Weekend 2010 May(2)



 5/29(Sat)-31(Mon) Madison, WI - Upper Michigan

  妻子を空港まで届ける。がんばって日本語を勉強して下さい。
 さて、この連休はどうしようかと思っていたが、家でだらだらしていても時間がもったいないので、足の具合は芳しくないのだが、マラソンに参戦するべく、Wisconsinを目指すことにする。I-90を辿ってシカゴに入り、Wisconsinの州都であるMadisonを目指す。

 ここでResistrationを行った後、町の中のMotel 6に潜り込む。夕食は簡単に近くの中華とする。
 翌朝、まずはスタート地点に向かう。気温は90Fに達するかという予想で、朝なのに肌寒いことが無い。厳しい一日となることを予想しながら、体をほぐす。
 丘の上に集会議事堂は立っており、周囲からも見通しはいいようであった。
 足の状態が芳しくないのだが、完走を目指してレースをスタートすることとする。
 まずは南を目指して坂を下っていく。やはりまだ早かったか、右足のふくらはぎに張りがある感じだ。湖・ゴルフコースの脇を走っていくが、5マイル過ぎで早くも足に危険信号がともる。
 8マイル過ぎからUW-Madisonの中を走るが、美しい風景が続く。しかし、足の方は悲鳴を上げ始めてくる。16マイル過ぎでは、とうとう歩きも入るようになってくる。
 気温は80Fを間違いなく超えており、路面上は90F以上か、とにかく完走を目指して走っていく。22マイルからは再び湖岸沿いを走るので気持ちがいいのだが、かなり体温も上昇してきてしんどいばかりだ。所々で水浴びをしながら(ありがとうございます!)、体温を下げるように試みる。
 最後の坂を気合で登り、そしてゴールする。

 4:24:36, 640位/1369人であった。怪我をしょったレースであったが、とりあえずWisconsinを終えたことに安堵するのであった。ちなみにレッドフラッグが振られて、時計は止まり、歩くことが推奨された。死人が出なくて本当に良かったと思う。
 メダルは重量感のあるもの、Tシャツは最近はやりの速乾性のものであった。

 マラソンを走って目的は達成したのだが、もうあまり訪れることもない州であろうかと、最高峰も訪れておくことにする。ホテルで汗を流した後、北上を開始する。目指すはTomahawk西のTimms Hills (595m)だ。あまり山らしいものでは無いのだが、頂上には展望台が立つ。一帯は公園になっており、予習無しでは難しい所であろう。

 5分程度登れば頂上だ。ここには歩いて登れる展望台と、それよりも少し高いはしごで登れる塔がある。後者はハーネスとユマールがあれば安心して登れるであろう。
 頂上からの展望は、あまり抜きん出て高いというわけでもないので、それほど凄いというわけでもない。
 見学はそこそこにして、次の目的地を目指して移動することにする。
 更に北上を続けて、Michigan州のL'Anceの町に入る。ここからはかなりややこしい道なので、予習無しではまず登頂は不可能であろう。教会の所から右に折れて南下して、Ronald Lakeへ。
 ここから本格的な山道を進んで、林道を登っていけば、沼に突き当たる。ここからが、Mt. Arvon(603m)への登山道だ。車は入れないようにブロックがあるが、バギーなどは入れるようだ。
 5分ほどで頂上だ。周囲の展望は利かず、あまりメジャーではなかろうが、それでも州の最高峰であることには変わりはない。今日も午前中に一人の登頂者があったようだ。
 今日も長時間の運転となってしまった。今からキャンプ場を探すのも面倒くさいので、ここで寝ることにする。ご飯はカレーだ。蚊が多くて閉口したが、雨がやってきて車内に撤収したので、それ程気にもならなくなった。アルコールで体をほぐして、マラソンの疲れを癒す。
 夜間は相当雷雨が降ったが、林道は大丈夫であった。一路Clevelandを目指して車を進めることにする。
 L'Anceの町はIndianの居留地域にもなっている小さな町であるが、Fordの製紙工場(車の部品)があったようで栄えていたようだ。
 現在も小さな工場が稼動しているようであった。

 東を目指す。時速は63mile/hで固定するが、かなり燃費の良い走りをしてくれ、満タンで400mile越え、ガロン30mileも走ってくれた。いかに街中走行・高速走行が燃費に悪いのかが判る。

 Munising front range lightへ。Pictured RockのVisitor Cneterへ立ち寄ってみるが、とても観光している時間は無いので、早々に退散することにする。(未だ林道の工事もしていて、アクセスは悪い。)
  もう10時も超えるのに、まだUpper Michiganにいることを笑いながら、クラシックを聞きリラックスして運転するのであった。
 さあ、橋を渡ればあと一息だ。燃焼試験を行うかごとくの経済運転を行っていく。
 今回の旅では、マラソンではかなりのダメージを浴びることになった。また次のレースの日程は未定だが、引越しの前にOhioからでしか行きにくい場所で走ってしまいたいものだ。

 山の方は2つを加えて、合計23箇所となった。このまま登り続けた場合、マッキンリーはどうすんねんとの疑念はさておき、またこのマニアックな趣味は継続していきたいものだ。


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