2012 Short Vacation in ID & WY



 6/10(Sun) Yellowstone NP→SLCWinston-Salem

 結構冷える夜だな、と思っていたら、案の定外は雪であった

 まだ朝も早いのだが、早速観光に突入する。
 Old Faithfullは、今日も律儀に噴出するのであった。
 簡単な朝食を室内で済ませ、荷物をパックする。
 今日はどこかのハイキングに行きたいと思っていたのだが、周辺のGeyserが噴出しているので、それを観察することにする。
 急いで噴出場所に向かう。
 それは、Castle Geyserであった。
 かなりの時間噴出してくれるので、Old Faithfull Innで噴出を確認してから駆けつけてもいいだろう。
 30分以上ベンチに腰を下ろして、噴出を楽しむのであった。
 一帯の他のGeyserも煙を上げ、温泉気分を満喫できる。
 雪で滑る道を歩き、周辺の観光に向かう。
 小さなものでも、勢い良く噴出すると格好いい。
 これはGrotto Geyser。
 大好きなRiversideは、今日は大人しくしていた。
 そろそろSLCに向けて行動をおこすべく、ゆっくりとホテルの駐車場へ戻るのであった。
 このまま帰るのも勿体無いので、もうちょっと公園内を観光することにする。まずはMadisonまで戻って、Gibbon Fallsへ。
 これはBeryl Springだ。
 Norrisでは、ちょっと周辺を歩いてみることにする。
 ここは『地獄谷』といった感じか。
 周囲には、硫黄の匂いがぷんぷんしている。
 これはSteamboat Geyserだ。
 NorrisからCanyon Villageへと、峠を登っていくと、ゆったりと動く巨体が3つ。草を求めて移動中なのか、道路を占有しながら移動していた。
 Canyon Villageに到着して、まずはBrink of Lower Fallsへ。
 結構な上り下りだが、ちゃっちゃと小走りに写真を撮りに行く。
 この時期は、雪がこんなに残っているのだ。
 雪解け水のせいで、かなり豪快な滝であった。
 次にLookout Pointへ。
 Red Rockへも行って見る。
 まあ、滝を見るのにどこが一番いいとかは無く、いろいろな角度から見るのがいいのだろう。
 Grandviewへ。
 そしてInspiration Pointへ。2日前にはレンジャーの死亡事故があったそうだ。
 次にUpper Fallsへ。
 ここは氷河で作られたとかで、この上流は緩やかな流れが続く。
 最後に対岸のUpper Falls Viewへ。そういえば、この前着た時は、ここで昼食を食べたよな。
 Hayden Valleyを南に進む。
 あいにくの天気のせいか、この周辺にはほとんどバッファローはいなかった。

 美しい景色が続く。その昔ここは湖底だったそうだ。

 更に南へ進む。
 Sulphur Caldronへ。

 Mud Volcanoへ。

 この前来た時には気がつかなかったのだが、ここにはループトレイルがあるようだ。
 この辺りは地面の温度が高いために、今日のような寒い日には気持ちいいのであろう、バッファローがゆっくりと暖をとっていた。

 この辺りは、30数年前までは森だったのだが、1978年の地震の後、地面の温度の上昇があり、木が枯れてしまったというのだ。

 Black Dragon's Caldron、お湯が沸いている。
 ここも昔はただの暖かい沼だったものが、今はえらい激しく沸きあがっている。
 地球の内部を勉強できるいいチャンスだ。
 やっぱり、ここにはYもまた連れてこなければいけないようだ。
 ドライブは続き、とうとうYellowstone Lakeにやってきた。
 まずはGull Point Driveへ、水で遊ぶにはいい場所だ。
 次にWest Thumbへ。
 湖へ向けて、お湯が流れ出している。
 ここも『地獄谷』といった感じだ。
 それ程規模は大きくは無いのだが、温泉臭が心地よい。
 ここで初めて若い日本人家族を見た。ひところと比較して、随分減ったものだが、これが世界での日本の経済力なのかもしれない。
 ここにはいいキャンプ場もあるので、次回訪れる時は、ここがベースかな。
 Continental Divide(2435m)を超えて、南へ下る。外はすっかり雪景色で、えらい所に来てしまったものだと、今更ながら感慨にふける。
 ゲートを越えて、やってきましたGrand Tetonへ。
 残念ながら、今日は全くといっていいほど景色が見込めない。けれど、Green Riverの美しい流れは見ることが出来た。そういえば、ここで短いカヌートリップをしたっけ。
 ラフトもしたいが、今日は寒すぎる。
 ちょっとだけ、Tetonの山並みを見ることが出来た。
 Jacksonの町を通過して、SLCを目指す。

 当初はそのまま南下しようと思っていたが、睡魔に襲われそうな気がしてきたので、もっと楽な道をということで、I-15を目指すことにする。予想していた通り、こっちの方が随分楽だった。そして、暗くなる頃にSLCに到着して、夜中のアトランタ行きで朝方に帰着、そのまま手術室になだれこむのであった、、、。
 短い旅ではあったが、いい気晴らしになった。ある程度体が出来てくれば、一つのマラソンは楽勝なので、また是非ダブル+小旅行に挑戦したいものだ。



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