Weekend 2014 September(2)



 9/12(Fri) Atlanta

 今日は在留証明書を発行してもらうために、アトランタへ向かう。出発は朝の5時前、うまく渋滞を外したかったのだが、やはりアトランタに近づくと車の量が半端ではない。5時間ちょっとかかって、領事館に到着する。ここは初めての訪問であるが、十六八重表菊が入り口にあり、思わず敬礼してしまう。ちなみに、パスポートにあるのは十六菊である。
 無事に書類を発行してもらい、せっかくここまで来たので、少し観光して帰ることにする。向かうのは、領事館の近所にあるAtlanta History Centerだ。入場料は$14.50、AAAで$2の割引がもらえる。
 今まで、いろいろな南北戦争関連の施設を訪れてきたが、多くは北軍からの視点で評価されている施設が多い。一方、ここアトランタは南部の一大拠点であっただけに、その陥落を南部からの視点で学ぶことの出来る施設だ。展示は、年代毎に戦争の経緯を示した構成になっており、小さい施設ながらよくまとめて展示されている。
 特に印象的であったのは、南軍の敗北→人種差別への根底にある意識を形成するという、南部独特の文化を感じ取ることが出来たことであった。アメリカを理解するならば、この南北戦争を学ばなければいけないのだが、また違った見識を得ることが出来る、非常に充実した訪問であった。
 アトランタオリンピックに関する記念品も、展示してあった。
 広大な敷地を有するこのAHCであるが、1928年(大恐慌の前)に作られたSwan Houseも見学しなければいけない。
 天井の高さは非常に高く、玄関ホールには黒と白の大理石がひかれている。
 Morning Room, Library, Dining Roomだ。それぞれ、細部に至るまで素晴らしい装飾がなされていた。
 こちらは、キッチン。
 2階へのらせん階段からの眺めも素晴らしい。ちなみに、これ以外にももう一つ階段がある。
 二階三階には、それぞれベッドルームがある。(でも、Raynolds Houseの方が凄すぎるな〜。)
 外観も、ばぶった造りだ。

 Swan Coach Houseには、レストランが入っている。

 Smith Farm Houseという展示もあり、南北戦争時代の農家の暮らしを再現している。
 焦土となったアトランタであるが、戦火を免れたものだそうだ。
 アトランタの観光施設としては、ダウンタウン周辺のCNN、水族館、コカコーラ、キング牧師などあるが、渋滞を避けるために郊外のStone Mountainに立ち寄る。園内に入ると$10とられるので、園外に駐車してランで入場する。一枚岩のトレイルを頂上に向けて駆け上る。
 15分程度の登りで頂上だ。やはり急傾斜になると15分/mileペースにしかならないな。
 頂上には、いくつかBench markがある。
 多くの観光客が訪れていた。
 アトランタらしさを感じられる場所だ。
 不覚にも足に痙攣の予兆が現れたので、写真撮影の後はのんびりと下山する。

 約10kmのランであった。その後、家路に向かう。637mile(1,025km)、47.4mpgの旅であった。ちと疲れた。

 9/13(Sat) Winston Salem
 今日は午前中にSalem Lakeでペーランを行った後、病院に呼ばれてしまい、昼食もままならぬまま友人のお家にお邪魔させて頂く。
 さすが元料理人、ご馳走様でした!
 チェリモヤ、こんな食べ物ってあるんですね。 
 9/14(Sun) Winston Salem
 今日は、地元で開催のWinston Salem Air Showに出撃することとする。渋滞は大したことは無かったが、駐車場にやや問題ありであった。周囲には有料駐車場もあるが、わざわざ払う必要も無い。駐車場は無料である。子供も無料である。
 いきなり駐車場から歩き出すと、炎を上げるバスが出現した。ジェットエンジン搭載のバスだ。
 会場には、大きな機体の飛行機も展示されているが、やはりCleveland Air Showの方が大きいかな。
 世界で現存する飛行可能な唯一のC-46 Commandoには、長蛇の列が出来ていた。
 小型機は、多くの展示があった。
 左はイギリスのSea Harrier、右はP51 Mustangだ。
 T-6 Texan, B-25 Mitchell, P-51 Mustang, B-17 Flying Fortressだ。
 中距離爆撃機であるB-25は、日米戦ではあまり投入されなかったが、B-25による最初の東京爆撃はアメリカでも大きく報道されている。B-17は、主にヨーロッパ戦線である。

 小回りの効く複葉機は、これでもかの曲芸飛行を披露してくれた。ちなみにパイロットは腎不全で、腎移植を受けたそうだ。凄すぎる!
 またまたジェットバスの搭乗、ジェット飛行機とガチのスピード勝負を行っていた。
 ヘリコプターの曲芸飛行は、こちらも冷や冷やする。

 最後はイギリスのシーハリアー、爆弾投下の模擬として黒煙をあげていたが、燃えすぎたのか後で消防車が駆けつけていた。おいおい、、、。

 文化施設の少ないうちの町だが、なかなか楽しめるイベントであった。最後にジェットバスにご対面として、帰路に着く。
 帰り道でちょっと上司のパーティーに出席、フランスのCabもおいしいな〜♪


BACK  INDEX  HOME  NEXT