Weekend 2004 August (2)



 8/21(Sat)-22(Sun) Niagara Falls, ON

 今週は、ママの両親が初めて渡米したのだが、すっかりYはなついてしまったようだ。パパは術後のウシさんがいるのだが状態も落ち着いているので、早朝にチェックした後、K先生にお願いしてナイアガラに出撃する。
 まずはOhio, Harpersfieldカバーブリッジを見学する。まだカヌーで遊んだことの無い川なので、是非遊んでみたいところだ。
 Angolaで休息を入れながら、ゆっくりしたペースでNiagaraに到着する。駐車場代をとられるのは不本意なので、Goht Island内のThree Sisters前の駐車場(無料)に車を停めて、ママ手作りの重箱弁当で昼食とする。その後、滝と御対面!
 朝はあいにくの天気であったが、空には青空が広がる。心地よい風に乗った滝のしぶきが頬を濡らしてくれる。まだ夏休み中でもあるためか、人ごみは相当なものであった。
 次に新装されたVisitor Center前に路駐をかまして、Maid of the Mistを目指す。心配された時間待ちも無く、難なく搭乗する。我々も2年ぶりなので、乗ってみることとする。Yはこういった被り物が、妙に似合う。
 まずはアメリカ滝の前を通過、しぶきはかかってもこの陽気ですぐに乾いてしまう。そして最奥のカナダ滝を目指す。おばあちゃんは滝の迫力に興奮している。
 今回は風向きがイマイチであったが、結構濡れることが出来る。しかし、昨年同じこのナイアガラでカメラを壊しているだけに、カメラの故障が怖くて迫力のある写真は撮ることが出来なかった。下船した後、遊歩道を歩いてアメリカ滝のすぐ近くまで行って写真撮影。こちらも結構な迫力がある。
 アメリカ側はカナダ側と比べると滝の美しさは今ひとつであるが、いろいろな方向から、観光客も比較的少ない中で楽しめるので、のんびりしたい人にはうってつけだ。

 その後ビールを買出しした後、国境を通過する。特に何事も無くカナダに入国するが、DS-2019の提出を求められた。カナダ側もやや厳しくなっているのかな。
 今夜のお宿は、ナイアガラ滝の一番の展望と言われるSheraton Fallsview Hotelである。ここはホテルの並びでいうと、左岸最上流にあたる。Mariott, Embassy, Casinoが滝に近いホテルで、これらからの眺めは最高である。特に新しく出来たCasinoは、サービスの内容はまだ不明であるが、眺めは良さそうであった。一方、Hiltonは目の前にホテルが出来てしまったので、残念ながら景色は2流になってしまっている。

 予約していた部屋と少し違うので、食い下がったら朝食券をくれた。でも、部屋からの眺めはどちらも最高であった。特に4階の部屋にはベランダがついており、滝の雰囲気をそのまま味わうことが出来る。一方、プールはそれほど大きくなくイマイチ。プールだけの評価であれば、Hiltonの方が良さそうだ。
 赤く染まる夕陽がを滝を照らし、七色に輝いていた。非常に幻想的な風景を眺めることが出来た。
 今日の夕食は、Clifton Hillを登った所にあるベトナム料理とする。2年前からの我が家のお気に入りの店である。味も日本人にあうとともに、値段もお手ごろなので、非常にお勧めである。
 食事の後は町を散策する。ライトアップされた滝は、非常に幻想的である。金曜日と日曜日には花火があがるので、これに合わせて旅行計画を立てるのもいいであろう。
 翌日も絶好の天気だ。空にたなびく滝のしぶきをバックに、朝日を拝むことが出来た。気持ちのいい朝の空気を吸いながら、周辺をランニングする。
 朝食は昨日ゲットした無料朝食券でBuffet、あまり品数が揃っていなかった。2階にあるレストランからの眺めは、まあまあである。
 最後に部屋のベランダから記念撮影。ナイアガラ周辺で一番景色がいいと言われるのだが、確かに納得させられてしまう。
 チェックアウトの後、ホテルに車をデポしておいて、Inclineでテーブルロックを目指す。日本であれば、階段かエスカレーターで移動するくらいの距離であるが、他に階段なども無いので、しょうがなく$1.50を支払う。
 テーブルロックからカナダ滝の迫力を鑑賞。
 その後、Journey Behind the Fallのツアーに参加する。11:40のツアーになってしまったのだが、かなりの時間待ちがあった。やはりここは、早めに行かれることをお勧めする。
 その後、Skylon TowerRevolbing Restaurantで昼食。ここからの眺めを見ながら食事をするのは、本当に気持ちがいい。
 展望台から滝を眺める。今日は天気もいいので、トロントの町並みも望むことが出来た。

 Niagara Fallsから川沿いにドライブして、ワイナリー・Inniskillinを目指す。ぶどうはもうすぐ収穫を控えていた。(勝手に食べないように!) 最近人気が出てきているのか、試飲料金が値上げされていた。もう少しマイナーなワイナリーも調査する必要があるようだ。

 Inniskilinから少し北上した所にある果物屋さんに立ち寄る。おみやげがたくさん売っている。

 Niagara on the Lakeの散策。馬車が走るのんびりとした街で、Queen Street沿いにお土産屋さんが軒を連ねている。ところで、QueenがKingよりも高い位置にあるのは、世界共通なのであろうか。
 少し帰りが遅くなったこともあり、国境通過への渋滞は全く無し。GSTも滞りなくゲットした後、アメリカには車から降りる事無く、30秒程度で再入国することが出来た。係員も慣れてきたせいであろうか。
 美しい夕焼けを眺めながら、Clevelandに目指す。これで通算5回目のナイアガラへの旅であったが、また新たな発見があった。今度来る時はまた違ったナイアガラを見てみたいものだ。


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