2007 Winter Vacation Report in Southcoast



  1日目 12/23(Sun) Cleveland→New Orleans

 緊急手術X2のために、予定していたよりも出発がかなり遅れたが、念願だったポケベルの電源を切ることが出来(涙)、晴れて休暇に向かうことにする。20:30に出発、I-71を南下して、OH,KY,TNから、未知のAlabamaに突入する。ここにはHuntsvilleに宇宙センターがあるためか、ロケットが我々を迎えてくれた。

 夜中の運転はかなりこたえるのだが、日が登る頃にはしっかりと目も冴えてくる。長かったAlabamaを通過してMississippiに入ると、緑もまぶしくなってくる。
 そして、お昼前についにLouisianaに入る。Lake Pontchartrainを渡り、いよいよNew Orleans市内に入っていく。
 実は以前からNew Orleans計画はあったのだが、2年前のハリケーン・カトリーナのために断念。その後復興の機会を伺い、現在に至った訳だ。さて心配された市内の状況であるが、まだまだ復興は先といった感じで、周辺部はまだまだ廃墟が多い。屋根が壊れた家・窓がベニヤ板で打ちつけられた家が多い。市街に入っても同じような感じで、高架下にはテント村が出来ている始末だ。French Quarterから1km以内でも、壊れたホテルやビルも多く見受けられ、驚かされる。
 しかしハリケーンの被害が無かったFrench Quarter内は、非常に綺麗だ。観光客も多く散見される。まずは予約しておいた★★★★ホテルのMonteleone Hotelに入る。このクラスでクリスマスシーズンであれば、$200以上が当然であろうが、まだ観光客は戻っていないのであろう、$100ちょっと2Bedをおさえることが出来た。最上階なので展望は最高だ。
 屋上には展望温水プールもあり、ジャズの町の喧騒を忘れてリラックスすることも出来る(残念ながら気温低下のため、プールは入らずじまいであった)。
 まずは市内観光に向かう。Canl Streetは一部水没した地域でもあり、一部廃墟も残されている。通りを南下すれば、遠くOhioなどからも水を集める、長さ6,210kmのMississippi Riverだ。川幅はそれ程広くも無い。
 ここにはお目当ての水族館もある。ここで昼食をと考えていたのだが、あまりにも貧相なフードコートに嫌気が差して、すぐに場所を変更するために、French Quarter周辺に舞い戻る。
 ふらりと立ち寄ったSeafoodのお店で、早速グラスを傾ける。そして念願のオイスター三昧だ。
 お腹を満たした後、水族館に舞い戻る。今まで多くの水族館を訪れすぎたせいか、あまりこれといった驚きは無いのだが、それなりに楽しむことが出来る。
 Yの興味は、魚類・動物よりも、現在はどうやら恐竜であるようだ。

 熱帯コーナーがあるところは、Tampaの水族館に少し似ている。しかし、水族館内に飲み屋があるのは、あそこくらいであろうが、、、

 タッチコーナーなどもあり、子供も十分に楽しむことが出来る。
 そして最近のお目当ての"Penny"をゲットする。
 閉園のぎりぎりまで、園内で遊ぶことにする。
 そこへ一台の蒸気船が、Nutchez号である。古きアメリカの雰囲気を味わうならば、こちらもいいかもしれない。
 最後に大水槽を観察した後、撤退することにして、川岸沿いを散策することにする。

 流れはあまり感じられないのだが、水深は64mもあるそうで、深部は相当な流量が予想される。下流を望みながら記念撮影をするが、ここから河口までまだ170kmもあるそうだ。

 夕暮れ時を、Jackson広場周辺で過ごす。まだまだ復興の道が厳しいNew Orleansであるが、ここだけは別の雰囲気であるようであった。
 多くの観光客でにぎわっていた。
 Preservation Hallなどを巡りながら、まだ静かなBourbon Streetをそぞろ歩きする。
 お腹もあまり空かないので、ジムで汗を流してお腹を減らした後、ちょうどこの時期にNOを訪れていたM先生ご夫妻にお会いする。夜食の後は、Preservation HallでJazzの生演奏も聞くことが出来た。立ち見ながら全く並ばずに入れたので、やはり観光客は少ないのであろう。
 ところで、街の至る所からJazzの音色が聞こえてくると実は期待していたのだが、Jazzのお店はかなり減少しているようで、何でもありのお店が多かった。Jazzが目的ならば、しっかりと下調べをすることをお勧めする。


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