2017 Summer Vacation in Japan



 7/29(Sat)-30(Sun) Cleveland, OH

 疲れが全くとれないまま、朝の2時に出発とする。車で10分離れたCuyahoga Fallsに移動して、ここの駐車場に駐車する。(ゴール地点からはやや離れているので、もう少し南側に駐車した方がいいかもしれない。) 2時30分からバスの乗車が始まり、North Chagrin Metroparkに移動する。ナショナルレベルのランナーは少ないが、そこそこシェイプアップされたランナーが揃っている。
 8年も過ごしたClevelandの慣れ親しんだメトロパークなのでやや感慨に浸りたいものだが、ちょっと今年の体の出来はイマイチのようだ。 
 そして朝4時にスタートだ。6時の日の出なので、集団で走るならばライトは不要であろう。今回は荷物をデポ出来なかったので、後半の予備電池を含めてのスタートとする。今回の作戦であるが、前半は11マイル過ぎまでロードなので、前半いけるところまで頑張って、暑い時間は我慢、暗くなってから持ち直すというぐらいの考えてスタートする。

 1マイル8'35''、右折して坂を登って2マイル9'55''、懐かしい場所だが暗闇の中を走っていく。3マイル9'19''で平坦地へ、アキレス腱はやはり芳しくないし、足も重めだ。4マイルは下って8'32''、そして道路を南下していく。5マイル9'20''、Mayfiled Rdを横切って6マイル9'27''、小さな橋を渡って7マイル9'21''、気温はやはり高めで、蒸し暑い。道路を淡々と南下して、8マイル9'27''、9マイル9'55''、10マイル9'39''、この辺りからはもうヘッドランプは不要だ。11マイル9'17''、ここでエイドステーションだ。ここでトイレ休憩が入る。そしてここからはトレイルに入っていく。

 12マイル11'24''、13マイル9'46''、14マイル10'06''、15マイル12'10''、思ったよりアップダウンがあるのでそれ程ペースは上がらない。16マイル10'36''、17マイル12'10''、18マイル13'22''、あまりペースが上がらないのを自覚する。19マイル12'01''、ここでヘッドランプをデポ出来る。中間地点で再び回収できるというシステムだ。20マイル11'43''、21マイル11'40''、22マイル12'14''、そしてエイドだ。気温も上昇してくるので、ペースを落とさざるをえない。

 23マイル14'30''、少し道路を走るが、スピードの上がりにくい右の細いトレイルに入っていく。24マイル13'51''、25マイル14'46''、普段ならば走れそうな坂であるが、レースが終わった感がある疲労感だ。26マイル13'29''、またメトロパークに入っていく。27マイル14'01''、ここでエイドで休息する。気温が高いので、氷を首に巻きつけるようにする。28マイル20'48''、お腹の調子も良くないようだ。

 気持ちのいいトレイルなのだが、馬力が出ない。29マイル14'04''、30マイル15'03''、31マイル14'27''、メトロパークを過ぎると道はそれ程良くないので、それ程スピードは上がらない。ここでエイド、再び氷のお世話になる。バイクトレイルを辿った後、右のトレイルへ。気づかずに直進する女性ランナーがいたが、叫べど無視状態であった。トレイルは細く曲がりくねっており、テクニカルだ。32マイル15'37''、道路に出て33マイル13'56''、Cuyahoga Valley National Parkに入っていく。
 足の状態はあまり良くないようだ。リズムを大事にしながら足を進める。34マイル12'45''、35マイル12'01''、36マイル12'30''、ここは何回走ったことであろうか、、、。

 本当に懐かしい風景だ。37マイル12'53''、38マイル16'58''、このセクションは実はアップダウンがあるので、体にこたえるセクションだ。39マイル15'44''、ここでエイド休息だ。暑さにいたぶられているので、氷がありがたい。しかし、長居もしてられない。40マイル22'48''、トレイルは細く、あまり飛ばせる感じではない。41マイル14'41''、42マイル14'21''、林道を走った後、ここでエイドだ。あと8マイルで中間点なので気分的に楽になるはずが、実はここからの8マイルが核心であった。

 43マイル15'42''、44マイル17'45''、ここのトレイルは歩いたことが無かったのだが、登り下り登り下りといやらしいアップダウンが続き、体が悲鳴を上げ始めている。45マイル17'35''、46マイル19'11''、ここでエイドで道路を横切るが、アップダウンは相変わらずだ。47マイル18'39''、48マイル17'09''、49マイル18'06''、Blue Hen Fallsを超えてここから下りと思いきや、強烈な階段もあったりで、心も折れ始める。
 50マイル17'30''、そして51マイル手前で中間点だ。ここのエイドでヘッドランプを回収する。右足にもやや痛みが出始めたため、サブ24が難しいことを感じる。再び氷を詰め込んで、足を前に進める。51マイル19'54''、CVNPのTowpathを辿って52マイル15'36''、右の小さなトレイルを辿って折り返す。

 道路を下った後53マイル16'12''、そしてBrandywine Fallsに向かって登っていく。54マイル16'28''、そして滝の上を折り返す。ここでエイドだ。ブドウが案外お腹に入る。ここからは下りなのだが、あまりスピードは上がらない。55マイル18'05''、56マイル15'02''、再びTowpathに戻ってくる。

 57マイル13'28''、この先で左に曲がり、高速道路の横を登っていく。58マイル16'59''、気温も上昇して苦しいところだ。そして再びトレイルに入っていく。相変わらずアップダウンが多い。59マイル17'06''、60マイル18'45''、ここでエイド、61マイル22'40''、ここから本来なら走りやすい舗装道路だ。舗装道路は64マイルまで続く。62マイル14'56''、63マイル15'17''、64マイル13'36''だ。
 そして右のトレイルへ、。下りがうれしい。65マイル14'40''、トンネルをくぐって、対岸へ。再び登りのセクションだ。66マイル19'19''、昔懐かしいLedgesを超えてエイドステーションだ。
 3分の2が終了しているのだが、体へのダメージは相当なものだ。ここで10分近くダウンする。この辺りから下りでも走ることは困難となってきた。67マイル25'13''、68マイル20'14''、69マイル20'29''、70マイル18'43''でKendall lakeへ。この先で日没を迎える。71マイル21'03''、72マイル20'16''、そして暗闇の中のエイドステーションだ。
 足は終わった感があるのだが、足をとにかく前に進めて完走を目指す。ここからは3.5マイルのループなのだが、一体自分がどこにいるのか、想像も出来ない。アップダウンも多く消耗する。73マイル32'00''、74マイル23'12''、道路そ少し走るが再びトレイルへ。75マイル19'59''、76マイル21'45''、またエイドに戻ってくる。とにかく次のエイドに向けて集中していく。もう残りはマラソンの距離は無いのだから。
 77マイル27'52''、78マイル22'43''、79マイル20'21''、80マイル22'35''、東西南北の感覚がなくなってくる。81マイル17'14''、とうもろこし畑の脇を抜けて道路に飛び出す。鉄道を横断して82マイル19'44''、そしてCovered Bridgeだ。ここにも4.5マイルのループがあるのだ。83マイル28'51''、84マイル23'19''、85マイル24'17''、86マイル24'27''、87マイル23'19''、右足首がやられてしまったようで、歩くのも困難だ。アップダウンもかなり感じられるトレイルだ。そjして再びCovered Bridgeのあるエイドに戻ってくる。低体温になってしまったようで、防寒具としてアルミ箔をかぶって温まった後、足を進める。88マイル38'03''、89マイル23'13''、足を引きずりながら道路を歩く。この先はTowpathに戻るものと思っていたのだが、しかし試練はまたやってくる。ここからまたトレイルなのだ。90マイル27'43''、谷からははるか離れて登っていくと、ひょっこり道路に出て、再びトレイルを下っていく。足が限界なので、杖を手にする。そして91マイル24'17''、やっと舗装道路に出る。残り10マイルちょっと、周囲もやや明るくなる気配のある5時30分だ。しかしここでGPS watchが電池切れとなる。
 もう歩くしか足は残っていないのだが、4時間で12マイルをこなさないといけない。周囲に時間を聞きながら、先を目指す。92.6マイルでエイド&トイレ休息、時間がぎりぎりだとわかっているので、殆ど休息無しで足を進める。ここからは平坦なTowopathだが、自分のペースがわからない。早歩きをしながら、足を進める。94.5マイル付近で橋をくぐり、更に3マイルで最終エイドへ98マイルへ。残りは4.2マイルで、時間は1:50だ。
 登りの舗装路を辿って右折、そして最後のトレイルに入っていく。話には聞いていたが、最後にアップダウンのある嫌らしいセクションだ。時間的に厳しいことはわかっているので、杖をつきながらなるべく早足で足を進める。そして100マイルを過ぎて最後の道路に出る。 
 時間がわからないので 、気持ちは焦るばかりなのだが、応援してくれる人は"You should be fine"と言って支えてくれる。あの駐車場付近がゴールだとしたら大変だなと思っていたら、ゴールはその遥か手前であった。最後は痛みに耐えながら、杖に頼ってゴールするのであった。
 29:37:29、120位/209人であった。私の後には9人のランナーがゴール出来たようであった。

11.5 mile, Polo, 1:47:40
26.5 mile, Egbert, 5:04:08
42.2 mile, Ottawa, 8:52:04
50.7 mile, Boston, 11:24:30
66.9 mile, Ledges, 15:54:56
76.5 mile, P Hollow II, 19:32:04
92.6 mile, Botzum, 25:54:51
102.2 mile, Finish, 29:37:29

 前半が11:30、後半が18:00というとんでもないペースだったが、正直よく諦めないでゴールできたと思う。アキレス腱の負傷を伴ってのランだったのだが、怪我や前日のアクシデントが無ければもっと速く走れるコースであった。サブ24を狙って、また機会があれば走ってみたいコースだ。

 本来は6時前にゴールできると思っていたのだが、もう10時近い。足を引きずりながら駐車場へ移動、すぐに近くのスポーツセンターでシャワーを浴びる。しかしここからがまた核心であった。一晩いや二晩寝ていない体には、慣れない道での運転は超危険であった。あまり記憶の無い中を走り、Google mapを頼りに飛行場に向かう。そして迷いながらもレンタルカーセンターへ。そしてシカゴへの飛行機に乗り込むのであった。
 シカゴからは、午後便のANAで羽田へ。ぼろぼろの体を引きずりながら、日本食に癒されるのであった。


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