Weekend 2003 September (4)



 9/26(Fri)-28(Sun) Kelleys Island
 Kelleys Islandは、Lake Erie西部に浮かぶ小島である。Kelleys Islandとの出会いは、ここClevelandに、Detroit経由で飛んで来た時であった。きらきらとした湖面にぽつんと、浮かんでいたのを、今でもはっきりと覚えている。そして今年に入り、このKellyes Islandに渡り、キャンプしようという計画が浮上、今まで2回の計画があった。しかし、実験が入ってしまったり、夏場は非常に人気が高く、すぐにキャンプ場が一杯になってしまうという有様で断念していた。しかし、Labor Dayを過ぎる頃から、キャンプ場が空いていることが多くなった、、、ということで、9月も後半であるが、『今度こそKelleys Islandへ』計画を実行することになった。
 出発は金曜日の昼過ぎ。今回はラボのボスも参加するということで、キャンプサイトを確保するという『お墨付き』をもらってClinicを早退して、Yと2人でY先生と合流して出発。2時間弱のドライブでフェリー乗り場に到着。目指すKellyes Islandを目の前にすると、感慨深いものを感じる。

 16時のフェリーに乗車。フェリーは小さいもので、乗用車なら20台ほど乗せることが出来るが、我々の便は10台くらいの乗船であった。真ん中には操舵室があって、周囲の展望は良好であった。湖面をわたる風を浴びていると、神戸の明石海峡フェリーを思い出す。

 25分で島に到着。旅なれていそうなキャンピングカーに先導されてキャンプ場に到着。予想していた通り、キャンプ場は人影もまばらではあるが、やはり湖面に接するサイトは一杯。しかし、一番奥に、3サイト隣りあわせで空いていた。眺望は文句なしで、すぐに湖にも出ることが出来る、、、ということで、ここに決定! 恐らく、全てのキャンプサイトが空いていたとしても、ここを選ぶのでは無かろうか。
 雨が降るという天気予報であったので、 建設大臣のY先生はタープのセッティング、子供達は勝手に遊んでくれる。私は『チーズフォンデュ』の用意、、、『あっ、ソーセージ忘れた!
 暗くなる前には、食事開始。20時頃には、T家も到着。夜遅くまで食べ続ける。
 このキャンプ場は金曜日の仕事が終わってから来る人が多いのか、 T家の乗った便は満員であったとのこと。夜遅くまで、車で到着して設営する人が多かったので、やはり、金曜日お昼出発は大正解であったと思う。
 翌朝には更に改築工事を行い、どんな雨にも負けないほぼ完璧な宴会場の完成。朝食をゆっくり摂る。スワンボートレースでの商品である、キャンピングテーブルも大活躍。
 朝食後、みんなで近くにある『Glacial Grooves』に行く。氷河の大地への傷跡を見ることが出来る。もともとは、調査のために、土砂をどけたら、こんなのが出てきたそうだ。ということは、この辺りの地下は、全てこんな感じなのであろう。
 State Parkの目の前は遠浅のビーチになっている。みんなを自転車に乗せて、波打ち際を走る。非常に気持ちがいい。
 天気予報に反して、天気は徐々に良くなってきたので、YくんとYを連れて自転車島内一周に向かう。飛行場は東部にあり、セスナ機などが着陸できる空港。海の中に吸い込まれそうな滑走路であった。このあたりでYくんは撃沈。Yもつられてあえなく撃沈。町の調査を終えてキャンプ場まで戻った後、今度はランニングで島内一周。Y先生はカヤックで周辺の調査。
 お昼はLが餃子を作ってくれた。これがおいしい!
 日も差してきて、随分暖かくなってきたので、ビーチで泳いでみる。深い所は冷たいのだが、水面に近い所は暖かい。あめんぼのように、平泳ぎをすれば気持ちよく泳げる。
 Yはビーチでどろどろになってしまったので、シャワーを浴びると、後発隊が到着した。Cも後発隊で到着。キャンプ2回目の深町家と、今回初めての坂元家。早速、牛タンの解体講座を開く。
 続いて、牛タンの薄切り実習を行う。切るかたわら、既に焼きに入っている。自然に宴会が始まってしまった。
 子供達は、びしょびしょになりながらビーチで遊んでいたが、ごはんにつられて戻ってきた。
 Tコンロも登場して、本格的に牛タンを焼きだす。このロケーションでBBQキャンプ出来るなんて、本当に幸せだ。
 日も沈む夕暮れ時を、お子様接待自転車で波打ち際を走りまくる。服も一部濡れてしまったが、子供達には大好評。
 箱ワインX5で、ワインバー状態。マシュマロで子供達は盛り上がり、大人はナイトカヤックで楽しんで土曜の夜は過ぎていった。
  飲んでいる最中に、明日『カヤックで島を一周』企画が出る。10時までに帰ってくることと、米のセッティングという条件で許可が下りる。10時に間に合わなければ、一カ月間、皿洗いの刑だ。
 6時過ぎに起床、米のセッティングを終えて6時40分、まだ辺りは暗いうちに出発。朝日を見ようということで、時計回りで回ることにする。北東の岬を回り、飛行場の沖で朝日を迎える。ここまでは、湖も凪いでいて快調にとばす。

 が、しかし、8時過ぎに南東の岬を回る頃から状態は激変する。南西の風にあおられて、波は高いわ進まないわで、非常に苦労する。波を避けるため、やや沖を漕いでいるのだが、沈したら、、、ちょっと大変だろうな、と思いながら漕ぎ続ける。おしっこ休憩とかもしたいのだが、パドリングを止めようものなら沈してしまいそうだ。

 遅々として進まないダウンタウン沖をクリアして、9時過ぎに島の西側に入ると、少し楽になる。風に押されて、スピードが上がっているのを感じる。『10時は間に合うのは無理だろうな』、と思いながら自然にパドリングをする腕にも力が入る。

 9時45分、見覚えのある岬と灯台が見えてくる。『やった〜、間に合った!
 最後の直線を『ウイニングラン』 9時50分到着。水上でビールで乾杯。正直、本当に出来るとは思っていなかった。自転車・ランニング・カヤックでの島一周と、本当に疲れた。
 一方、キャンプ場では、こんな朝日であったらしい。島の北部のキャンプ場ということで、当初は日当たりとか、展望とか悪いのではないかと予想していたが、南風をブロックしてくれて、海は穏やかで、ビーチも綺麗、朝日も眺められるという、ほぼ完璧なキャンプ場であった。
 朝食〜昼食とゆっくりした後、撤収。みんなで記念撮影。
 島内には、ワイナリー(HPはリンク切れしている)があるというので寄ってみた。白ワインを1本買って、みんなで試飲。

 楽しかった3日間ではあったが、いよいよ島を去る時がやってきた。来る時と違って、帰りのフェリーは満杯。また、今度?はあるかな?

参加人数:Y家(2+3)、O家(2+1)、T家(2+1)、F家(2+3)、S家(2+3)=(10+11)=21

関連サイト
Kelleys Island......
Kelleys Islandの観光情報が満載しており、リンクも豊富。



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