Weekend 2010 December(1)



 12/4(Sat) Winston Salem

 日本人学校に行った後、Winston-Salemに帰る途中で雪に見舞われる。Ohioで見飽きた雪だが、Yはこの雪に喜んでいるようだ。

 Yとの約束のクリスマスツリーを買いに行くことにする。出来れば、自分で選んで切るというやつをやりたかったのだが、残念ながら今年はやっていないとのことであった。(じゃあ、HPを更新しろよな、、、ぶつぶつ)

 ツリーとリングをゲットした後、家路につく。降雪は激しさを増し、帰り着くとこんな感じになっていた。やはりこやつはアウトドアが大好きなようだ。
 押入れから飾り付けを取り出して、今年のツリー(門松)の飾り付けをするのであった。
 12/11(Sat) Rehoboth Beach

 North Carolinaに移住してから、走るチャンスを狙っていたのだが、とうとうそのチャンスは巡ってきた。病院の子供も落ち着いているので、金曜日の仕事の後に車を走らせてDelawareを目指す。なかなかの日本では馴染みの無い州であるが、全米でも下から二番目の面積である。税金面では優遇されており、消費税は無い。多くの全米の会社が、ここを本部としている。

 時間も遅かったので、車の後部座席で寝袋に入るが、冬用の寝袋でも寒さがこたえた。

 4時半には起床して朝食を取った後、いよいよRehoboth Beachに向かう。大都市Philadelphiaのリゾート地と言った感じの町だ。寒さはなかなかのもで27Fくらいなのだが、風が無いのが助かる。当日朝でもピック可能なゼッケンをゲットした後、ゴール地点近くに駐車して体をほぐす。当初は殆ど人も見なかったのだが、恐らく近隣の町からの参加が多いのであろう、明るくなるとどんどん車が増えてきた。朝日を迎える頃、いよいよスタートとなる。

 レースは、前半5mileの周回コースをとった後、トレイルを北上して8mile先の岬を目指す。州立公園となっているこの岬で、また5mileの周回コースを辿る。そして最後に8mile戻ってゴールである。まずは前半の5mileをウオームアップを兼ねてこなすが、とにかく気温が低い。給水所の水の表面には、薄氷がはってあるのだ。

 久しぶりのレースなので、ペース配分がわからないまま7:20-25くらいでラップを刻む。5mileのロードの後は、実は予想はしていなかったのだが、トレイルランに入っていく。道は固いのだが、やはり砂利もあるので、少し消耗させられる。コースはおおむねフラットである。一部新興住宅地の中を走っていくのだが、ここでもアメリカバブルが崩壊しているのを再認識させられる。

 ロードに戻ってから、やや早めの集団に引っ張られるように前へ出てしまう。この辺りからやや足に張りが生じてくる。18mileでは、トイレ休憩も挟む。そして30km過ぎから、明らかにペースが落ちてくる。走り不足が否めないので、こうなることは予測はされていたのだが、とにかく歩かないようにする。後半は何人に抜かれたであろうか。ダメージのあったトレイルを離れて、ロードに戻ってくる。最後は帰りの運転もあるので、足を酷使しないように流しながら市街地に入ってきてゴールとなる。
 3時間33分36秒、122位/619人であった。Tシャツは、最近はやりの速乾性のやつ、メダル結構しっかりしたものであった。

 レースとしてはこじんまりとしたもので、トレイルを往復するだけでそれほど興味深いコースではない。ただ小さい州で、年間のレース日程も4回しか無いので、50州を狙うならばいつかは走らなければいけないレースである。
 あまり無理はしなかったので、レース後のダメージは大したことはなかった。車に戻り着替えたりした後、Delawareに別れを告げる。もう来ることは無いに違いないであろう。
 Bay Bridgeを渡ってAnapolisからDC経由でRichmondへ。工事渋滞やら事故渋滞も多いので、南に向かってNorfolk経由で帰った方が早かったかもしれない。


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