Weekend 2016 September(1)



 9/3(Sat) Damascus, VA

 今年もIron Mountain 50 milesの季節がやってきた。このレースはローカルなレースなのだが、$25というお手軽さが気にっている。JFK 50なんかは$250するので、その安さが際立ってくる。申し込みは例年6/1、今年もあっという間に売り切れたそうだ。

 今年は夏場の走りこみは進んだのだが、日本に一時帰国→アメリカに帰ってからの連日の手術で、あまり調子がいいとは言えない状態であった。しかし夢にしているUTMBの参加のためには、あと1ポイントが足りない。そこでRace Organizerにお願いして、このレースを認定してもらう手続きから始まった。とにかく完走、そして12時間を何とか切れるかな、ぐらいの気持ちで参加することとなった。

 今回いつもと違うのは、GSO在住のNさん、30マイルレースに参加ということで、一緒の車に行くこととなった。Boone経由で6時過ぎには現地に到着、ゼッケンをいつも通りゲットするのであった。気温は例年になく低めで、高速レースの香りがする朝であった。

 そして7時にスタート! 最初の5マイルは廃線跡なのだが、1マイル8'19'' (8'36''=昨年のタイム)、2マイル8'22'' (8'34'')ととばして入る。3マイル8'42'' (9'18'')、4マイル8'56'' (9'17'')、5マイル9'48'' (10'37'')だ。ここまでは速いランナーには抜かれるままとなる。そしてエイドの後、ここから登りのセクションとなってくる。6マイルは無理せず15'00'' (14'42'')、7マイル11'29'' (12'12'')、クルーズコントロールに入って8マイル10'29'' (11'45'')、9マイル10'26'' (11'40'')、10マイル11'50'' (12'31'')、ここでエイドだ。1:43:29 (1:49:17)、6分も速いペースだ。ペースダウンしているランナーもいるのだが、まだまだ鼻息の荒いランナーには抜かれていく。
 ここから登りがあって11マイル12'06'' (12'24'')、もう一つ登りがあって12マイル10'17'' (11'10'')、ここから下り気味の道が続いて13マイル9'57'' (10'55'')、14マイル10'07''(10'33'')、嫌らしい岩の下りだがうまくこなしていく。最後は林道の下りをこなして15マイル10'04'' (9'23'')で、エイドステーションに到達する。ここでデポしておいたバッグから、羊羹などをゲットする。ここまで2:36:03 (2:43:45)、7分速いペースだが、やや体がしんどいか。
 続く林道は、走りと歩きを交える。16マイル13'29'' (13'15'')、17マイル10'29'' (10'19'')、18マイル10'47'' (10'51'')、19マイル12'57'' (12'42'')、明らかにペースが私よりも速いランナー2人に抜かれる。ここはまだレースの前半なので、自重して走ることにする。20マイル9'59'' (9'57'')、21マイル10'16'' (9'56'')、そしてエイドだ。ここまで3:34:03 (3:50:48)、まだまだ速いペースであることを自覚する。そして林道の下りに入る。22マイル9'31'' (10'53'')、23マイル9'58'' (10'33)、林道を離れてやや登りのセクションへ。ここで1人に抜かれる。24マイル12'45'' (12'54'')、25マイル11'03'' (10'01)、再び林道を下っていく。26マイル9'46'' (9'32'')、27マイル10'48'' (10'35'')、28マイル11'36'' (12'23'')、ここでエイドだ。タイムは4:59:34 (5:07:43)、ここまで5時間で来たということで、10分弱の貯金が出来たことになる。ずっと人には抜かれることはなかった。
 ここからの登りは、昨年スピードを落としすぎた感はあったので、がんばって小走りで進む。29マイル15'56'' (16'38'')、30マイル16'47'' (19'33)、31マイル19'24'' (20'31'')でエイドだ。5:51:43 (6:04:27)、このセクションでは、2人に抜かれるが、エイドでは追いつくことが出来た。ここから林道の登りだ。気温も上昇しており、胃も少しやられてきたようだ。32マイル13'55'' (14'22)、レース最高点を通過して、女性ランナーに抜かれる(9:15でゴールしたそうだ)。33マイル11'10'' (11'13'')、34マイル11'54'' (12'39'')、35マイル11'41'' (10'43'')と駆け下ってエイドに到達する。6:40:27 (6:53:27)、13分の貯金だ。7時間以内に帰ってきているので、10時間以内でのゴールは出来そうだ。ここからストックの使用を考えていたのだが、思っていたより路面状況がいいので、このまま下ることにする。栄養はあまり入らないのだが、ジャガイモと塩は摂取するようにする。

 36マイル13'33'' (13'41'')、嫌らしい登りで37マイル16'50'' (16'19'')、ペースが落ちてきていることを感じる。38マイル12'33'' (13'13'')、39マイル12'00'' (12'50'')、40マイル15'53'' (15'43'')、41マイル13'48'' (12'47'')でエイドだ。ペースは落ちているのだが、このセクションでは誰一人会わなかった。8:05:08 (8:18:02)、依然13分の貯金だ。

 体が悲鳴を上げ始めて、42マイル16'45'' (14'13'')、43マイル13'40'' (13'01'')、44マイル12'15'' (12'23'')、45マイル13'33'' (12'05'')、このセクションでは6人に抜かれる。女性2位のランナーにも抜かれた。いつものことなのだが、やつらの下りは速い。無人のエイドで水の補給を行い、ラストスパートに入る。登りの46マイル13'54'' (14'47'')、下りに入って47マイル12'43'' (11'48'')、48マイル10'51'' (10'49'')で市街地に出る。ここまで4人の30マイルランナーを抜いていく。後方を気にしながら市街地をとばして、最後は4'34'' (5'41'')、9:43:13 (9:52:53)でゴールする。
 約10分の記録更新だ。順位は24位/82人であった。
 レースには波があるのだが、今回ペースダウンしたセクションは、16-21マイル、37-43、43-ゴールであった。うまく全体をコントロール出来たレースであったが、課題もはっきりしてきたので、来年は9:30を目指して頑張って行きたいものだ。


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