Weekend 2021 September(3)



 9/25(Sat)-26(Sun) Abington, VA

 今年はCJ100でボロボロになる事はわかっていたので、後半は比較的楽な100マイルをエントリーしていた。その後、ばたばたして練習は全然だが、とりあえず練習がてらということで、予定通りYeti 100Mに参加する。レースは前日入りして、レースの中間地点となるDamasusは荷物をデポすることが出来る。そしてゼッケンの確保、ゴール地点で車中泊としたのだが、夜中に貨物列車が爆走するため、散々な朝であった。ゴール地点からは、スタート地点までシャトルバスで移動となる。

 コースは標高の高いWhitetopをスタートして、コースを1往復半するというコースだ。気温も低いのだが、何とかなるだろう。ヘッドランプは不要であった。そして7時にスタート、最初は気持ちのいい下りをとばしていく。10マイル下って最初のAS1=Taylor Vallyだ。ここからはやや緩やかな線路跡だ。そして18マイルのAS2=Damascusだ。ここからは気温も上昇してくる。ここから平坦区間となるのだが、スピードが落ちてくるのを自覚する。何とか頑張って25マイルのAS3=Alvaradoだ。

 ここから橋を渡った後、登りとなる。そして33マイルのAS4=Abingtonだ。かなり登りで消耗させられる。ここまで6時間ちょっと来てしまったが、かなりやばい状況だ。折り返しで下りなのだが、全く走れない。AS5からは歩きも入る。嘔吐も入る。睡魔も激しく、5分くらいベンチで横になる。ほうほうのていで49マイルのAS6=Damascusに帰ってくる。完全に危険信号が出ており、震えが止まらない。上下にウインドブレーカーを着込んで、体を休めた後、何とか前に進む。依然食べ物を体が受け付けない。

 AS7=Taylor Valley、AS8=Green Coveを歩いて突破、やっとWhitetopを折り返す。残りは3分の1だ。下りは何とか走るが、息が続かない。AS9は通過、AS10=Taylor Valleyで大休止となる。焚火に当たって体を回復させる。これでやっとましになってきた。AS11=Damascusでやっとヌードルが胃に入る。しばらくは歩きだったが、体の中に栄養が入ってくるのがわかる。AS12=Alvaradoで夜明けを迎える。ここでもヌードルが胃に入ると、無性に元気が出てきた。登りなのだが細かなステップで走り続け、ごぼう抜きをしていく。

 最後の坂も根性で走り続けて、ゴールする。RDも中間地点の死亡している姿を見ていたので、"Great comeback!"と言ってくれた。

 タイムは26:37:55、109位/280人であった。しっかり走れば、PRも可能なコースなだけに、残念だ。
 商品は、トレーナー、帽子、バフだった。いずれの大会でも最近思うのだが、クルーがいると助かる大会であろう。


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