2008 Spring Vacation Report in Algonquin



  1日目 5/22(Thu) Cleveland→Ottawa
 今回の旅の第一目的であるが、まずはOttawaでのVISA取得である。人気があってなかなか予約の難しいToronto, Ottawa領事館であるが、急にキャンセルが出たため、予約を入れることが出来たのだ。OttawaでのVISA取得と、その間の手続き待ちの計画も考慮しながら、22時過ぎに今回の旅の同行者であるTさんをピックして、東を目指す。
 『カナダは遥かカナダ〜』、などと言っている間に、まずはアメリカ出国。カナダ入国ではゲートで止められて、簡単なインタビューを受ける。カナダ入国さえも厳しくなっていることを感じる。ちなみにこの周囲はThousand Islandと呼ばれる景勝地で、カヌートリップなども楽しそうな所であった。
 朝になりYも起きてきた。久々の旅行ということで、こちらも興奮しているようだ。
 8時にOttawaに到着する。ここOttawaはカナダの首都であるのだが、英語圏のOntario州とフランス語圏のQuececk州との境に作られた町であり、英仏交じり合った雰囲気のする町である。人種はもっと白人が多いと思っていたのだが、移民が多いという印象であった。
 やや準備不足であったため、手続き料金の振込みに不備があったりしたが(アメリカドルを銀行で振り込む必要があるのだが、銀行が開くのは9時である)、それ程厳しくもなく、2時間ほどでInterviewを終えることが出来た。ただしVISAの受け取りであるが、当初は翌日発行を期待していたのであるが、Memorial Dayの関係であろうか、5日後の連休明けの火曜日15:00まで発行できないということ。 天候に関する情報を仕入れながら、以後の計画を考える。

 Tさんは、我々がアメリカ領事館に行っている間に、『Ottawaにおったわ』ということで、周辺の散策をして待っていてくれた。
 まずは予約しておいたホテル、Embassy Hotel and Suitsにチャックインする。値段はOttawa市内で一番安いホテルであったが、予想に反してキッチン付きの素晴らしい部屋であった。まずは運転の疲れを癒しながら、今後の計画を検討する。
 Yはこの広いお部屋が気に入ったようで、早速遊び始めている。 
 買出しを夕方にすることにして、まずは近所のCanadian Museum of Natureを徒歩で訪れる。
 残念ながら工事中で、建物の半分の展示は行われていないのだが、Yは大興奮である。
 一階にはギフトショップがあるだけだ。まずは2階へと上がっていく。ここの名物の恐竜展示も、改装中であった。
 まずは、いくつかの化石が我々を迎えてくれる。 
 恐竜達の模型は、かなり気合の入ったものである。
 なかなか迫力のあるもので、全てオープンするならば、見応えのある博物館となろう。『あ〜、Tさん食べられそう、、、』
 展示はNew Yorkに比べると少ないものだが、画像を駆使した説明はこちらの方が興味深かった。
 恐竜に関するクイズなんかもしてくれたが、さすがにYは恐竜オタク、全問正解であった。恐るべし。
 興味深いのが、展示は英語とフランス語で行われているということ。自然に2ヶ国語をしゃべれるようになってしまうこの環境は、現在の国際化社会にはいい教育環境なのかもしれない。
 ゆっくりとこの階で時間をさいて見学する。
 3階から上は、カナダの自然動物などについての説明だ。いずれも遭遇したことのある動物だが、今後の旅で見ることが出来るかもしれないので、否が応でも雰囲気は盛り上がってくる。
 ただし、熊にだけは会いたくないものだ、、、。
 OttawaはOttawa River沿いに立つ交通の要所であり、St. Lawrence Riverまでの運河も建設されている町である。19世紀からの古い町で、町の中心部にはMarketが立ち並んでいる。明日からの買出しを済ませた後、ここで今晩の食材をゲットする。
 外食に繰り出してもいいのだが、せっかくこのホテルにキッチンがあるので、ホテルに戻って夕食とする。
 ピザにカニ焼き、そして先日New Yorkでゲットした私の地元の日本酒・大関・山田錦を頂く。稚内とほぼ同緯度の日の長い町であるため、21時過ぎまで明るいのだが、明日からの旅に備えてゆっくりと睡眠をとる。


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