Weekend 2010 November(2)



 11/14(Sun) Grandfather Mountain

 だらだらと起床して、今日は何をしようかと考えていたら、今日は最後の紅葉見物であることに気づかされ、急遽アパラチア方面に出撃するべく、急いで用意をすることにする。
 ランチを詰め込んだりしながら、US-422を西に突っ走る。そしてBlue Ridge Parkwayへ。(Booneまで走った方が早いであろう。)
 BRPを西に進み、今日の目的地であるGrandfather Mountainを目指す。写真でよく見る風景も、ここからの撮影だ。

 Grandfather Mountainへは、一度BRPから出て、右の有料道路を登っていく。かなり傾斜は強いが、日本の道に比べれば、かなりましな道だ。最上部には、50台くらい停まれる駐車場がある。ここが一杯になったならば、下部の駐車場から歩いて登ってくることとなるが、10分もかからないであろう。

 さて今日登るのは、Grandfather Trailだ。ここまで家から2時間で来ることが出来る。今日の目的地であるCalloway Peakへは、3つの登山口があるのだが、一番楽で景色がいいのがここからの道だ。まずは東の岩山を目指して、トラバースしていく。
 なかなか険しい岩山で、登山者がはしごを登るのも見ることが出来る。一旦コルまで下った後、本格的な登りが始まる。
  大きな岩がむき出しになっている部分が多く、ワイヤーやはしごがつけられている。

 はしごは大きくしっかりとしたものなので、Yでも安心して登ることが出来る。この調子ならば、黒部の剣山も楽勝かもしれない。

 はしごを登って行けば、どんどん周囲の景色が良くなってくる。
 リッジ状になっており、左右の展望を楽しむことが出来る。後方には、スタート地点の吊り橋も眺めることが出来る。
 左側(北)はリゾート開発が行われており、ホテルやら別荘などが多く建てられているのが印象的であった。それらを眺めながら、トレイルは続く。
 しばしの稜線闊歩を楽しむ。
 すると、Macrae Peakに辿り着く。ここへははしごで登っていくことになる。頂上にはbench markが二個あった。
 このトレイル上の最高の景観ではないであろうか、360度の景観を楽しむことが出来る。頂上はスペースも限られているので、小さい子供には無理かもしれない。
 展望を楽しんだ後は、更に東へ進む。一旦急激にコルに下った後、左のガリーを登るのがコースだ。
 ワイヤーやはしごなどに助けられて、次のピークを目指す。
 このピークは、先程のピークよりも幾分高く、広々としているので、混雑している時にはこちらもいいだろう。近くには、キャンプサイトもある。
 右に少し下ると、昔のインディアンが使用していた洞窟もあるので、訪れるといいだろう。

 再び稜線に出た所で、お昼ご飯とする。ずっと景色のいいトレイルを歩くので、飽きることのないコースだ。
 お腹を膨らませた後は、前方のコルに向かって下っていく。
 コルから樹林帯の登りをこなせば、目指すCalloway Peakに到着する。1時間50分の行程だ。山の深さを感じ取ることが出来るが、展望だけで勝負すれば、先程のピークの方がいいだろう。
 しばしの休息の後、来た道を戻っていく。そしてコルから登り返して、先程のピークに帰り着く。
 先程のガリーを下って、コルに降り立つ。ここからは右の迂回路をたどる。一箇所だけ長いはしごがあるが、それ以外は歩きやすい道だ。そして駐車場に戻ってくる。合計3時間40分の山登りであった。
 有名なつり橋に行ってみる。しっかりと固定されているので、あまり揺れは感じられなかった。
 色々な方向から景色を楽しむ。ピークシーズンには、凄い人になるのであろう。
 ちょうどここまで海抜1マイルらしい。
 初夏の避暑としても楽しめるに、冬のハイクも面白そうだ。
 おみやげのスプーンと絵葉書をゲットした後、Split Rockなどを見学して帰路に着く。日本と違って、2時間のドライブも直線が多いので、あっという間に帰宅することが出来た。しばらくこの周辺を攻めることになるかもしれない。


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