Weekend 2013 June(3)



 6/12(Wed)-15(Sat) Chicago

 最近学会に参加する機会が無かったので、久しぶりにシカゴで開かれるASAIOに参加することとする。チケットなどは病院が払ってくれるのだが、ばか高いチケットは経費で落ちないので、今回はミルウォーキィー行きのチケットを取って、シカゴで降りてしまうという技を使用した。昨今のチケットの高騰で、こういった技も駆使しなければならなくなった。
 一番聞きたかった午前中のセッションに参加した後、午後は美術館へ向かう。すると、美術館前のライオンさんが、何か被り物をしている。聞くと、アイスホッケーの試合があるそうで、いつも試合前はしているそうな。誰がとりはずししているんだろうか、でも皆に愛されている像であることに気が付かされるのであった。
 かなり久しぶりだったのだが、日本美術コーナーはかなり変わっていた。けれど、ピカソなどの有名作品はいつも通りだ。

 バンゴが多いことでも知られている。


 こちらはルノワール。木曜日ならば、17時以降無料になるので、その日に参加するのも一つの手だ。
 リンカーン公園の噴水は、初めてあがっているのを見ることが出来た。
 ご近所ランにも出かけてみるが、市内は立体交差になっている部分が多く、湖畔にでるまでが迷いやすい。
 一度行ってみたかったInternational Museum of Surgical Scienceにも行ってみる。
 昔の薬局のスタイルを展示してあった。
 効くか効かないかは別にして、成る程こうやって薬を作っていたんだなと、勉強になった。
 歯医者はこんな感じ、薬の発見も展示されていた。古くからの手術として、インカ時代の頭部手術が紹介してあった。
 展示品はそれほど無いのだが、絵と説明が妙味深い。
 麻酔薬が無かった時代の手術の苦労を、イメージで語りかけてくれる。
 こちらは眼科だ。
 こらは何と緊急蘇生カート、年代物の機械だが、どこかの医局の裏か動物実験施設にでも落ちていそうだな。
 こちらは聴診器、私も使用しなくなったな。
 胆石がずらり。
 年代物の手術器具も展示されている。
 解剖学の展示も。
 ちょっと驚いたのが、日本のコーナーがあるところであった。江戸時代の和歌山の華岡青洲を紹介してあった。
 日本外科学会のメンバーが名前を連ねていた。久しぶりに、日本的な文化を垣間見ることが出来た。
 日本の医療分野における貢献を紹介してあった。
 内視鏡やら超音波やら、確かに日本の先輩方の発見には目をみはるものがある。
 多岐分野にわたる外科について展示してある。
 看護についても一部屋あった。
 こちらは心臓血管外科系統だ。年代物の人口弁も展示されていた。
 確かにこういった分野での博物館は見たことが無いので、それなりに新鮮なものであった。今度帰国した時には、和歌山にある華岡先生の博物館に行ってみようかな?

 昔はシカゴの料理なんて、予算の関係もあって全く興味もなかったのだが、今回のシカゴの旅ではいろいろと調査することが出来た。
Devon Seafood Grill 結局行く時間が無かったが、ここのHappy hour(16-19, 21-22)はなかなか充実した料理を、安価にとることが出来るそうだ。生ガキも一個一ドルだそうだ。
Lawry's the Prime Rib その名の通り、Prime Ribを食べさせてくれる所だが、昔からのスタイルでやっているのが特徴だ。肉はいいものを使用しており、いっぱい頼んでも食が進むことであろう。
Shaw's Crabhouse 市内でシーフードを食べるならば、必ず推薦される店の一つ。隣にはJazzを聴くことの出来るAndyがある。
Catch 35 かなりレベルの高いシーフード料理を食べることが出来る。Jazzの演奏をしてくれる日もあるので、それもチャックしておくといいだろう。
Signature Room at the 95th シカゴの夜景を見ながら楽しむことの出来るレストラン、食事は場所代を差し引いて考えなければいけないとのreviewを読んだ。夜景だけ見たいならば、その一つ上にあるSignature Loungeがいいだろう。
Morton's Steakhouse 全米のチェーン店で、それなりの値段がするのだが、やはりここの肉はおいしい。ワインリストはかなり充実している。


BACK  INDEX  HOME  NEXT