2010 Spring Vacation in New Jersey



 3/28(Sun) Cape May

 今日のレースは9時スタートなので、ゆっくりみんなでご飯を食べる。
 Cape Mayまで車で送ってもらうこととなる。みんなはこれから釣りに出撃する予定だ。私も荷物の搬送サービスがあるので、スタートぎりぎりまで体を休めることが出来る。スタート地点は、Congress Hall前だ。チップも無い、のんびりとした大会だ。

 目の前にはAtlantic Oceanが広がる。東南東の海風が強く、今日は風との戦いになりそうだ。

 8時ちょうどに、特に合図も無くスタート。かなり混雑したスタートだが、タイムはあまり目標では無いので、ウオームアップを兼ねて、ちんたらスタートしていく。1マイルを過ぎる頃には、ようやく集団もばらけて来て、自分のペースで走ることが出来るようになる。さて今回のペースであるが、走りこみも少ないので、3時間半くらいのタイムではないかとの予想から、それ程早いペースでもない7分30秒/mileに設定する。1マイル過ぎて浜側にターンすると、ぐっと追い風になるので、かなり楽になる。そして、1つ目、2つ目の橋だ。上り下りともペースを幾分落として処理していく。3マイルからは、湿地帯を突っ切るオープンスペースの道をひたすら北東に向かうのだが、かなりの逆風がありしんどい。うまく風除けを探しながら、順位を上げる。

3つ目の橋でWildwoodに渡ると、建物の影に入ることと、横風になることで、それ程風は苦痛にはならない。しかし時折ある浜側へのコースでは、かなり逆風に苦しめられる。9マイル過ぎで海岸沿いのボードウォークに入るが、木の上は走りにくいので、もっぱらコンクリートの上を走る。10マイルのゴールを横目に見ながら、ここから13マイルまではやや追い風を受けながら走る。4つ目の橋を過ぎた後、すぐに5つ目の橋。ここからはかなりのオープンスペースなので、風がしんどい。お腹の調子も悪くなってきたのだが、うまい具合にトイレを発見してすっきり。40秒ほどのロスで済んだ。
 15マイルを過ぎてAvalonに入ると、ややペースが落ちてくるのを自覚する。123rd Streetまで戻った後、7マイル近く北上していくのだが、ずっと住宅地を走っていくという景色の変わらないコースで、ストリートの番号を頼りにがんばっていく。

 いよいよペースも落ちて来た23mile過ぎで、最後の7つ目の橋を渡って、Sea Ile Cityの市街地に入っていく。ここからはまた住宅地を走っていくのだが、足があまり動かない。貯金を食いつぶしながらいよいよ25マイルを過ぎると、このままでは目標タイムでは走れそうに無いことを感じる。海岸沿いのコースに入り、ここから少しペースを上げていこうとするが、ゴールがわからずに躊躇してしまう。そんな時、はるか彼方に横断幕のようなゴール地点を発見する。時計を見ると、まだいけるかもしれない。ここからトップギアに切り替えて、それまで抜かれていたランナーをごぼう抜きしていく。おいおい、まだまだ足も動くじゃないかと思いながら、最後は3時間29分40秒台のタイムを視認しながら、ゴールを駆け抜ける。
 3時間29分51秒、71位/607人であった。
 全体に風に影響されるコースであるが、自然が多いコースであり、展望も素晴らしい。ナチュラル系が好きな人には、楽しいコースであろう。
 前回のレースよりはダメージも少なく、早速みんなに合流してキャンプ場に帰還する。やや冷え込んでいるとともに、風も強いので、釣果は残念ながら無かった。
 昼食は、こんなこともあろうかと用意しておいたコーンビーフカレー。
 おいしく頂くことが出来た。
 昨日に引き続き冷え込むので、夜のために薪も用意する。
 夕食は焼肉だ。さすがにマラソンの疲れで、すぐに寝てしまった、、、。


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