2008 Summer Vacation in Japan



  10日目 8/4(Mon) Ponyo
 とにかく暑い! しかし、家でのんびり過ごすことは我々には許されない。今日は月曜日の映画割引の日なので、崖の上のポニョに出撃する。
 そして映画の後は、デパートのレストラン街へ。いやはや、お子様セットはいいものです。私も日本の味を堪能する。
 最後は宇治金アイス、美味。
 今日は恒例の福井花火大会。暑さにひよって、足羽川までは出撃せず、けれどもテレビの花火と遠景花火の時間差音響を楽しむことが出来た。Yも日本の花火を美しいと感じているようだ。(日記はこんな感じ)
  11日目 8/5(Tue) Shirakawa-gou, Hotsprings
 かなり観光にばててきた我々であるが、家人に勧められるままに、今日は白川郷を訪れることにする。まずは白峰の恐竜オブジェの見学。博物館は見栄えが悪かったので、パスすることにする。
 車は、白山スーパー林道を登っていく。
 凄い景観を楽しめはするのだが、後世に残したい自然であったかもしれない。
 トンネルを抜ければ、岐阜県側だ。三方岩岳へは指呼の先だが、ガスの中なので割愛する。急な斜面を下っていけば、白川郷に達する。

 まずは城山展望台に登る。平日だというのに、驚くほどの観光客にびっくりさせられる。これも世界遺産に指定された影響か。駐車場は殆ど一杯だったが、小さな民間駐車場に、車を駐車する。

 豊富な水が、ここが日本であることを教えてくれる。
 まずは、平成の吹き替えでも有名な長瀬家を訪れる。
 階段好きのYは、1階よりも上階に興味があるようであった。
 以前はいろりで火を炊いていたために、その煙が屋根の保全をしていたそうだが、近年のガス化により、痛みが激しくなっているそうだ。
 観光客でごった返しているので、情緒もへったくれもないのだが、周辺をそぞろ歩きしてみる。
 多くの民宿があるので、それに宿泊してみるのもいいかもしれない。
 蕎麦屋にも立ち寄り、かけそばとソフトクリームを頂く。おいしかったです。
 多くの茅葺の家が残ってはいるのだが、田舎の静かな雰囲気は到底味わえなかった。
 興味深かったのは、屋根の葺き替えを行っている家があったこと。物凄い手間がかかっていることを目の当たりにすることが出来る。
 おみやげに笠を、と思ったが、いいサイズが無かったので、記念撮影をするにとどめる。
 最後に和田家を訪れて、白川郷を後にする。

 世界遺産に指定されてしまったことと、東海北陸道の開通のために、えらいことになってしまっている。自分だけのいい田舎の風景を探す方が、のんびり出来ることであろう。
 福井への帰途で、大白川の湯に立ち寄る。なかなか温泉文化に慣れないYではあるが、いい汗を流すことが出来た。
 中部縦貫道を通って福井へ。しかし、今や北陸道を通る方が、早いかもしれない。便利にはなっているのだが、一つずつ日本のいい田舎の風景が無くなっているようで、少し悲しい気持ちにもさせられた。(日記はこんな感じ)


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