2010 Trip to Japan



 8/18(Wed) Yamaguchi

 朝のエクササイズとして、裏山の龍護峰(426m)に登ることにする。キャンプ場からの登り口を探すのに苦労するが、正解はトイレの横からでした。笹を時には掻き分けながら、山頂を目指す。ここは山焼きが行われているので、大きな樹木が育たないのだ。
 40分の登りで山頂に到着する。西には石灰岩の採石場がある。所々に見られる窪地はドリーネと呼ばれるもので、石灰岩が溶けて落ち込んだものだ。危険防止のため、そういった場所には柵が施されていた。
 御鉢山からは秋吉台の全体を望むことが出来るので(右から2枚目)、こちらの方が雰囲気はいいかもしれない。
 キャンプ場に戻ると、朝ごはんが出来ていた(感謝)。うどんに昨日の魚などをつつく。
 朝ごはんの後は、秋吉台のドライブだ。やはり、緑が濃いのが印象的であった。

 昔は放牧や農業なども行われていたそうで、陸軍の演習場もあったそうだが、現在は観光資源として大事にされているようだ。
 今日の目的地は、秋吉台サファリランドだ。もともとは金属関係の中古品を扱っていたそうだが、ホテルの経営などでこの辺りでは大きな企業となっている。
 お目当ては、動物に餌をやることの出来るサファリツアーだ。まずは各自餌を渡される。
 どうやって餌を与えるなどの説明を受けた後、いざ出発。ドア部分の強度は低いのであろう、つっかえ棒を渡して補強していた。
 まずは馬、大きな動物を間近に見ることが出来る。
 次にシマウマ・ラクダだ。
 それぞれの動物はセクション毎に分けられており、目視でゲートの開閉が行われていた。
 いよいよライオン。かなりの迫力だ。時々とんびが肉をさらいにくるので、それにも注意しなければいけない。
 なかなかこんな経験は、他では出来ないであろう。
 最後はトラだ。やはりこいつは猫ではない。おやつにもならない量かもしれないが、次々に肉をさらっていくのであった。
 バスでの見学を終えて、今度は動物を触れるコーナーへ。
 普段は消極的なYであるが、みんながいて安心感があるのか、いつもよりも積極的であった。
 ヤギは高い所まで餌を求めて登ってくる。私は猿の彫刻を見つけて、記念撮影する。
 いろいろな動物がいるので、餌をやるのに飽きない。
 馬系もたくさんいるのだが、口蹄疫の時には大変だったことであろう。ライオンの赤ちゃんとの記念撮影企画もあったが、これはパスする。
 カンガルーにも餌やり。
 アトラクションのただ券もついてきたので、ちゃっかり使用することにする。ちょっと設備投資が必要なようだ。
 ひとところ見学を終えた後は、今度は自分達の車で園内を見学する。
 バスでのツアー時は、車で動物を集めたりするので、動物との距離が非常に近くなる。やはりツアーに参加することをお勧めする。
 ライオンの記念撮影には、長蛇の列が出来ていた。
 次に、近所の白糸の滝の見学に行くことにする。
 そうめん流しをやっているので、軽いお昼ご飯とする。
 一致団結のもと、殆ど下流に落とすことなくそうめんをすくい上げる我々であった。
 滝の音を聞きながら、涼しさを楽しむのであった。
 お次は滝で水遊び。
 みんなびしょびしょになる前に、撤収することにする。
 近くに別府弁天池という、百名水に数えられている観光地があるので、こちらも立ち寄って見ることにする。この綺麗な水を使用して、マスの養殖が行われていた。
 どんな日照りでも枯れることの無い名水は、神社として大事にされていた。
 ここでマスの各種料理を味わう。美味である。
 そして秋吉台オートキャンプ場の隣にある温泉に入りにいく。昨今の温泉ブームで、こちらのキャンプ場の方が人気が高いようであった。
 お風呂の途中で雷雨があったので、夕食は外食にしてしまう。周辺は和同開珎などの奈良時代の銅を生産していた地域で、実は歴史のある地域だ。
 雨の後の蒸し暑さを感じながら、二日目の夜を過ごすのであった。


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