Weekend 2010 October(4)



 10/23(Sat) Statesville

 日本人学校に行った後、StatesvilleのBalloon festivalに出撃することとする。場所はStatesvilleのダウンタウンから西にある飛行場だ。入場料を支払って会場に入ると、、、どこにも気球は無い。あれ外したかな、と思いながらとりあえず持ってきた椅子などを日陰に持っていって場所取りをする。
 のども渇いたので、ワインの試飲をする。$15なり。6社くらい出しているのだが、やや甘いワインしかおいていなかった。その中でなかなかおいしいChardonayを作っている(銀賞を得ている)Davesteのワインをお持ち帰りする。
 祭りには欠かせないBatterfly Chipsは、みんなの胃の中にあっという間に消えていった。
 子供の遊具はどこも無料なので、長蛇の列が作られている。その中で、Yもジャンプに挑戦する。

 手馴れたものなのか、くるくると回っていた。

 お友達のY君も、ぴょんぴょんはねていた。
 さて、気球も無いしどうしたものかと思っていたら、何やら気球らしきものを運んできたトラックが次々と現れる。
 ゆっくりと気球が開かれるのを眺める。
 かご、そして意外とコンパクトな気球本体。バーナー部分が大事な心臓部だ。
 
 次々とバルーンが展開されてきて、会場も熱気に包まれてきた。
 そうこうするうちに、各社扇風機を回し始めて、どんどんバルーンが膨らんでくる。高台から眺める姿は圧巻だ。そして、最初の気球が空に上がっていく。
 バルーンを膨らましていく過程が面白い。
 一つ空に上がりだすと早いもので、どんどん他の気球も上がっていく。
 Yも興奮状態で、写真を撮れとうるさい。
 夕陽に映えて、この時間が一番きれいなのかもしれない。
 とうとう目の前の3つの気球の一つが上がりだした。
 デザインがどれもしゃれている。
 扇風機の音とともに、バーナーの音も加わり、何ともいえない雰囲気だ。
 総数40機くらいであろうか、次々と空にあがっていく。
 なかなかかわいい気球が膨らみ始めた。
 目の前の一機が、大空に浮かんでいった。
 風に乗って上がっていく。一旦浮力がつきだすと、一気にあがっていくのが印象的であった。
 お気に入りの気球も空に上がっていった。
 多くが飛び立ち、残りも少なくなってきた。
 高台で見るのはこれくらいにして、気球の近くまで行ってみることにする。
 ある程度までは、扇風機で膨らますのだ。
 その後、バーナーに点火して、気球を垂直にしていく。
 『さあ、お客さん乗って下さいよー』
 あっという間に大空に浮かび上がってしまった。
 残りは10を切ってきた。
 残りの気球の周りに、人が群がりだした。
 この黄色い気球は、ちょっと手間取っているようだ。
 こちらの黄色は、あっという間に浮上していった。
 ケブラーであろう、細い綱が重さを支える。
 とうとうバーナーにも点火する。
 お客さんも乗り込む。
 ちょっと重いんちゃう?
 しかしバーナーに再点火して、上がっていった。
 
 これが最後の一機だ。
 前半はどんなイベントやらと不安にもなったが、なかなか面白いイベントであった。
 荷物をまとめて帰り支度をしていると、何やらもう一機用意を始めている。
 何か要領が悪いな。
 どうやら宣伝用で、飛ぶつもりはないようだ。
 車に固定して、客寄せ用に浮かび上がっているだけのようであった。

 なかなか日本でもお目にかかれないイベントだけに、お勧めのスポットである。


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