Weekend 2004 May (4)



 5/22(Sat) Cuyahoga Valley NP

 昨日はもの凄い前線の通過で、TornedoかのようなThunderstormであったが、今日は一転して青空。気温も80F以上にまで上昇してきた。今日はYにとって、待ちに待った(?)機関車トーマスがわが町にやって来る日だ。お昼前に出撃することとする。

 CVNPに向かう途中、こんなガソリンの値段表示を見つけてしまった。このところの原油の高騰は著しいもので、連日Ohioでの最高値を更新し続けている。私なりには、『$2』まで上昇しようとは思っていなかったので『2』が不足している、と解釈したのだが、、、。
 Ohioは全米の中でもガソリンの値段は平均水準であるとされている。しかしこの調子で高騰を続けると、Summer Vacation Seasonに入れば、CA等の値段が高い地域では、$3の大台を突破するかもしれない。(ちなみに私の見たことのある最安値は112である。)
 今日はサイクリングを兼ねてピクニックと思っていたのだが、いきなりStation Roadに着くと、道路が閉鎖されていた。昨日の雨で冠水してしまっている。我々は自転車なので、ジャブジャブと突破。みんな靴を濡らして歩いていた。Cuyahoga Riverの本流はもの凄い激流。Towpath Trailも完全に冠水してしまっている。
 事前情報では、Bostonからトーマスは北進してくると聞いていたのだが、待てども全くその気配は無い。洪水の影響であろうか? Brecksvilleも閉鎖されてしまっていた。
 至る所で道路が閉鎖されているので、今日は駄目かな、と思っていたがBostonに着くとイベントはやっていた。Topham Hattにも会えたのだが、この手のハリボテものはYは苦手のようだ。
 そして、いよいよトーマスと御対面。しかし親の期待とは裏腹に、完全にびびってしまっている。待ち時間の間、蒸気を出したりして楽しませてくれる。先頭では写真を撮る人が多い。

 そうこうしているうちに人も少なくなってきたので、トーマスに接近する。ハリボテかと思っていたのだが、今でもしっかり動くれっきとした蒸気機関車だ。黒煙をはき上げてPenninsulaの方に走り去ってしまった。

 もちろん客車にも乗ることが出来るのだが、客車は普通の客車で、窓を開けることが出来ない。ちょっと走って、バックで戻ってくるだけなので、最前列でゆっくり観察するのがいいのではないだろうか。

Cuyahoga Valley Scenic Railroads・・・時刻表等が確認出来ます。

 家に帰ってからお昼寝、芝刈り、BBQ、公園というゆっくりとした時間を過ごす。そうそう、庭には今年初挑戦の『トマト』。秋には大収穫を期待したいものだ。日本に帰ったら、こんなこと出来ないだろうな〜。
 5/23(Sun) Cuyahoga Valley NP
 朝から仕事で病院に行くが、やはり昨日はやや不完全燃焼に終わったので、最終便を見るためにもう一回トーマスに会いに行くことにする。
 Cuyahoga Valley NPに着いてみると、昨日とは反対方向に走っているようであった。中間地点に車を停めて、まずは走り去るトーマスと御対面。更に車で追走。
 出発地点でしばしの休息、バックで遠ざかるトーマスを今度は自転車で追いかけるように併走する。
 距離にしては3kmくらいであろうか。湿原の中で停まった後、また前進してくるトーマスと再び併走。Yはリヤカーから身を乗り出して、完全に興奮している。(シートベルトをしているので、御心配なく。)機関車の音もさることながら、油と煙の臭いはこちらがやみつきになりそうだ。

 このRailwayは、土日には自転車を乗せてくれる列車が走るので、今度乗りに来ようかな。
 ここまで来たついでに、冬しか行ったことの無かったBlue Hen Fallsに行ってみる。川は特に濁った様子も無かった。続いて、Barndywine Fallsに行ってみる。ここは雨の影響で、滝はナイアガラ状態で凄い迫力であった。Yは、帰りはずっと歩いて登れるようになった。
 イベント会場では、トーマスを見ているYの笑顔に負けて、パズルを買ってしまった。けれどちゃんと、『パズル、パパ、サンキュ』と言えるようになったので、まあよしとするか。


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