2005 Spring Vacation Report



  4日目 5/1(Sun) Niagara Falls→Cleveland
 朝は凄いもやで、滝なんか全く見えなかったのであるが、日が差すとともにガスが晴れて快晴となってきた。しっかりと朝食をとった後、出撃することとする。
 晴れることもあろうかと自転車を持ってきたのだが、正解だった。乳母車を押すよりも随分早いので助かる。滝を目指して爆走してくれた。
 ちょうど花の咲く頃であったので、人影もまばらで、落ち着いた雰囲気であった。
 『船なんか、、、』というパパを、『これ乗らなNiagara来たとは言われへんで』と説得して、Maid of the Mistに乗船する。ちょうど10日前に開業したそうだ。Yはママの後ろで隠れてしまっている。
 まずはアメリカ滝のしぶきを浴びていく。
 次にカナダ滝。いつもながら、滝の迫力には感動させられてしまう。
 少し歩けば、いい撮影ポイントがある。2つの滝を見渡すことが出来る。
 またまたお土産屋さんで油を売った後、移動することにする。ホテルに止めておいた車を回収することとする。
 Skylon Towerで昼食を、と思っていたのだが、お腹もあまり減らないので、前から気になっていたWelland運河に行くことにする。ここは、パナマ運河・スエズ運河に次ぐ運河であるのだ。
 まずはLock 3にあるWelland Canal Centerに行ってみる。残念ながら見渡した所、船を見ることは出来なかった。
 さて、センターに入ってみるとびっくり! 運河を通行中の主な船がリストアップされている。更に、コンピューターを見ると、小さな船を含めた現在地点なども瞬時に見ることが出来る。小さな博物館もあって、運河の歴史なんかも展示されていた。昔はNiagaraのすぐ上流に運河の出口があったそうだ。
 やや展示は物足りず、地元のなんでも博物館の感は拭えないが、運河ファンにはたまらない所だ。
 次の船がLock 3に来るまで時間がかかりそうだったので、コンピューター画面をのぞいてみると、正にLock4-7の連続閘門部分を登っていく船があるようだ。急いで上流に向かう。すると、案の定Lock 7の手前に船を発見。ゆっくりとせりあがって来る船を眺める。全く運河については知識の無かった両親であるが、結構気に入ってもらえたようだ。
 ここはSt. Lawrence Seawayとして管理されている部分であり、 河口のSept-IlesからSuperior LakeのDuluthまで、1,594mileだ。マニアックなおじさんがいて、"ABC's of the Seaway"という本を配っていた。たくさんのマニアックな人が行きかう所で、ここにはInformation Centerもある。また、運河を望むInnもある。Lock 4-6のTwin Flight Locksは見ごたえがあるので、ナイアガラ観光のついでに立ち寄って頂きたい所だ。
 せっかくここまで来たので、やはりお気に入りのInniskillinの白ワインを買って帰ることにする。両親は御土産用に大量買いをしていた。ボトルなら一人3本まで免税で、ここから別送品として日本に送ることも可能だ。日本人のスタッフもいるので、手馴れたものだ。
 最後に免税店でGSTをゲット、そこで気がついたのだが、メジャーなワインは(Inniskillinもあった)、免税店で購入した方が安いであろう。
 明日からまた旅行は続くので、帰路を急ぐ。Ohioに入った後、余裕があるようなので、Harpersfield周辺のCovered Bridgeに寄ってみることとする。まずは、Mechanicsville Rdだ。ここは1867年の作りで、年季の入った構造である。
 最後にHarpersfield。とうとう4つも訪れてしまったが、Ohioらしい雰囲気ということであれば、やはりこういった風景ではなかろうか。


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