Weekend 2004 March (1)



 3/6(Sat) Beaver Creek SP→Pittsburgh

 3月に入りますます暖かくなってきて、昨日の気温はなんと70Fまで上昇した。しかし、逆に今日は少し冷え込んできた。来週には、また雪も降るそうだ。アメリカでの気温の上下には、本当に驚かされる。

 さて、今日は朝練した後、仕事でもしようかと思っていたのだが、やはりうちの怪獣は許してはくれない。『遊んで攻撃』が凄いので、お昼に急遽お出かけすることにする。Arby'sを食べながら南下、行き先は、前から行きたかったClevelandから南東1時間にある、Beaver Creek SPだ。川は流れもあり、カヌーで遊べるいい川だ。途中の川沿いにも、カヌーエントリー用の駐車場などもあった。しかし、レンタルカヌー屋は見かけなかった。川には古い橋がかかっており、1909年建築というのは驚きだ。
 オハイオ・エリー運河が開通したのが1827年だが、これはClevelandからAkronまで一気に高度を上げた後、Ohio Riverまで、長い道のりを下っていくのが本来の運河であった。しかしPittsburgh方面から、最短距離でオハイオ・エリー運河に向かおうとするのが、このBeaver Creekを利用した運河であった。しかし、着工が遅かったせいもあり、鉄道がどんどん普及して、日の目を見ることなく消えていった運河である。LockやCovered Bridgeも保存されている。
 鴨を見て Yは、『ダックダック』と叫んでいる。どうも、幼稚園で言葉を習っているようだ。周辺をハイキングするが、ややぬかるんでいるため、次の目的地Pittsburghに向かうことにする。
 Ohio Riverを越えてWV→PAと入り、Pittsburgh市内に入る。この町はOhio River・Allegheny River・Monongahela Riverの合流点にあり、映画『スリーリバーズ』でも有名だ。また、アメリカ独立以前に、イギリスの砦があった町でもある。そして、19世紀にはその輸送力を活かして、鉄の製造で栄えた町である。まずは3つの川の合流点にある、Point SPに行ってみる。Fort Pitt Museumに行きたかったのだが、残念ながら閉まっていた。
 夏は噴水が有名な所だが、これも冬はやっていない。川の南側は大きな急斜面となっており、インクライン(ケーブルカー)がはっきりと確認出来る。その昔は歩いて登っていたらしいが、人口の増加に伴い、建設された。周囲には列車が頻繁に往復しており、Yは列車をたくさん見れて興奮して、『しゅっしゅっトレイン!』、と叫んでいる。
 早速、Duquesne線に乗ってみる。初めて乗る乗り物に、興奮気味のY。
 頂上からの眺めは最高だ。ここで、オリジナルのスプーンもゲットする。このスプーンは少し高かったものの、Hand paintingである上、ここでしか手に入らないレアものだ。Yは、上がったり下がったりしているケーブルカーに御満悦。なかなか展望台から離れようとしない。
 ケーブルカー頂上駅のすぐ西には、Georgetowne Innという、地球の歩き方にも載っているお店があるので、こちらで夕食をとることとする。ハイキングの帰りなのでパパはジャージであったが、気にせず入ってしまう。景色は最高で、お皿もいい感じ。味も値段もまあまあよかった。Y様もご機嫌で、最後は夜景を眺めてClevelandに帰宅する。
  どうも怪獣は、外出することと、乗り物が大好きなようだ。今年は機関車トーマスに乗せてあげようか、、、。(まるで男の子みたいだ。)
 3/7(Sun) South Chagrin Metropark
 今日はやや肌寒いが、近所の公園にハイキングに行くことにする。Squaw Rockに行くと、まだ氷がたくさんあった。
 川の水は雪解け水で増水している。Yは『たきたき』、と背中で騒いでいる。その後、Yはブランコをみつけてしまい、『遊んで攻撃』を仕掛けてくるので、しばらく飽きるまで遊んでから帰宅する。さすがにまだ、若葉が萌え出づるという感じでは無かった。(ちなみに、Yは髪を切りました。)
 3/9(Tue) North Chagrin Metropark

 随分日も長くなってきた。天気もいいし仕事に一段落がついたので、今日は早めに帰宅して、近所のMetroparkにおでかけ。春の訪れは本当にいいものだ。日本では今、目の敵にされている(?)野鴨だが、Yは『ダック、ダック』、と言ってなかなか離れようとしない。



BACK  INDEX  HOME  NEXT