Weekend 2004 October (3)



 10/12(Tue) Home

 あまりに紅葉が綺麗なので、近所に紅葉撮影ランに行く。こちらの広葉樹は樹齢が古いものが多いせいか、迫力のある紅葉になる。あと1週間ぐらいで、落葉がピークを迎えるであろう。
 10/16(Sat)-17(Sun) Columbus
 朝からウシのチェックに出かけた後、Back-upを同僚に託してColumbusに出発する。あいにくの曇り空で、時折雨もぱらつく風の強い肌寒い天気であった。Columbus Marathonのイベントとして、ColumbusのCooper Studiumで、子供のレースが開かれというのでまずはこちらに行って昼食とする。
 肝心のレースであるが、Yは3歳になっていないのだが3-4歳のカテゴリーに潜り込むこととする。Chillyであったためか参加者は非常に少ない。せいぜい20人くらいであろうか。準備体操の後、スタート!
 New York Yankeesの2軍スタジアムを走るのだが、この寒さにYは全くやる気なし。涙ながらにびりでゴールすることとなった。お目当てのメダルも、しおりなので残念、、、。Akronが立派過ぎたともいえるのだが。
 その後、ダウンタウンに移動してresistrationを済ませる。 US-40を通るというコースの下見をした後、Sea Food Japanで買出し、そしてColumbusの南西にあるGroove Cityの安ホテルにチェックイン。
 ホテル周辺で軽くジョグをした後、近くのCanal Winchesterに遊びに行くことにする。Ohio Erie Canalが、ここを通っていたのだが、今ではこの周囲には跡形も無い。古い地図上では、川沿いにはいくつもCovered Bridgeもあったそうだが、一つしか見つけられなかった。殆どは撤去されているようだ。
 この辺りの紅葉も今がピークのようだ。
 近くのChestnut Ridge Metro Parkにも遊びに行ってみる。
 いくつかトレールがあるようだが、訪れる人は少なかった。遊んだら楽しそうなプレイグラウンドもあったが、Yは寝てしまったのでホテルに帰ることとする。ホテルではKちゃんと合流して、明日の作戦を立てる。
 4時起床でご飯とカップラーメンを食べて、5時45分に出撃することとする。車はスタート地点とゴール地点の中間に、路上駐車することが出来た。気温はちょうどいいくらいで、天気も上々だ。少し西風が強いので、うまく風除けになる人を捕まえる必用がありそうだ。
8時スタート! スタートラインから3列目くらいに位置していたので、スタートは非常にスムーズであった。入りの1マイルは6'40''、突っ込んでいく人が多いので誰かペースメーカーをと探していたら、同じペースの日本人女性(?)を発見、ピッチ走法でストライドが似ているので、うまくペースを調節する。以後は6'55''で走るが、やや私の方が速いのか、3マイルからは再び会うことは無かった。3mile程でUS-40と離れて住宅街を通る。紅葉が非常に美しい。その後7-10mileは逆風を浴びるので、うまく風除けに人を使いながら耐えながら走る。10mileの通過は1:09:11(6'55ペース)。この辺りまで来ると、人もかなりまばらになってくる。12mileからはHigh Streetを北進する。風は、時折追い風になったり逆風になったりで、非常に走りにくい。Halfの通過は1:30:59、自己ベストに1分ほどのいいペースでここまで来れた。しかし14-15mile間でアクシデント発生、突如サイレンを鳴らした消防車が通過して、走るのを中断させられてしまう。10−20s程度であったが、リズムが変わってしまったのが非常に辛かった。16,17mileのラップが7'10''以上かかってしまう。そしてここからがこのレースの核心となった、西に向かう上り坂だ。もろに逆風を浴びる上、僅かに登っているので、非常に辛い所だ。完全にペースダウンして7'30''近くかけて坂を登りきる。容赦なく風が吹き付けるので、歩いてしまいそうな時にちょうどジェルを配っていたので、それを一気に胃の中に流し込みゲータレードを流し込む。抜かれる人にうまく引っ張っていってもらうようにして、20mile通過、2:20:41(7'02''ペース、10-20は7'09''ペース)。ここからはもう西には行かないので、少しペースも持ち直す。あと10kmを切ったので、残りの力を考えながら少しペースアップする気持ちで行く。21-22mileはやや下りなのだが、道路状況がやや悪い。23-24mileは、ビルの影響で時折もの凄い逆風を浴びることもあった。この辺りまで来ると、自分のラップを確認する余裕も無くなってきた。残りマイル数を考えながら、ペースを上げていく(つもりなのだが、結局はイーブンを維持するのが精一杯のところ)。26mileを通過して、最後の大観衆の中をラストスパート。3:05:37(7'05''ペース、最後は7'15''ペース)でゴール! 185位/4313人(4.29%)

 『またBostonに行けるよ!』

 昨年の5月のCincinatti以来の、自己記録からは7'50''もの更新であった。Halfの通過も非常に良かったこともあり、あの風が無かったら、もう少しいい記録になったことに違いない。今まではぼんやりとではあったサブスリーであったが、今回のレースで少し具体的に見えてきたような気がする。次のPhiladelphiaでしっかりと7'00''でイーブンで走りきることを課題にして、来年のClevelandで念願のサブスリーを狙ってみたいものだ。

コース攻略のコツ
(1)
スタートはあまり柵で仕切られていないのと、他の大都市レースのように鼻息の荒い人は少ないので、簡単にいいスタートポジションをキープ出来るであろう。
(2) 18mile過ぎの緩やかな登りは何も遮るものが無いので、逆風の時は辛いものがある。
(3)
21mile過ぎの緩やかな下りは路面状況が悪いので、調子に乗ってとばすと思わぬ消耗を強いられる。
(4) 22mile過ぎからコースは幅の広い曲がりくねった道路となる。みんな道路の片側に寄ったりするが、しっかりと前方を見据えて最短直線コースをとるようにしよう。
 Sea Food Japanのすぐ近くにある中華で、昼食とする。レースでかなり体温が下がったのか、温かいお茶が非常においしかった。
 帰りにCleveland近郊まで帰ってきて、Bedford Metroparkで紅葉を楽しむこととする。紅葉は今まさにピークといった感じだ。森の中に黄色のじゅうたんを作ってくれていた。
 赤に黄色に色ずく葉に、寝ていたところを起こされて機嫌の悪かったYも、ご機嫌になってしまった。
 『はっぱ、はっぱ』と言いながら、何枚も持って帰ることとなった。

 Overlookからも美しい眺めを楽しむことが出来た。更にSouth Chagrin経由でSolonのスーパーに行ったが、今まで見たことの無いぐらいの 多くの鹿を見ることが出来た。いよいよ冬の訪れが近いせいか、鹿も食料調達に真剣である。
 家ではKちゃんYちゃんを呼んで、マラソンお疲れ様記念会を開く。今年のシカゴマラソンの中継を見たりして、早くも次のレースの作戦会議が開かれてしまった、、、。また一緒に走りましょうね。



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