2004 Boston Marathon
4/18(Sun) 2日目 Boston |
今日は朝から軽くランニング。John Hancock Tower近くのゴール地点に行ってみる。既に会場の設営は始まっていた。 |
First Baptist ChurchからCommonwealth Avenue沿いには彫刻が多い。折からの暖気で花も開くいい天気だ。 |
明日は人で埋め尽くされたこのゴールを、どんなタイムで駆け抜けるのだろうか。日の丸に恥じないようにがんばりたいものだ。会場周辺には、レースの伴走に使用されるのであろうか、電気自動車があった。 |
Boston Commonまで行ってみる。Washington Monument, Soldiers Monument等が並び立つ。まだ朝も早かったので、Visitor Centerの前には誰もいなかった。 |
ホテルに戻った後、今度はみんなを連れて出撃。ゴール地点に再び行ってみると、歴代優勝者の名前が彫ってあった。日本の瀬古選手の名前もあった。彼は1981年と1987年の2回、優勝しているのだ。 |
ガイドブックに載っていたNewbury沿いの壁画は、痛みが激しかった。 |
Boston
Commonに向かう。まずはWashington Monumentで記念撮影。ここはBoston市民の憩いの場で、スワンボートなどもある。歴史のある街であるためか、こんな都会のど真ん中にお墓があるのは珍しい。 |
街には名物のダックボート(水陸両用車)が観光客を乗せてツアーを行っている。グラナリー墓地には、建国の偉人であるポール・リビア、サミュエル・アダムズ達が埋葬されている。King's Chapelは1688年創設の英国国教会の教会だ。 |
ボストンを観光する場合、やはりこのFreedom Trailを歩くことをお勧めする。歩く距離もさほどでも無いし、駐車場を探すのも大変だ。Old City Hallから、すぐにNational Park ServiceのVisitor Centerがある。その向かいには、ボストン最古の建築物であるOld State Houseがある。この建物は1713年に建築されたもので、1776年7月17日にはジョージ・ワシントンにより、独立宣言が高らかに読み上げられている。目の前には、ボストン虐殺事件(1770年)を示すために、玉石が円形に並べられている。アメリカ独立の引き金になった事件である。 |
Faneuil Hallは『自由のゆりかご』と呼ばれ、アメリカ独立へのために多くの討論がなされて所である。Quincy Marketは、その名の通りボストン市民の台所であった所であるが、現在では再開発されてショッピング街として生まれ変わり、観光名所になっている所だ。 |
Freedaom Trail巡りはここまでとして、Boston
Harbor Cruises社のホエール・ウオッチングツアーに参加することにする。クーポンを持っていたので、一人$28であった。お隣の水族館からもツアーは出ているのだが、こちらは3歳以下は乗れないので、注意が必要だ。 市内には上のような、多くの日本人ランナーの写真が展示されているが、この人が誰であるか知っている人は少ないのではないだろうか。ここボストンでは、現在まで日本人が計8回優勝しているが、写真は1953年の山田選手のものだ。当時24歳、記録は2:18:51で初めて20分を切ったタイムであった。優勝はこの1回なのであるが、ストーリーは実はここから始まる。その後も出場を続け、47歳時は2:34:51、67歳時には3:00:26!!、72歳時には3:27:31、75歳時には4:10:11のタイムを出している。瀬古選手は2回優勝しているので、有名になりそうだが、こちらの山田選手の方がボストン市民にとってはなじみの深い日本人であるといえよう。 |
船は双胴船でかなりスピードも出る。ポイントまでは距離があるので、室内の窓際の席を確保するといいだろう。ボストンの町が美しい。 |
一時間程走って、ポイントに到着。確かに鯨がいる! 食事に忙しいのか、息継ぎをしたらすぐに潜ってしまうので、注意して見ていないとわかりにくい。船の周囲まで来るのかと思っていたが、そうではなかった。その代わり、イルカがたくさん観察できた。Yは、船というものが認識出来ていないのだが、移り行く景色に機嫌は悪くない。 |
街に戻った後、先ほどのQuincy Marketに戻り、名物のクラムチャウダーに挑戦する。大道芸人もいて、非常に賑やかな所だ。そしてよくよく見てみると、ボストンマラソンへの参加者がたくさんいて、お互いに『Good luck!!』と言ってエールを交換している。、 |
マラソンのゼッケンを取りに、バスが出発しているSouth Stationに向かう。時間があれば、このAmtrakでBostonを訪れるのもいいだろう。 |
会場は熱気むんむん。今までの大会とは異なり、無駄な脂肪を持った人が皆無だ。明らかに全体のレベルが高いことがわかる。 |
帰りに復元された『ボストン茶会事件船』を見学。先輩であるT先生のお家におじゃますることとする。ここの地下鉄は1987年開業で、日本の近鉄が車両を納入している。Yはあまりに大きな『しゅっしゅっトレイン』に、興奮気味。 夕食はNewburyにあるShino Expressというお寿司屋さん。Clevelandと比較して非常に値段は安い。 |