Weekend 2012 December(3)



 12/16(Sun) Jacksonville Marathon, FL

 2週続けてのレースがあったので、やや右膝に違和感があり、最後まで参加を保留していたのだが、ここ2年間参加出来なかったFloridaの、それも当日エントリー出来る、車で行けるぎりぎりの場所(だいたい8時間くらい)ということで、土曜日の20時に出発する。Jacksonville手前のサービスエリアで2時間弱の仮眠の後、会場入りする。会場となるBolles Schoolは、門番のいるちゃんとしたゲートのある駐車場なので、夜中に到着しての仮眠は困難であっただろう。
 やや眠い体を動かして、まずはレジストレーションへ。それも簡単に済ませた後は、車内でのんびり過ごす。湿度は100%、気温は50度台だが、日中は温度が上昇することが予想され、今日はむんむんとした厄介な天気となりそうだ。ちなみにゴールは、トラックを一周してフィニッシュとなる。
 やや空も明るくなってくる頃、スタートラインに並ぶ。ちょうど3時間15分のペーサーがいたので、本日のコンディションを考えて、今日は完全にPacing raceに徹することとする。
 お決まりの国歌斉唱、そしてスタートだ。金曜日の銃乱射の影響か、多くの人が目をつぶるなりしていた。
 レースは、5K, Half Marathonとの混合スタートなので、初めから荒れた雰囲気だ。まずは北上して、小さなループを回る。入りの1mileは7:08、2mileは7:19であった。3mile, 7:33でスタートラインに戻ってくる。
 4mileを7:19でこなし、5mile, 7:34で橋を渡る。内海が望める橋だが、コース中展望がいいのは、ここだけであった。
 右折して、裏道沿いに入ってくる。レースも落ち着いてきて、抜かれることは無くなってきた。逆にオーバーペースの人が、早くも脱落していく。コース中には多くの木が生えており、直射日光に照らされる部分は少なかった。
 6mileは7:38、7mileは7:42、やや遅いペースであることはわかっていたが、どうせ後でペースアップするのだからと、焦らずにこのペーシンググループについていくこととした。8mileは7:29、ここでハーフを分けるので、更に落ち着いたペースで走れる。風除けになってくれる大きな体のランナーがいるので、あたかもトレッドミルで走っている錯覚に陥ってしまった。
 9mile, 7:34でI-295をくぐる。
 10mile 7:24、11mile 7:16、ここからペーサーがややスピードを上げる。右折して12mile 7:20、13mile 7:16、海岸沿いは多くの高級住宅地となっている。14mile 7:17、15mile 7:32、16mile 7:14、左折してここからはゴールに向かって戻るだけだ。
 17mile 7:23、18mile 7:24で右折する。住宅街の中の雰囲気のいいワインディングロードを進む。ここまで帰ってくると、随分ペーシングチームもばらけてくる。19mile 7:24、20mile 7:30、21mile 7:39、やっと高速をくぐる場所まで帰ってきた。
 ここから温度も上昇してきて、"feel the wall"を感じる場所だ。今回は先週の疲れもあり、昨晩の睡眠不足もあるので、あまり押していかずに、ここからは自分のペースで走ることとする。22mile 7:55、23mile 7:57、ここで橋を渡る。抜かれることもあるが、抜くこともあるので、殆ど順位は変わらない。24mile 8:03、暑さで体が言うことを利かなくなってくる。25mile 8:19と8分を超えてくるが、もうゴールまであと少しだ。暑かった道路を離れて、サッカー場を通過して26mile 8:22、トラックに入っていく。このセクションはアスファルトではないので、やや最後の試練といった感じだ。
 多くの声援に押されながら、少しだけピッチをあげて、最後は1:42でゴールする。

 3:18:25, 123人/1034位であった。Tシャツは黒の生地、メダルは安っぽいデザインだが、しっかりとしたものであった。このタイムと順位を考慮すれば、かなりレベルの高いレースであると言えよう。走りやすい高速コースではあるのだが、展望は全く期待できない。また、この時期のフロリダとは言えども、気温はかなり上昇するので、ベストタイムは出しにくい大会である。

01 7:08、07 7:42、13 7:16、19 7:24、25 8:19
02 7:19、08 7:29、14 7:17、20 7:30、26 8:22
03 7:33、09 7:34、15 7:32、21 7:39、last 1:42
04 7:19、10 7:24、16 7:14、22 7:55、
05 7:34、11 7:16、17 7:23、23 7:57、

06 7:38、12 7:20、18 7:24、24 8:03、

 とりあえず今年は5州の制覇で、これで29州となった。もう飛行機での参戦が必要になってくるので、ダブルなどの参戦が増えてくるであろう。また、タイムと観光を考慮して、既に走った州において行われる大都市レースへも参加していこうと思う。

 駐車場の車の温度計は80Fまで上昇していたが、走り出すと69Fとなった。しかし、やはり12月でも暑いフロリダである。レースが終わって10分後にはハンドルを握り、安全運転で18時には自宅に帰ったのであった。合計22時間の旅であった。ガソリン代はだいたい$120だったので、飛行機を考えればやっぱり安上がりだ。さあ、来年のレーススケジュールでも考えていこうか。
 12/20(Thu) Winston Salem
 今日は学校のクリスマスコンサートだ。コーラス部に入ったYは、前方に位置して大きな声で歌っている。パパに似ずに、音痴にはならなかったようだ。
 多くの子供達がクリスマスを心待ちにしているが、CTでの銃乱射を思うと、悲しい気持ちになる。
 コーラス部だけではなく、学校のリーダー的役割になっているYは、歌でも学校代表に選ばれて、どこかしらへ行ってまた歌わなければいけないそうだ。我々とは違って、小学生の頃から何かしらの才能があるようなので、邪魔だけはしないようにしよう。


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