2008 Summer Vacation in Japan



  6日目 7/31(Thu) Mt. Haku
 実は日本に帰国する前から、日本の山を登りを登りたいと思い、テントなども持参していたのだが、今年の日本の夏は予想外に全線が日本の真ん中に停滞したため、山岳地帯は毎日どこかで雨が降るという状況であった。そんな中、唯一の好天日がこの日に現れることがわかったため、地元の名山、白山を目指すことにする。
 当初は2人で登山予定だったものが、何やら同行者が増えて、8人の大所帯となってしまった。

 通常の白山登山は、交通規制が行われているのだが、火曜日の夕方から木曜日の夕方までは、それが解除されるのだ。しかし、我々が到着すると同時に交通規制が行われたようだ。早め早めの到着を目指した方がいいだろう。

 白山と言えども、暑さは相当のものがある。樹林に囲まれた砂防新道を辿ることにして、釣り橋を渡る。
 森の中の日陰の小道は、心地よい。
 ゆっくりと高度を稼いでいく。
 水場をパスして、視界が広がる所で休息とする。
 上の子供達は、元気一杯だ。エネルギーを持て余しているようだ。甚の助で大休止とする。
 南竜への分岐を分けて、黒ボコ岩へと登っていく。 
 この辺りから、多くの高山植物を見ることが出来る。
 そして、ようやくお目当てのニッコウキスゲに会うことが出来た。
 黒ボコ岩はすぐそこだ。
 黒ボコ岩からは、白山本峰も眺めることが出来る。
 室堂からは、ややガスが広がってきた。辛抱たまらずパパの背中に頼ることになるが、最後はしっかりと自分の足で歩いてもらう。
 イワキキョウなども観察しながら、ようやく2,702mの白山御前峰に到着する。
 下界の暑さが嘘のようだが、実は山頂の気温は、Clevelndと同じだったりして、少しショックを受ける。
 当初はお鉢巡りも予定していたのだが、ガスも出てきて雨が予想されるので、割愛することにする。
 雲の動きを見ながら、室堂を目指す。
 室堂は山上に浮かぶ楽園といった感じだ。
 室堂で腹ごしらえをした後、一路下山することとする。
 下りは登りのしんどさが嘘のように、子供達は駆け下っていく。
 2回の休息を入れながら、砂防新道の樹林帯を下っていく。
 休息も入れて、登り4時間、下り4時間で登山口に到着することが出来た。つり橋を渡って、アイスクリームで疲れを癒す。
 帰りは、子供達は爆睡であった。(日記はこんな感じ)


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