2004 Summer Vacation Report in SD,WY,MT



  10日目 7/25(Sun) Yellowstone NP→Chico Hotsprings
 朝食はInnのBuffetで。思っていたよりも食事の種類が少なくて、残念であった。
 荷物を運び出した後、最後にOld Faithful Geyserを見に行く。やはり時間通りに噴出してくる律儀なGeyserだ。
 Yはまだ、Geyserが何たるかをわかっていない模様。『Thomas,Thomas』、と白い煙にはしゃいでいた。周辺では雌エルクものんびりと草を食べていた。
 通算二度目のYellowstoneだったが、明るい時のWest Thumbには行ったことが無かったので、行ってみる。湖に近い点が他のものと雰囲気が非常に異なる。日本ならば、大温泉地帯になる所であろう。
 Natural Bridgeへは自転車で往復する。ブリッジとしては小さいものだが、多くの人が訪れていた。ブリッジの上まではパパだけが行ってきたら、Yは『Next time!!』、と言っていた。また今度来るかな?
 山登りをするような面白い一日ハイキングコースの少ないYellowstoneであるが、今度来る時は、Heart Lakeの湖畔で温泉につかりながらのんびりして、Mt. Sheridanに登ってみたいものだ。
 Hayden Valleyを通って北上する。ここでもBuffaloの群れが道路を占拠していた。こういった所でゆっくりBuffaloの通過するまで待つ人と、Buffaloを蹴散らすように車を進める人と、横顔を見ているとアメリカ人によってもいろいろあるのが面白かった。
 Canyonでは、2年前左岸側からしか滝を見ていなかったので、今回はゆっくり右岸側から滝を眺める。まずはUpper Falls=33m、Yは『たき』と叫んでいる。
 次にUncle Tom's Trailに向かう。ここには326の階段があるLower Falls=94mを望む展望コースだが、Yは自分で歩くと言って聞かない。虹のかかる非常に美しいコースであるが、多くのアメリカ人(太っている人が多いのだが)が喘ぎながら登ってくる。半信半疑で娘のやる事を見守っていたが、無事に階段を下り切ってしまった。
 登りはおんぶかな?と思っていたが、誰に似たのか強情なYはおんぶを拒否、結局全て自分の足だけで滝を往復してしまった。脱帽。
 駐車場ではコンロを出して、ホットドッグ。歩いたことを褒めてやると、嬉しそうにご飯を食べていた。
 今回はActivityに重視を置いたYellowstoneであったが、Yellowstoneを後にする時が来た。最後にBoiling Riverで温泉につかることにする。ここは ちょうどMammoth Hot Springsから北に下ったMT,WY間の州境付近に位置する。ピクニックエリアに多くの車が停まっているので、すぐにわかるであろう。また、上流のキャンプ場からはトレールがのびていた。こちらに宿泊するのも面白いであろう。
  駐車場からは10分くらい上流に向かえば温泉だ。温泉が岩の下から流れ出してきており、冷たい川の水と混じり合わせるようにタブが作られている。川の水が冷たいので、最適な温度の場所を探すのが大変だが、アメリカ人はぬるいお湯を好むので、あまりポジション争いは無かった。
 GardinerのNPゲートを通ってYellowstoneを離れる。今日の目的地は、またもや温泉Chico Hotsprings Resortだ。Gardinerからは30分くらいの距離に位置する。ホテルに到着して、Cはマッサージ、我々は温泉でゆっくり時間をつぶす。
 この温泉をみつけたのは、数少ない日本語サイトの一つだが、宿の人に聞いても日本人(アジア人)の利用は非常に少ないようだ。駐車場のLicense Plateも、モンタナナンバーが殆どであった。しかし聞くところによると、あのメグライアンも利用しているそうだ。
 この温泉の歴史も古く、創業は1900年である。建物も古い温泉宿といった感じで、我々はバストイレ無しの2BRに宿泊したが$68であった。共同Bathroomは清潔で、空いていれば利用可能である。好きな時に廊下でつながった温泉プールに入ることが出来る。もちろん水着着用ではあるが、消毒薬は使用しておらず純粋に温泉を楽しむことが出来る。プライベートを楽しみたい人には離れにCottageなどもあるが、車を利用する必要がある。
 ここの温泉の自慢の一つが、評判のレストランである。ワインも非常に充実している。おめかしして出撃、Riesling Wineのボトルを注文して、今日は宿泊代よりも高い夕食を頂く。味も素晴らしいものであった。Yもおなか一杯食べてくれた。
 夕食の後は、再び温泉へ。近所の憩いの場所であるのか、隣接したバーは人で一杯で、夜中までみんなどんちゃんしていた。


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