Weekend 2007 April(5)



 4/28(Sat)-29(Sun) Highest Points in 6 States - Part 2

 朝食はホテルで、無料。今日は昨日の疲れもあるので、あと一つだけ登ってから帰ろうとも思ったのだが、とりあえず次の目的地に行ってから考えることとする。
 ガソリンを満タンにしてBlue Ridge PKWYを登り、Mile marker#355でMount Rogers SPに入る。
DNC, Mt. Mitchell(6,684)
http://www.summitpost.org/mountain/rock/150539/mount-mitchell.html

 頂上直下までは、車で行くことが出来る。今回の登山シリーズの最高点だけあって、風は強烈であった。
 本来ならば雰囲気の良いはずの頂上であるが、残念ながら展望台の工事中であった。
 さてBench markを探してみるのだが、一向に見つからない。諦めてふと下を向いてみると、荒地にしっかりとした緑のペンキのマーキング、、、頂上の標高が示されており、一時的に撤去されているようであった。
EVA, Mt.Rogers(5,729)
http://www.summitpost.org/mountain/rock/150778/mount-rogers.html

 NC→VAが今回の一番の難関になるであろうと考えられていた。Blue Ridge PKWYが案外スピードが出せたので、このままBlue Ridgeを辿って次のMt. Rogersを目指すこととする。Blue Ridge PKWY, US-221, NC-105, US 421South, US-221, NC-194, Helton Creek Road, US-58と、まず予習無しでは不可能なルート設定で、最短タイムでGrayson Highland SPに到着する。みんなもお昼寝十分となり、元気一杯だ。

 コースであるが、トレイルは明らかなのだがホーストレイルも多いので、コンパスと地図はあった方がいいかもしれない。駐車場からは北北東を進みApalachian trailに合流、ここからトレイルを辿る。Horse trail以外の道(No horse)を辿るのが正解である。
 しかしNo horseのはずが、あれは何だ!
 
 
何とここには、野生のが生息しているのだ。こんな経験は絶対に他では出来ないと思い、写真を撮りまくる。
 更にトレイルは右から巻くように進んで、稜線上でApalachian trailに合流する。
 ここから上は森林限界となるため、景色は非常に素晴らしい。
 こんなところで放牧してるわ、、、と思ったら、またしても野生馬の群れであった。
 トレイルは明瞭なのだが、いくつものトレイルが入り乱れるので、非常に困惑する。K家とも離れ離れになってしまい、右往左往の末頂上を目指す。
 所々には馬の進入を防ぐ柵がある。(後日談:どうやら人間の水を確保するための柵であるようだ。)展望の良い草原地帯を抜けると、最後に樹林帯に入っていく。往復8mileのトレイルなので、Yにはパパの背中で我慢してもらい、スピード第一で頂上を目指す。
 そして2時間半以上かかって、頂上に到着する。
 何とこれで、6峰達成だ!
 春の日差しの中をゆっくりと下山する。
 キャンプは特に許可もいらないようで、頂上稜線の草原地帯に、自由にテントサイトを選べるようであった。機会があれば、是非一泊の用意をして訪れたいものだ。
 これだけ景色のいいハイキングトレイルが、ここアメリカ東部にあることは、驚くべきことであった。
 帰りも多くの野生馬と遭遇した。
 アメリカでも多くのハイキングトレイルを訪れてきたが、本当に素晴らしいルートであった。
 最後はHorse trail経由で下山。こちらの方がかなりショート・カットをすることが出来る。

 帰りは、US-58からVA-16でI-81に合流する。非常にスムーズであった。
 なかなか一人では行きにくい企画であったが、成功裏のうちにClevelandに帰着することが出来た。

 なかなか山登りなどは、Ohio人には経験できないものであるが、今回は非常に充実した企画であった。我々Ohio人だけではなく、アメリカ東部に在住する人には、超お勧めの企画であると思う。


BACK  INDEX  HOME  NEXT