2009 Winter Vacation in Florida



 12/20(Sun) →Bahia Honda State Park

 縦に長いGeorgia、そして長大なFloridaをひたすら南下していく。驚くことに、Orlando近辺になって、ようやく50Fとなってくる。改めて、この時期に快適なキャンプをするためには、Miami近くまで南下する必要があることを痛感する。
 Miamiで、private baseのポップアップレンタルをゲットする。Coloradoなどでは、企業ベースの会社が一般的であるが、ここFloridaではポップアップを探すのが実は大変だ。ものはお馴染みのViking 1906、お値段はやや高めの$600ちょっとだ。

 この辺りは2日前の大雨で、かなり水没していたようだが、椰子のみをゲットして早くもご機嫌さんだ。
 有料道路を通過して、いよいよKeyに入っていく。気温はMiamiくらいからは一定で、70Fくらいのキャンプには心地よい気温である。

 Keyは、大きく分けて5つの場所に分類される。東の入り口がKey Largo、この部分は片側二車線なので、スピードはまあまあ出すことが出来る。Islamoradaからは、やや海が近づいてくる感じだ。ここまではいろいろなショッピングもすることが出来る。次にMarathonの町周辺、ここには空港もあり、充実した食料品店や釣具屋などもある。ここからは島と島の間に橋が多い。そして別荘地の多いSugarloaf、最後が人口の密集したKey Westだ。

 Lower Matecumbe Keyの北側に、魚屋さんを発見したので、立ち寄ってみる。
 カンパチが$6、ロブスター(伊勢海老)も$7前後と格安だ。本日の夕食をゲットするとともに、翌日からの魚釣りの餌もゲットしておく。
 この辺りでは一番大きな町であるMarathonで、一般食品の買出しを行う。この辺りのチェーン店であるPublixは、近所のスーパーと比べてもかなり大きな品揃えで、日本酒なんかも手に入れることが出来る。観光地でありがちな高い値段も見られず、逆にOhioよりも低価格の様に思えた。

 買出しの後はいよいよ7 mile bridgeだ。かなりスピードを出すことが出来るので、あっという間の気がする。
 あいにくの天気であるが、海の青さが印象的でだった。

 そして、ようやく目的地であるBahia Honda State Parkに到着する。サイトの番号は#52だ。道路を挟むものの、サイトから海が見渡せる素晴らしいサイトだ。

 さて、このキャンプ場の概要であるが、まず8サイトのBay Side Areaが北側にある。Highwayをくぐっていかなければいけないのだが、高さ制限(6'8'')がある。6つのcabinの向かいにある。雰囲気はいいのだが、やや道路に近すぎる感がある。次に48サイトのButtonwood Area、サイトの区切られ方が人工的で、内部のサイトは全く開放感が無い。また、海岸沿いのものはかなり道からの騒音が聞こえる。RV用のサイトであると言えよう。
 最後に我々の宿泊する24サイトのSandspur Area、一つ一つのサイトが離れているので、雰囲気は最高だ。#49から#56は電気なし水道あり。#55&#56以外は、海を臨むことが出来る。この中でも#52はベストか。#57から#61は道路を挟んで浜側で、眺望は望めない。#62から#72は浜側のサイトだが、#62,#63,#64は樹林に囲まれている。#65からが眺望が素晴らしく、ビーチへ直接アクセスすることが出来る。しかし東に行くほど、風当たりはきつい。またこのエリアの中でポップアップが許されているのは、#49,#52,#54,#61,#64,#65,#67,#69,#70,#72である。総合的に評価すると、ベストサイトは#65,#67であろう。

 早速海に繰り出した怪獣は、綺麗な珊瑚石などを見つけてきた。
 さて、久々のポップアップであるが、まずはポジショニングの後、固定の足を出す。Yが組み立ての様子を写真に撮ってくれるので、助かる。

 そして、いざポップアップ! (しかしYが写真を撮るのも、うまくなったものだ。)
 そして前後のベッドを引き出していく。
 気を遣うのは、扉の作成だ。微妙な高さの調整が必要となる。
 ベッドの支えは、作成年によって若干異なるようであった。
 目前は海、裏側サイドは熱帯の植物が生い茂る。
 最後に、シートを中から固定すれば出来上がりだ。
 早速、遅めのランチをとる用意をする。刺身にしたかったのであるが、大事をとって煮付けにする。海を見ながら、はしを進める。
 夕食前に、公園内を散策することにする。まずは自転車でビーチを突っ走る。 
 Ohio Keyとの間の橋まで行ってみるが、一部私有地になっている部分があり、島を一周することは出来なかった。2003年に訪れた、#55も確認する。
 島の内部にはラグーンが広がっており、内部に向かって小さな川が続いている。その後、旧鉄道線路跡を見に行く。
 そう言えば、あの時もこの自転車で来たんだっけ。
 Bay Areaなども行ってみるが、やはりSandspur Areaが最高だ。
 夕食はロブスターと鍋だ。ここまで来た甲斐があるというものだ。夕食後は、Yとナイトサイクリングにも向かう。Clevelandは雪が降っているというのだから、思えば遠くへ来たものだ。


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