Weekend 2016 July(3)
7/15(Fri)-17(Sun) West Windsor, VT |
先月のSan Diegoの敗退に意気消沈している中、帰りの飛行機の中で昨年も参加したVermont
100のwaiting listが非常に少ない事に気が付いた。そして、翌日すぐにRace directorに連絡をして参戦を決めたのであった($265)。Race参加のためのVolunteer
workは、昨年中止になって参加できなかった大会のものをあてがうことが出来た。ほぼ1ヶ月前で高かったが、飛行機はやはり直行便にした($418.70)。 当日は4時起床、7時30分のCLTからの飛行機に乗り込むのであった。 |
昨年の経験から、レンタルはAlamoにしておいた。予約は以前からしておいたのだが、定石通り前日に再チェックすると、$30安い値段で予約することが出来た($152.92 in 3 days)。Walmartでレース食料などを買出しした後($17.60)、Vermont入りするのであった。 |
今回はかつて来た道なので、迷うことなくレース会場へ。今回からは、心配していた体重チェックも無く、すぐに空腹にものを満たすのであった。 |
馬たちも、明日のレースに備えるのであった。 |
前回は車中泊したのだが、今回は絶対に完走が目標であったので、White River Junctionにホテルを抑えておいた。チェックインまで時間があったので、周囲の観光ということでQuechee Gorgeへ。 |
次に、明日のコースであるTaftsville Covered Bridgeへ。 |
ホテルは町の駅前にあるHotel Coolidgeへ($85.54)、古いホテルで雰囲気はいいのだが、やや廊下がうるさいか、、、。今回はレースの説明をぶっちして、眠りに入るのであった。 |
当日は1:30に起床する。腹ごしらえをした後、現地入り。ホテルからは30分もかからない。続々と勇者が集まってくる。そして、4時にスタートだ!スタートして60分程度は、ヘッドランプを使用しての走行となる。今回のテーマは、とにかく自重することだ。1マイルの下りはは8'49''で入る。次の登りは抑えて2マイルは11'17''、ここからの3マイルは下りだ。3マイル8'42''、4マイル8'48''、5マイル9'21''(46'59''、昨年47'06'')だ。 |
次に登りがあって走りやすい林道だ。クルーズコントロールに入り6マイル10'57''、7マイル11'00''、8マイル11'13''、9マイル8'59''、10マイル11'08''と距離を稼ぐ(53'20''=1:40:19、昨年56'07''=1:41:13)。 |
10マイルからは緩やかな下りだ。11マイル9'03''、12マイル9'05''、13マイル8'36''、14マイル8'43''、15マイル8'40''(44'10''=2:24:29、昨年43'57''=2:25:10)だ。 |
オフィシャルの写真撮影ポイントにもなっているTaftsville Bridgeを渡る。 |
ここのエイドステーションであるが、坂の手前の川沿いの部分に移動していた。そしてここから5マイルは登りのセクションだ。無理をせずにきつい坂は歩くことにする。16マイル11'26''、17マイル11'34''、18マイル10'54''だ。 |
そして今回もここで馬に抜かれることになる。 |
自重しながら19マイル13'41''、20マイル11'22''だ(59'01''=3:23:30、昨年57'05''=3:22:15)。 |
そしてここでPretty Houseエイドだ。トイレ休憩を行い、グラサンと帽子をゲットする。今日はじゃがいもがお腹に良く入るようだ。ここからすぐに下るのだが、アップダウンが多い。21マイル15'07''、22マイル9'37''、23マイル9'55''、24マイル15'31''、25マイル10'58''だ(61'12''=4:24:42、昨年55'20''=4:17:35)。結果的にはこの辺りから、昨年とはペースが落ちていることがわかる。 |
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山道を走り、26マイル13'35''、27マイル13'49''でコースの最高峰だ。前回はガスの中だったが、今日は絶景だ。登りでは馬に抜かれたのだが、下りではすいすい抜いていける。 |
28マイル14'47''、29マイル11'39''、30マイル10'31''(64'24''=5:29:06、昨年59'48''=5:17:23)でStage Roadのエイドステーションだ。登りはそれほどではないのだが、下りのふんばりが足りないことが自覚できる。やはり先週の疲れが残っているのか。 |
ここから2つの小山を超えなければいけない。昨年は最悪の山道だったが、今年はまだましだった。31マイル17'35''、32マイル15'55、33マイル10'26''、34マイル15'25''、35マイル14'26''(73'48''=6:42:54、昨年67'12''=6:24:35)と嫌な登りが続く。陽が照り付けて、気温も上昇してくる嫌な所だ。 |
36マイル11'28''、37マイル11'13''、38マイル11'09''と下ってLincoln Covered Bridgeだ。 |
そしてここからが強烈な登りだ。39マイル19'24''(エイド休息含む)、40マイル14'24''(67'42''=7:50:36、昨年59'12''=7:23:47)だ。去年はここで押した印象があり、後半崩壊の記憶があったので、余裕を持って歩く。 |
41マイル18'23''、42マイル16'40''でLilliansのエイドへ。舗装路を少し辿った後、田舎道へ。43マイル11'08''、44マイル14'25''、45マイル18'59''だ(79'36''=9:10:12、昨年67'16''=8:31:03)。時間もお昼を過ぎ、暑さがこたえるようになってきた。 |
46マイル14'19''、47マイル17'50''でCamp 10だ。 |
あまりいい食事が無いのが残念だ。水分補給を主に行い、次へ駒を進める。 |
48マイル14'08''、49マイル15'02''と平坦地をゆっくり走った後、再び強烈な登りだ。50マイルは18'39''(80'02''=10:30:14、昨年79'14''=9:50:17)だ。 |
ここから56マイルまでは登り下りの登山道だ。51マイル14'21''、52マイル15'36''、53マイル12'17''、54マイル16'30''、55マイル12'44''だ(71'31''=11:41:45、昨年83'29''=11:13:46)。このセクションが昨年激落ちだった場所だ。しかし今年はまだまだ余裕がある。そして59マイルまでの強烈な登りだ。56マイル11'46''、57マイル13'21''、58マイル18'02''でMargaritavilleだ。そして更に登りは続く。 |
59マイル18'58''、そして下りで60マイル14'26''だ(76'35''=12:58:20、昨年89'57''=12:43:43)。しかし下りではあまりスピードが上がらない。去年はここから力が沸いてきたのだが、今日はあまり下りのスピードが上がらない。61マイル12'08''、62マイル14'32''、63マイル14'32''、64マイル14'51''、65マイル17'23''(73'29''=14:11:49、昨年56'49''=13:40:32)で登りは終了だ。そして下りに入っていく。66マイル13'18''、67マイル13'14''、68マイル12'14''、そしてBear 10に戻ってくる。かなりダメージが大きいので、大休止を行う。また、ここでヘッドランプをゲットする。 |
栄養補給などを行い足が落ち着いた後、食べ物を手にして登りに取りかかる。69マイル27'36''、70マイル22'40''だ(89:04=15:40:53、昨年79'18''=14:59:50)。去年よりも遅いことが、日の傾きでわかる。 |
時刻も19時を過ぎた。Vermontの夕暮れが美しい。71マイル15'14''、72マイル15'07''、73マイル17'56''、74マイル19'06''、75マイル19'06''(86'33''=17:07:26、昨年80'24''=16:20:14)、そして76マイル24'13''でエイドだ。去年はここからヘッドランプだったが、今年はもう既に暗闇の中だ。残り24マイル=マラソンより短い距離だ。この辺りでゴールに向けての計算がはっきり出来るようになってきた。24マイルを6時間で、つまり時速4マイルを維持すれば、残り6時間30分で処理できるであろう。しかし、この疲れた足で時速4マイルは厳しいことはわかっている。周囲を走っているランナーに、目標タイムを聞くようになてくる。 |
バックルは表彰式の際に、昨年と同じものをもらえた。マグカップは昨年もらっているので、今年はコーヒーカップを頂いた。更に、去年は黒だったが今年は青のTシャツ、更にはPatgoniaのポケット付きランパンをもらうことが出来た。$60近くするものだけに、ありがたいことだ。 |
90マイルまでの記録だったが、やはり後半の粘りが少ないように思う。反省点としてはいろいろあげられると思う。 1、前半のペース 自重しようとおもったのだが、タイム的にはそれ程昨年と変わらないスピードであった。これ以上ゆっくり走るのは逆に体に負担になりそうで、リラックスしたいいペースではなかったかと思う。 2、今回は糖質の水分をCamel backにしたが、暑いレースでは少し浸透圧が高すぎるように思う。エイドステーションが頻繁にあるので、300mL程度の物を腰に持つ方がいいように思う。ヘッドランプを運ばなければいけない時間帯もあるので、ウエストバッグ&ハンドヘルドというスタイルがベストではないだろうか。 3、暑いレースだったので、水分補給がメインのレースとなった。食欲はあまりなかったが、主にジャガイモをほおばりながらのレースとなった。ようかんやもち、自分の大好きなおやつを、エイドステーションに残しておくべきであった。その場合、クーラーバッグもあるといいかもしれない。 4、ホテル泊にしたので、車中泊テント泊よりもぐっすり体を休めることが出来た。レース後は不要であろう。 5、レース途中では、登りの筋肉は大したことはなかったのだが、下りの筋肉の疲労が激しかった。スクワットなどの筋トレも有効と考えられる。 6、暗くなってからの腰ヘッドランプは有効であった。しっかりと明るく照らして、山道でのスピードを落とさないようにする工夫が必要だ。 7、暗くなってからのソロでの難しさを感じた。しっかり前を追っていく姿勢が重要だ。 |
私は24時間でゴールしたが、その後も30時間の制限時間を目指して多くの人がゴールを目指していた。 |
観光に行こうとも考えていたのだが、今日は何も考えずにぼ〜っとすることとする。晴れてきたVermontの空の下、今年もチキンをおいしく頂くのであった。表彰式の後は睡魔と戦いながら、飛行場へ($16.10)。今回は17:05のフライトでCLTへ。真っ暗になる前に帰宅するのであった($15)。充実した3日間であった。($970.86) |