2012 Spring Vacation in UT & AZ



 4/4(Wed) Grand Canyon NP

 ちょっと早起きして、朝食とお昼の弁当を作る。車をBright Angel Trailheadに駐車して、いざ下り始める。
 下る時は肌寒いが、下るにつれて徐々に気温は上がってくる。
 目指す目的地は、遥か下の方に見える。帰る時のことを考えながら、つづら折をひたすら下っていく。
 South Kaibabと比べて、開放感がやや少ないトレイルだ。
 すぐに休みそうになるのを我慢しながら、一時間ばかり下ってもらう。
 休息の後、更に道は下っていく。
 3マイルの場所にある小屋を過ぎて更に下ると、傾斜はやや緩やかになる。ここには鹿の群れもいるようだ。
 もう1ピッチ歩けば、Indian Gardenだ。
 ここにはトイレも水道もあるので、休息にはいいポイントだ。
 ここからコロラド川に下りる道と別れて、左のプラトーに向かう道をたどる。
 グランドキャニオンの高低差・広大さを感じるためには、やはりこの中間台地まで下りる必要がある。
 もともとこの道は、水道管敷設のための道であったようだ。パイプは地面の下に埋められている。思っていたよりも多くの花を見ることが出来た。
 台地の端までやってくれば、ゴールだ。宿泊しているサウスリムが、遥か上方に見える。
 ここからは、すぐ近くにコロラド川が見える。
 みんなで大写真大会が始まる。
 日差しも強いので、日陰でランチとする。リスが我々のご飯を狙っていた。
 ちゃんと覚えていられるかな、この景色を。
 さて、今回の旅行の最中に、彼女の靴に穴が開いてしまったので、新しい靴を購入して使用しているのだが、靴擦れになってしまい機嫌は最悪だ。
 ぶつぶつ言うのをなだめすかしながら歩かせるとともに、私の足を突っ込んで靴をやわらかくする。
 すると痛みも減少したのか、いよいよエンジンがかかってきたようだ。
 すいすいと高度を稼いでいく。振り返れば、随分高度を稼いでいるのがわかる。
 3マイルの小屋で休息した後、更に道を登っていく。
 Y君も負けじとついてくるが、Yはお構い無しに先頭を歩いていく。
 多くの人が降りてくるのとすれ違いながらもくもくと登れば、ゴールだ。
 Y先生とご子息をおいてきてしまったが、しばらく待つと、足に痙攣をおこしながらゴールに到着だ。
 キャンプ場に帰り着いて、お風呂とアイスクリームで元気を取り戻す。
 今日の夕焼けは、Mother Pointに行ってみる。
 太陽を見るよりも、その後方の影を写真にとる方がいいだろう。
 移り行く色の変化を楽しむ。
 今日はキャンプ最後の日なので、子供たちにはキャンプファイヤーを楽しんでもらう。食料も余り気味なので、とことんまで食べまくる。


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