2014 Short Vacation in CA, OR



 8/10(Sun) Lava Beds NM→Lassen Volcanic NP

  いよいよプチ休暇の最終日がやってきた。残り物一掃で、朝食はスパゲッティだ。キャンプ場は国道などから大きく離れているため、静寂の夜だった。しかし、何か動物が歩き回る音が気になる夜だった。何だったのかな??
 折角なので、ヘッドランプを持って洞窟探検に向かう。まずはLabyrinthへ。驚いたことに、他の穴ともつながっているようだ。
 小さな穴をくぐって、Thunderboltに出てきてしまった。
 次にUpper Sentinelから入って、Lower Sentinelに出てくるルートだ。
 こちらは比較的大きな穴なので、少々太めの人でも大丈夫だ。
 セルフツアーも出来るのんびりとしたNational Monumentだった。地理的に難しい場所にあるからであろうが、もっとメジャーになって良いNational Monumentであろう。
 さて、次のミッション遂行のために、南を目指す。牧場地帯を通過する際には、道路にいる牛さんにも気をつけなければいけない。

 2時間ちょっとで、Lassen Volcanic National Parkに到着することが出来た($10)。まずは、公園北東部に位置するButte Lakeだ。

 ここは、100年前まで活発な火山活動があった地域である。そして、今回の目的地は、Cinder Cone(2105m)=日本語で火砕丘だ。
 噴火の際の石が積み上げられた山なので、なかなか走ろうにも走れないトレイルだ。
 しかし、ローギアに入れ替えて一気に高度を稼ぐ。
 富士山の砂走りといった感じか。
 頂上からは、雄大な火山地形を眺めることが出来る。また、火口にも降り立つことが出来る。
 ↑黒いものは、全て溶岩である。溶岩を回るハイキングコースなどもあるようだ。
 いろいろな方角で、記念撮影をしてもらった。
 多くのNational Parkを訪れたが、非常に珍しい風景である。
 凄い景色だ。
 時間があれば、トレイルも行ってみたいが、火山礫がメインなので、走るのは少し大変だろう。
 ここも100年以上すれば、大きな森林地帯になることであろう。
 存分に火山地形を観察する。
 登りには20分以上かかった砂走り道であるが、下りは4分ちょっと駆け下ることが出来た。
 次に、公園の中心に向かうことにする。Crags Campgroundの近くでは、母熊+小熊X2を見ることが出来た。ここはBear Countryだ。
 Summit Lake、ここには気持ちのいいキャンプ場がある。
 冬の積雪が多いためであろう、森が豊かに広がる地形だ。
 次のトレランには、Lassen Peak(3187m)を目指すことにする。正にこの山が、100年前まで噴火していた場所だ。
 現在登山道を整備中なので、登山可能な日を調べてから訪問する必要がある。
 標高600m弱の登りなので、ラッシュアタックで頂上を目指す。南面には、僅かながら氷河地形も残っていた。また、僅かながら残雪も見られた。
 頂上直下まで走っていくと、かなりの雷雲が現れてきた。レンジャーも止めに入ってきたので、頂上は割愛することとする。
 下り道では、きれいな雨を見ることが出来た。
 とっととLake Helenに戻る。最後のトレランは、Bumpass Hellだ。Lake Helenに車を停めてもいいだろう。
 トレイルは主にトラバース道だ。
 いわゆる『地獄谷』を観察することが出来る。
 硫黄の析出物が多い。
 活発な温泉が湧き出ているようだ。
 Yellowstoneには及ばないが、なかなか見応えのあるスポットである。
 Kings Creekに車を停めて、Cold Boiling Lake経由で来るのもいいだろう。
 最後にSulphur Worksに立ち寄る。
 ここでは硫黄採掘の会社があったそうだ。

 さあ、休暇は終わりだ。Visitor Center隣のキャンプ場で身を清めて、帰り支度を整える。Sacramentoまでは、3時間のドライブだ。
 無事に車を返却して($230.02+gas$128.14)、Red eye flightを待つのであった($38.47)。短いようで、充実した休暇であった。またこんな弾丸ツアーを、企画したいものだ。


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