった場所で、多くの石灰岩が見られます。
 そして、その石灰岩が浸食されて地下に洞窟を形成しています。地表の穴から洞窟に落ちた哺乳類(←ここ大事)が化石となっているのを1969年に発見、学術的にも珍しい世界遺産に指定されています。独自の哺乳類の進化を遂げたオーストラリアですが、ティラコレオ(有袋ライオン)、肉食カンガルーなどがほぼ完全な骨格で発見されています。洞窟マニアには避けては通れない、非常に貴重な洞窟です。↑これら哺乳類の絶滅が、オーストラリアへの人類の流入(数万年前)とかぶるんですよね。一緒に入ってきたイヌ説もありますが、興味深いです。
2021/3/18(Thu)
 ちーむスーミン。観光課のおたっきーです。南オーストラリア州都のアデレードに向かってるな〜、と思っていたら、、、起きたらもう通過しちまったじゃないですか!後追い観光になりますが、アデレード周辺の観光地をご紹介。

 ここは他のオーストラリアの都市と異なり、1836年に自由移民のために計画的に作られた都市で、碁盤目のように整然と区画された都市です。その中でも絶対に外せないのが、アデレードの動物園です。ここではコアラ・カンガルーなどにも触れられますが、やはりお勧めはウオンバット!可愛い!

https://m.youtube.com/watch?v=LyaOhEly2Gk

 次にブラタモリファンの段差マニアおたっきーとして外せないのが、マレー川。オーストラリアで一番長い河川で、その長さ2,508km!どれどれどんな流れをしているのかと検索してみると、驚きの流れとなっています。東のグレートディバイディング山脈に流れを発し、西北西へと流れ、最後は南極海に注いでいます。オーストラリアの開拓は東のシドニー周辺から始まったんですが、山脈の西側に広大な原野が広がっていることがわかり、後に大羊毛地帯として発展しました。その開拓・輸送に大貢献したのが、このマレー川です。オーストラリアのFood Bawlとも呼ばれているそうで、オーストラリアの農業畜産を支えているのは、正にこの川なんです。はい、どうやら昨夜橋を渡ってしまったようです。いにしえを感じる外輪船のクルーズなんかもあるそうで、川下りマニアのおたっきーとしては外せないアトラクションです。
2021/3/19(Fri)
 これも通過してしまったアデレード周辺の情報です。オーストラリアワインは世界第6位ぐらいの生産量(イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、チリ、アルゼンチン他)ですが、その中心地となっているのが、このアデレード近郊のバロッサバレーです。オーストラリアワインの50%の生産があり、主に赤ワインのシラーやキャブが有名です。アメリカにはあまりオーストラリアワインは入ってこないんですが、日本ではいかがでしょうか?赤のオーストラリアワインだったら、ここのワインかもしれませんね。
2021/3/20(Sat)
 あと30qくらいで、いよいよオーストラリア最大の難関=アウトバックに突入します。殆ど人家の無い砂漠地帯のランです。次の大きな町のAlice Springsまでは1,200kmくらいあります。しっかり補給食を背中に担いで、頑張っていきましょう!
2021/3/22(Mon)
 オーストラリアをバーチャルで走ってますと、やっぱり実際に行ってみたいと思うんですが、さて為替レートとか現地の物価はどうなんでしょうか? 日本はデフレスパイラルに陥ってますが、オーストラリアはインフレが持続する資源などに依存した経済発展国です=日本円が弱い状況は続いているようです。オーストラリアは資源大国である分、工業製品などは輸入に依存しており、トヨタなどの自動車メーカーも撤退しました。人件費などが高いんですって。オーストラリアの消費税は10%です。物価は高くなっており、スーパーで生鮮食料品を購入する(税無し)にはいいでしょうが、外食でもしようものならかなりの出費を強いられそうです。
2021/3/23(Tue)
 アデレードからゴールとなるダーウィンまでは、舗装されたハイウエイを走り続けると思いきや、バーチャルコースではオリンピックダムという行き止まりに向かっての綺麗な舗装路を走ります。さて、さて、オリンピックに関係のある場所なのかと期待して検索したら、、、、

 確かにメルボルンオリンピックの開かれた年に作られたダムがあったそうなんですが、人工衛星でここに地下資源があることがわかり状況は一変、鉱山として開発されました。実はここには世界で4番目に大きな銅鉱山、そして世界最大のウラニウム鉱山があるんですって!さすが資源大国=オーストラリアです。

2021/3/24(Wed)

 日本の皆様、おはようございます。↑のオリンピックダムを通過し、本当のアウトバックに突入しました。4WD以外は通行禁止で、雨でも降ろうものなら、ドロドロになって脱出がかなりやばいそうです。
2021/3/25(Thu)
 走っているコースはGoogle Streetの及ばない未開の道を今後進んでいきますが、この周辺の町ではCoober Pedyが有名です。マッドマックスなどの映画が撮影された砂漠も有名ですが、実は10月の誕生石でもあるオパールの大産地なんです。オーストラリアでは、全世界のオパールの90%が産出されるんですが、全世界の70%がここから算出されるそうです。

 地下を掘り進めてオパールを掘り当てるんですが、空洞となった地下には住居が出来る、という有効利用をしています。酷暑の砂漠向けの転用法ですね。教会やホテルなども、地下に作られています。
2021/3/26(Fri)
 今日の今ここ。

 荒野の中のオアシスキャンプ場です。
2021/3/29(Mon)
 日本の皆様、おはようございます。リアルランにも忙しかった週末でしたが、バーチャルランに戻りましょう、、、、って、え?もう60%も来ちゃったの??? メンバーの稼ぐ距離に脱帽です。
 ちょっと後追い観光になりますが、アウトバック最大の都市=アリススプリングスの情報をお伝えしましょう。人口は26,000人ぐらいで、主な産業は観光業です。もともとは、ロンドンからシドニーまでの電報中継地として開設された町で、その隣にあった枯れない川の水を、奥様のアリスさんから取ってアリススプリングスと名付けたのが始まりだそうです。アウトドアが主な観光ですが、爬虫類マニアにはたまらないセンターがあるそうです。

 ランの疲れを癒したい皆様、オーストラリアにも温泉はあります!あと500マイルぐらい走ったら、どっぷりつかりましょう!
2021/3/30(Tue)
 おはようございます。今日も、後追い観光ネタです。アウトバックで一番有名なのは、やっぱりエアーズロック=ウルルでしょうね。かなり我々のランコースからは離れるんですが、サイドトリップしないわけにはいきません。世界で2番目に大きな一枚岩で、鉄分が多い砂岩のために赤く染まっています(ちなみに世界一の一枚岩は、同じオーストラリア西部のマウント・オーガスタス)。比高335m、周囲は9.5km、登山往復には2-3時間かかってましたが、2019年からは全面登山禁止となりました。いつか行ってみたいですね。
 ちなみにウルルに行く途中には、マウントコナーという、これまたでかい岩山もあります。
2021/3/31(Wed)
 今日のいまここ。

おはようございます。今日は、動物ネタで。オーストラリアの野生動物といったら、なんでしょうか? コアラ、カンガルーはありきたりでしょうが、ちょっと驚く動物も見られます。
 

1、コアラ 2、カンガルー

3、ワラビー 4、クオッカ 

5、ウォンバット 6、エミュー 

7、ディンゴ 8、クロコダイル 

9、カモノハシ 10、ハリモグラ 

11、ペンギン 12、ラクダ

 ラクダって中東から連れてこられたものが野生化したもので、オーストラリアでは100万頭にも達しているそうです。山火事が問題になっている地域では、水を求めて住居を襲うようにもなっており、オーストラリア政府は空から一万頭を射殺するという事態に陥っています。くわばらくわばら。オージーのする事はわからん。。。

2021/4/1(Thu)
 
 おはようございます。昨日の話にあった7、ディンゴ

 はい、犬です。オーストラリアでは、ただ単に”Dog”とも呼ばれたりしています。しかし小さな子供を襲う事もある上に、オーストラリアの主要産業である家畜を襲う害獣です。古くはインドネシアが地続きであったころに、人間とともにオーストラリアに流入したと考えられており、そのために有袋ライオンなどが絶滅したとも考えられています。親は全く敵にはならないのでしょうが、その子供が狙われたようです。

 このディンゴの畜産地帯への流入を防ぐために建設されたのが、なんと5,416kmにも及ぶフェンスなんです。”Dingo fence”、または”Dog fence”と呼ばれています。もちろん世界最長のフェンスで、完成は1885年です。逆に野兎や鹿が増えるという弊害もあるようですが、ラクダの流入防止のために、全て電子柵にしようかという案もあるそうです。これまたスケールが大きな話ですよね。
 ちなみに我々の走ったコースでもこのフェンスを突破したはずで、道路が貫通する部分には、写真のような格子付き溝が掘られています。
2021/4/2(Fri) 1,817/2,638 miles = 68.9%




 メンバーの走力で、観光が後手後手になってますが、100qぐらい過ぎちゃった後追い観光。今日はDevils Marbles=デビルズマーブルズ、花崗岩が長い年月をかけて風化していった景色が続きます。大自然の美しさですよね〜。
2021/4/3(Sat) 1,843/2,638 miles = 69.9%
  酷暑の砂漠を縦断していますが、もともとは大英帝国からの電信網を構築するために、調査開拓が行われました。イギリスーエジプト(スエズ運河)ーオマーンーインドーシンガポールーオーストラリアという線の中で、ダーウィンからアデレードまでの交通網が必要であったわけです。道路が開通する以前は、ラクダが輸送の役割を果たしていましたが、1860年にはついにスチュワートハイウエイが開通しました。
 ”Road Train”という聞きなれない乗り物があるんですが、これはオーストラリアならではの輸送システムです。バーチャルで走ってるからまだいいものの、こんなんが横を通ったりしたもんなら、おしっこちびっちゃいうそうです。

https://m.youtube.com/watch?v=qqSk_QRAB2c


 本来ならば鉄道もすぐに開通しそうなもんなんですが、アリススプリングス以北は工事が遅れ、何と全線開通は2004年、つい最近なんですよね。この2,979kmを54時間で結ぶ”The Ghan”という長距離列車が運行されており、鉄オタにはたまらない路線です。ちなみみ”ガン”はアフガニスタン=ガンから連れてこられたラクダの愛称だったそうです。いつの日か、こんな列車にも乗って旅がしてみたいですね。
2021/4/4(Sun) 2,259/2,638 miles = 85.6% (63th)

 昨日は70%走破だったはずが、今日になったら85%強走破になってしまってるって、どういうこと??? さておき、乾いたアウトバックの旅の疲れを落とすには、日本人たるものやっぱり温泉ですよね〜。現在マタランカという街に来てますが、ここには大自然から湧き出る温泉があるんです。あ、水着はちゃんと着けて下さいね!それから周囲の川には行かないで下さいね、ワニがいますから、、、。
2021/4/5(Mon) 2,359 / 2,638 miles = 89.4% (63th)
 ところで、我々はどこに向かっているのでしょうか? 北部の港=ダーウィンです。『ダーウィンが来た』、でお馴染みのあの自然科学者の名前にちなんでつけられました。人口は15万人ですが、アジアに向けられた良港があります。それがゆえに、先の大戦では日本海軍機動部隊による空爆が行われました。その港は現在でも軍事的に重要な港で、アメリカ海軍の寄港先でもあります。2015年にこの港を、準州側が中国企業にに99年間の貸与を決めてから、かなりきな臭くなっています。かなり中国マネーに侵されていたオーストラリアですが、準州の決定をくつがえす法案を昨年末に連邦が制定しました。中国包囲網の一環ですね。オーストラリアの石炭輸入禁止騒動も、一連の流れです。南シナ海の今回の騒動も含めて、ますます目が離せない海域ですね。  


 観光には、ウオーターフロントや美術館・博物館がありますが、やっぱり外せないのは”Jumping Crocs“ではないでしょうか? ちょっと船で漕ぎ出せば、うようよワニがいます。餌を差し出すと、それに向かってジャンプする姿が見られます。ちなみに、誰も海では泳いでいません。はい、海ワニがたくさんいるからです。みんな気をつけて!
2021/4/6(Tue) 2,387 / 2,638 miles = 90.5% (65th)
 オーストラリア北部を走っていると、こんな風景がよく見られます。さて、なんでしょう?  
 正解は、アリ塚です!
2021/4/7(Wed) 2,483 / 2,638 miles = 94.1% (64th)
 このオーストラリアを走り始めたのが3/10でしたが、嬢様のおっしゃる通り、メガトン級の距離の砲撃で、もうゴールまで射程距離に入ってきました。皆様、メガトン距離を入力する前に、2,638 mileを超えないように分割して入力下さいませ。余った分は、同日のRegion 6に入力可能です。

 さて次のRegion 6ですが、正確にはインドネシアだけではありません。東チモールという国からRegion 6は始まります。この辺りはフィリピン含めて多くの島があるのですが、アジア系&中東系が出会った場所として、多くの人種・言語が存在します。その歴史を学ぶ上でまず避けては通れないのが、まずはイスラム教の浸透でしょう。インドネシアは世界最大のイスラム国家(2億人)なんです。そこに分け入ったのが、オランダとポルトガルです。ポルトガルが東チモールを支配し、オランダがその西のインドネシアを植民地としたのです。イギリスも入り込みたかったようですが、オランダ軍が強かったそうです。

 そのオランダやポルトガル、更にはイギリスやフランスのアジア植民地支配を叩き潰したのが、大東亜戦争です(←太平洋戦争と呼ぶのは欧米)。江戸時代の鎖国中の日本とも貿易が可能であったオランダは、日本では印象が良い国であるように思いますが、逆にオランダでの日本の印象はかなり悪いです。なぜならば、小国オランダに富をもたらせたインドネシアの植民地を叩き潰したのが日本軍でしたから。ポツダム宣言後も、オランダは植民地支配を取り戻そうと軍をインドネシアに派遣しますが、旧日本軍の軍人の指導もあったインドネシアのレジスタンスに手を焼き、1949年まで戦火は広がり、ついに断念します。一方東チモールですが、ポルトガルの影響が強く、同じ民族でありながら分断が続いた国の一つです。東西ドイツや、南北朝鮮にも似ています。欧米が作った分断と言えると思います。

 バーチャルコースですが、チモール島→スンバ島→スンバワ島→ロンボック島→バリ島→ジャワ島→スマトラ島、へと進んでいきます。島それぞれに文化も違うようですが、頑張って観光情報を流していきたいと思います。あのどでかい世界地図も頂けることですし、また人数いっぱいの10人が揃うのを楽しみにしております。

2021/4/9(Fri) 2,536 / 2,638 miles = 96.1% (65th)

 今日のおたっきーは、Bostonからお伝えしています! この週末に、またもやメガトン級の入力があるのはわかっているので、もう気分は地域6に向かっています。地政学的にはほぼ同じ民族なのに、どうして東西チモールに分断されているのか? まず第一に、とにかくこの辺りは多くの民族・言語が入り混じりあっています。それにもまして大きく分断されるきっかけとなったのが、やはりオランダ(西側=インドネシア=イスラム教) vs ポルトガル(東側=カトリック)なんですよね。やはりこのキリスト教 vs イスラム教という図式は、未来永劫変わらないものなのかもしれません。

 基軸通貨は、アメリカドル! 輸入品が殆どであり、物価は同じくらいのようです。

 観光地は、海に山にいろいろあるようですが、治安にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。



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