Weekend 2012 September(2)
9/22(Sat)-23(Sun) Omaha, NE |
参戦するか迷っていたのであるが、患者も落ち着いているため、Nebraska州にあるOmahaでのマラソンに参戦することとする($102.66)。全米いろいろな所に行っているが、NebraskaはColoradoへの旅行で通っただけの場所である。簡単におさらいをすると、東はアイオア州、西はコロラド・ワイオミング州、北はサウスダコタ州、南はカンザス州に接している。人口は184万人しかいないが、面積はNorth
Carolinaよりも大きい。農業畜産の州である。Omahaはステーキで有名な町である。 シャーロットまで行って駐車場に車を預けて($10)、飛行場へ向かう。いろいろと工事をしているようだが、ここの空港のアクセスももうちょっとましになるのかな。飛行機は、たまっていたANAのマイレージで予約したので、たった$5でダイレクトフライトを予約できた。席はファーストクラスしかあいていなかったが、大きな席でくつろいで本を読んでいると、あっという間のフライトでOmahaに到着した。GSOに似た小さな飛行場だ。まずは予約しておいたレンタカー($32.82)をピックアップする。 |
車はToyotaのYarisだった。コンパクトで扱いやすい車だが、ちょっと長距離はしんどい感があった。まずはダウンタウンのHiltonへ行って、ゼッケンをゲットする。 |
I-80を西に向かい、Platte Riverを渡る。 |
目指すは、Strategic Air and Space Museumだ。外には、多くの地対地ミサイルやICBMが展示してあった。こういったミサイルって、空軍の管理なんですね。 |
入場料($12)を払い、入っていきなり、偵察機のSR71Aが展示されている。 |
ここの展示は、主に機体と簡単な説明というものが多かった。ジェット戦闘機時代の幕を開けた(Korena War)F-86H Sabre, F-84Fだ。 |
B-25による日本爆撃の経緯が詳しく展示してあった。 |
超巨大なB-36、B-52、そしてF-101だ。 |
ヨーロッパ戦線の主力爆撃機のB-17だ。 |
Mig、そして今でも現役のB1だ。お宅にはたまらないところであろう、意気投合して盛り上がっている野郎がいた。 |
展示自体はそれほど多くも無いので、2時間30分もあればいいであろう。再びダウンタウンに戻り、Pasta Dinnerに参加する(無料)。しょぼい夕飯だが、明日レースなのでしょうがない。 |
夕食後は、ダウンタウンの観光へ向かう。市内の中心部には、公園がある。 |
大きな滑り台があって、みんなでわいわい遊んでいた。 |
次にOld Marketという旧市街へ。なかなか風情のある建物が多いが、再開発が盛んであった。 |
St. LouisでMississippi Riverと分かれたMissouri Riverは、Kansas Cityから北上して、Omahaに続いている。Louis and Clarkの遠征でも知られている川である。 |
ここには、川をまたぐ遊歩道があるのだ。 |
川幅自体は、あまり大したことはないのだが、その川幅の割には流速は早い。 |
観光のシンボルとしていろいろと再開発がされているのだが、洪水時にはいろいろと大変なようだ。 日も暮れてきたので、予約しておいた空港近くのSuper 8に向かう。宿泊料は$62.12であった。 |
翌朝、5時起床でレースの用意をする。スタート地点までは10分もかからないが、空港へのアクセスに問題の無い駐車場を探すのが面倒くさかったので、$8を払ってスタート地点会場隣の駐車場に入れる。6時半にもなると、多くの人が出現する。というのも、ハーフも10kmのレースも、同じ時間のスタートだからだ。 |
お決まりの国歌斉唱の後、スタート。あまり場所取りは激しくなかった。 |
ペースは7分30秒くらいを目標にしていたが、入りは7:34であった。気温も低く風も少ないので、足も快調だ。2マイルを7:24、3マイルを7:27とする。市内はあまり治安のいい印象は受けず、多くの更地があった。3マイルからは南下をして、だらだらとスタート地点を目指して帰ってくる。 |
5マイルは14:49(7:25)、6マイルで10Kのランナーを分ける。やや声援に引っ張られるようにして、7マイルは14:35(7:18)だ。8マイルからはだらだらと登る坂がある。あまり無理をせず、ゆっくりと登っていく。9マイルで丘の上に立つ。タイムは15:20(7:40)だ。 |
ここから、ダウンタウンを目指して気持ちのいい下り坂だ。10マイルが7:19、11マイルが7:19、12マイルが7:14、安定したペースで、Old Market内を通過して、スタート地点に戻ってくる。 |
多くのハーフのランナーと別れた後、一人旅を続ける。 |
13マイルが7:25、ハーフは1:37:19、この辺りまでは3:15のペースランナーを目の前に見ながら走っていたが、徐々にこちらのペースが落ちてくる。 |
24マイルにはやや強烈な坂があって、かなり疲労が蓄積してくる。8:44でこなす。あと2マイルとなったが、鞭打つ足はあまり残っていない。この辺りから、どうやら無茶苦茶ペースダウンしなければ、目標としていた3:25が達成可能であることがわかってきた。とにかくマイル8分台を守るべく、気合を入れていく。 |
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25マイル8:35、やっと球場も見えてきた。26マイルを8:33だ。一部遅れているハーフの走者を抜きつつ、最後の力を振り絞ってゴールへ(1:55)。 |
3時間23分43秒、71位/735人であった。これで、来年のボストンマラソンへの参加資格を得たことになる。 メダルはガラス(?)で出来た珍しいものであった。トレーナーは、速乾性の黒のデザインであった。 全体的にフラットで、非常に走りやすいコースであった。しかし、コースは同じ場所を走る部分が多く、ちょっと景観はあまり面白くなかった。NashvilleやLouisvilleのように、川沿いを走るコース設定の方が、人が集まるような気がした。 |
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案外早く片ついたので、とっととホテルに戻って、体のケアを行う。そして11時半にはレンタカーを返却してチェックインする。そして、レストランで一人で祝杯を上げる($21、合計$253.60)。またまたファーストクラスでのんびり帰った後、渋滞を乗り越えて19時には帰宅する。なかなかお金のかかる遊びだが、まあ精神衛生上たまには(?)こういった旅もいいだろう。さあ、お次は毎年恒例のダブルだ。 |