2012 Summer Vacation in Japan



 8/7(Tue) Hakusan

 山の朝は早い、4時ごろからごそごそしているキャンパーが多かったが、我々は5時起床で朝ごはんのラーメンを食べる。
 ちゃっちゃと用意をした後、撤収する。5時半には出発する。
 小屋に立ち寄った後、頂上を目指す。
 早朝のひんやりとした冷気が心地よい。
 目指すはエコーラインだ。展望歩道よりも、圧倒的に景色がいいし、花も多い。
 高度を上げると、別山が大きく望まれる。
 傾斜は急だが、みんながんばって朝の一ピッチ目を歩く。
 しばらく歩くと、白山頂上が見えてきた。
 やはり日本の山は美しいな、と感じてしまう。
 別当出合からの道と合流すれば、室堂はすぐそこだ。
 60分で到着することが出来た。ここで、手紙などを送ったりして20分間休息する。
 ここからは、クルマユリが美しい所だ。
 振り返れば、別山・室堂が美しい。
 高山植物も、至る所で花を咲かせている。
 25分の登りで、頂上だ。
 ちょうどガスが上がってきて、雲の中に入ったり出たりで、幻想的な雰囲気を味わう。
 雲海を楽しむが、北アルプス連峰などは、雲の中だった。
 今日はお鉢めぐりをしたかったのだが、うまくガスも晴れてくれた。
 25分間休んだ後、8時ちょうどに下山に入る。そう言えば小学校4年の時に、ここに来たよな。
 ここには多くの雪が残っている。昔は氷河も残っていたことであろう。
 スノーブリッジ渡りなどをする。
 下界は30度以上の猛暑だが、ここにいるとそんなことは忘れてしまう。
 頂上を、半時計周りに巻き込むように歩いていく。
 大きな雪渓があったので、滑ってみようとおもったが、傾斜が無くてうまくいかなかった。
 室堂を目指して歩く。
 9時に室堂に到着する。ここからは下るだけなので、おやつの残り物一掃を始める。
 木道を辿って、黒ボコ岩へ。
 ここからかなり急な九十九折があるが、ここも花が多い所だ。
 大写真大会をしながら下っていく。
 Yにもカメラを持たせて、思い思いの写真を撮らせる。
 ここは、登りならばしんどい所だ。
 45分で避難小屋へ、ここでカメラを落とすが、親切な人が持ってきてくれた。ありがとうございます。
 下り渋滞に巻きこまれたりもしたが、みんな下りは早い。
 11時10分には、下山することが出来た。

 今回はちょっと荷物を持ってもらったが、まだ肩から腰の筋肉は未発達のようだ。登る下るの筋肉は全く問題ないので、これから体が大きくなってくれば、長期の山行も可能となってくるであろう。初めての1泊2日での日本での山旅であったが、日本の山の美しさを再認識する山旅となった。次回は、もうちょっと山深い場所を歩いてみたいものだ。
 バスで別当出合に戻り、白山温泉で汗を流したが、白峰の温泉の方が施設が大きくていいだろう。その後、白峰で食事をとる。信号を右折した後、右側にある。ここでおそばを頂く。焼肉うどんって、どんな味ですか?
 まだまだ体力のある子供たちは、これくらいの運動だけでは、物足りないらしい。勝山に立ち寄って、恐竜博物館を見学することとする。驚くべきことは、月曜日だと言うのに物凄い混雑で、県外ナンバーの車が多く訪れていることであった。
 特別展は、始祖鳥についてであった。なかなか気合の入った展示である。
 ここから先は常設展だが、やはり世界的に見ても気合の入った展示である。
 やや疲れの見える大人だが、子供はそんなことはお構いなしだ。
 今回は、けんか無しで楽しんでくれた。
 これだけでは許してはくれない。
 とことんまで遊んでから帰途に着くのであった。もっと長い距離を歩かせる必要があったようだ。


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