Weekend 2004 March (4)
3/27(Sat) Akron→Cuyahoga Valley NP |
『流行性運河熱』は一向に収まる気配は無く、4週連続で調査に行くことになる。外は15℃近い春の陽気なので、今回は自転車を積載しての出発となる。 |
今回の調査は、Ohio Erie Canalの一番の難所Akronである。タイヤメーカーであるGoodyearの本社があることで知られる町であるが、この町は運河の水運で発達した町である。ダウンタウンのど真ん中に、Canal Park (Lock 3 Park)が整備されている。 |
左からLock
3, Lock 2, Lock 1である。Rock 3の痕跡は、1906年の運河修復時のコンクリートがあるだけである。Lock
2はしっかりと復元されており、今でも使えそうに見える。Lock 1は正に最高地点にある閘門で、ここを境にLake Erie, Ohio Riverへと分岐していくことになる。Lock
1は全く整備されておらず、廃墟となっていたが、1800年代は多いに賑わったことであろう。Rock 3の下流は、川の水は地下を通ることになる。 ダウンタウンの散歩も兼ねて、ゆっくり出来そうな公園である。 |
次にその下流のCascade
Valley Parkに向かう。まずはLock 15、『Mustill
Store』という運河を利用する人たちが利用したGeneral Stgoreが、保存されている。ここは高度差がかなりあるので、Lock間の距離は非常に短く、ゆっくり買い物をしながら閘門の通過を待ったことであろう。その下流のLock
16は洪水で埋まってしまっている。 |
上流にもマニア向けのトレイルがあるが、あまり整備されていないので、女性だけでの見学はお勧め出来ない。(写真は左から)まずは、道路からでも眺められるLock
14、鉄道の横切るLock 13、樹木に遮られてあまり観察できないLock
12、そしてLock 11。Lock 10から上流は通行禁止となっている。非常に急峻な谷に作られているので、相当な水量が必要であったのであろう。 今回わかったことであるが、Ohio RiverからLake Erieへの接続は、IndianがCuyahoga RiverからTuscarawas Riverへとカヌーを portageしたことに由来するそうだ。そして、そのportageという名前は現在でも地名として残っている。この広いオハイオで何故ここに運河を作ったのか、ここが接続への最短距離であることを初めて発見したのは誰であったのか、と疑問に思っていたのだが、Indian時代からの古い歴史があったのだ。 |
Scenic Bywayを辿りCVNPに向かう。道端にはLock 24が残っている。 |
Penisulaに車を停めて、まずは下流に向かう。Lock 30 - Penisula Feader Lockは、Cuyahoga Riverを堰き止めて運河内に水を取り入れるFeaderとしての重要な役割があった閘門だ。Lock 31 - Lonesome Lockは周辺に何も無いので、こんな名前が付いたそうだ。 |
Lock 29 - Penisula Lockは非常に特殊な閘門で、Cuyahoga Riverを運河が渡る構造になっている。橋はいったいどんな構造であったのか、非常に興味深いものである。 |
上流のLock
28 - Deep Lockにも行ってみる。一般的な閘門は、9 feetの高度差があったそうだが、ここはOhio Erie Canalでは最大の17
feetの高度差がある。近くにはDeep Lock Quarry(採石場)があり、石の運搬にも運河は使用されたそうだ。現在はハイキングコースが整備されているようなので、機会があればまた訪れてみたい。 今日は久々にいい天気に恵まれた。雪解け水で増水した川はカヤックには面白そうで、カヤックを積んでいる車をたくさん見かけた。綺麗な夕陽を見ながら帰路についた。 日本にいた頃は、鉄道の廃線跡を巡るのが好きだったが、運河を巡る旅にも同じような面白さがある。また、暇を見つけて運河の調査に出かけたいものだ。 |
3/28(Sun) Hinckley Metropark |
今日は天気予報とは大きく異なり、朝から雲一つ無いいい天気。長距離練習をした後、Y先生・D先生とHinckley Metroparkを訪れる。散らし寿司を持参して、和気あいあい、、、のはずが、一人だけしょんぼりしている奴がいる。 |
それは、Yであった。今日こそは、Y家御長男のYくんに会えるはずが、またしてもいないという異変に気がついたようだ。お腹は減っているはずなのだが、1時間近くすねて食事をしようともしない。純な心を持っていることに感動してしまうが、早く他のお友達を探してあげないといけないようだ。 |
この時期は湖面は濁っており、魚の食いは今ひとつ。D先生と自転車でWhiple Ledgeに行ったりして遊ぶ。 |
その後は、機嫌の少し治ったYとサイクリング。 |
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もう帰ろうかとも思ったが、岩の彫刻があるというので、そこへ行ってみることとする。駐車場から15分程度の所だ。19世紀半ばにここに住み着いていた人が掘ったそうだ。芸術的にはどうであれ、苔むした彫刻は独特の雰囲気がある。 |
今回の大きな発見は、こども同士の心のつながりの深さであった。Yのお友達になってくれる人、どうぞこちらまで御連絡下さいませ。 |
3/31(Wed) VIP day |
今日はYの幼稚園の音楽祭。校長先生の挨拶の後、各クラスに分かれて歌っていく。みんなたいしたもんだ。 |
おおとりは、Yのクラス。やけに大人が多いな、と思ったら歌っているのは先生だけであった。Yは先生に手を引かれて、歩いているだけであった。家ではよく奇声をあげているYであるが、私に似たのか(?)人見知りは激しいようだ。 |